楽食ちゃ~ぶ「お醤油っていろいろあるけれど!?」企画開催
こんにちは~!!食いしん坊グループ楽食ちゃ~ぶでっす。
11月7日。「お醤油っていろいろあるけれど!?」企画を
横浜北センターにて開催しました。
パルシステムのカタログで掲載されるお醤油、たくさんありますが、
皆さんのお宅では、どのお醤油を愛用されていますか?
「国産丸大豆しょうゆ」、「特選丸大豆しょうゆ」、「減塩丸大豆しょうゆ」、はたまた「うす塩しょうゆ」「「天然醸造醤油」・・・別カタログのぷれーんぺーじをのぞいてみると
「粟しょうゆ」「キヌアしょうゆ」「米しょうゆ」なんてのもあります。
今回の企画では、パルシステムのプライベートブランド「PB商品」として
商品を提供くださっている、窪田味噌醤油 さんをお招きしました。
企画の講師は、窪田味噌醤油さんの技術顧問、田中秀夫さんにお願いしました(写真左奥)。
窪田さんは、日本醤油研究所で理事などもなさっていたお醤油のエキスパートで、
私たちは「しょうゆ博士」と呼ばせていただいておりました。
窪田さんのお話・・・
ヨーロッパは酵素の文化。日本は麹の文化です。
日本酒や味噌、醤油などは、麹の働きで成り立つ調味料。
その麹は、日本の風土が最も働きやすい環境にある。
人ができることは限られていて、麹などの微生物が働きやすい環境を作ってあげるだけ。
~職人さんだな~と感動しながら聞いていました。
どんな道でも、極めている人は自然や環境に敬意をもってお仕事されているんですね。
お醤油の原料である、丸大豆と小麦と塩をシャーレに入れて持ってくてくださいました。
昔々、今のような技術革新がなかったころは、春先に仕込んで秋に絞るのが
一番おいしく仕上がる時期なんだそうです。今は、技術の力で、それにで近い環境にして、
一年中おいしさが保てるようになっているそうです。
それから、お醤油の香りの成分は実に300種類もあるそうです。
その成分には、りんごやバニラに含まれている成分もあるそうで、
「醤油」としてまとまっているなかに、奥の深い豊かな香りのハーモニーが醸し出されているわけですね!
その成分が様々に働いて、たとえば魚介類や肉類の生臭さを消してくれたり、
表に出て味を引き立ててくれたり、隠し味として引き締めてくれたりと、
私たちの食卓を味わい深いものにしてくれています。
あー素晴らしきかな、お醤油さまさま。
さて、こんな味わい深い話を聞いていると、おなかもすきますね!!
「お醤油企画」だけに、お醤油を主役にしたメニューをご用意いたしました。
窪田味噌醤油さんの「国産丸大豆しょうゆ」「特選丸大豆しょうゆ」「減塩丸大豆しょうゆ」
を味比べしてみました。
比較しやすいように、「木綿豆腐」、「かまぼこ」、「焼き海苔」を用意。
そのほか
「ホウレンソウと水菜の醤油洗いサラダ~彩りよく柿とともに」
「茹でた『こめたまご』のしょうゆ漬け」
「刻み野菜のだし」
「海苔のつくだに」
「ひじきと木耳、ちりめんじゃこの生ふりかけ」
どれもこれもご飯の進むものばかりです。
そして、
「しょうゆ番茶」 もご賞味いただきました。
これは、ほうじ茶や番茶などのお茶を入れる際、急須にお湯を注ぐ前に
ほんの一匙お醤油をたらしてお茶を入れます。
体を温めてくれ、貧血の方にもいいそうです!
お醤油ってすごい!!
食べながら講師の田中さんとともに、お醤油談義で盛り上がりました。
「ぶっちゃけどのくらい持つの?」
「保存方法は??」
「この佃煮の作り方教えて~!」
「おかわりいただきま~す」
ぶっちゃけどのくらい持つの?は、ここでは公式なものになるのでコメントは控えますが・・
やはり、お醤油は麹が生んだ生き物なので、空気に触れることが一番劣化を早めるそうです。
保存方法のベストは、冷蔵庫。おいしさを保てるそうです。
でも、大きなビンは冷蔵庫にはなかなか作れないスペースですよね。
「私は、大瓶は温度差の少ない室内に置いて、小瓶に移したものを冷蔵庫に入れています」
など、いろんな家庭の保存方法も飛び交いました。
お醤油でかなり盛り上がった試食タイム。
予定時間を大幅に超えて、楽しくワイワイと交流をし、和やかに企画は終了いたしました。
ご参加くださった皆さん、そしてお醤油博士の田中さん、窪田味噌醤油さん、
本当にありがとうございました。
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