学んで味わう♪米沢郷鶏肉 学習会 その1
横浜北エリア・年間おすすめ商品である『米沢郷鶏肉』
その『米沢郷鶏肉』をよーく知るために6月11日横浜北センターにて《学んで味わう ♪ 米沢郷鶏肉》を開催しました。
そしてお忙しい中、”米沢郷牧場”の伊藤幸蔵代表取締役がかけつけてくださいました。
まずは連合会の方からパルシステムの「産直」についてのお話を伺いました。
「産直」という言葉はパルシステムだけでなくあちこちのスーパーでつかわれていますね。
ただ一般的につかわれている「産直」は、「生産者の顔が見えるから安心」(生産者から消費者の顔は見えない)という表現がよく使われています。
パルシステムの「産直」は、生産者の顔が見えるのは当たり前。生産者からも消費者の顔が見えているので、生産者は安心で美味しいものを作る努力を続けることができます。
パルシステムのいう「産直」は「生産者と消費者の交流を通じて、共に創る運動」であり、「産地直送」とは意味が異なります。
パルシステムの組合員が産直品を購入することは、運動としての産直に日常的に参加することになるのです。
そして次にパルシステムが目指す畜産、日本型畜産モデルの推進についても伺いました。
日本型畜産モデルとは、国産自給飼料の活用を進め、できる限り薬剤に頼らずに動物を育て、「食」と「農」をつなぐこと。
そうすることで「いのち」と「環境」を守っていくこと。
一般的には日本における畜産は、外国産の飼料を使用し、病気の予防を目的に飼料に抗菌性物質を添加しています。
(一般的なブロイラー飼育に関していえば、法定休薬期間(出荷前7日間)を飼料に抗菌性物質を添加している場合があります。)
抗菌性物質を多投することにより、薬剤耐性菌が増加し治療を困難にする場合や、自然環境に悪影響を与える場合があるため、抗菌性物質の削減や適正使用をすすめております。
食の安全のため、少しでも日本の畜産がよくなるようにパルシステムは取り組んでいるのです。
そしてパルシステムとともにそのような取り組みを30年以上にわたり実践しているのが”米沢郷牧場”なのです
米沢郷牧場の鶏肉をはじめとするパルシステムの産直鶏は、全期間を通じて抗生物質を投与していない飼料によって育てられています。
このまま”米沢郷牧場”の話にうつりたいところですが、
この学習会ではパル・ミートの方より冷凍肉の美味しい食べ方も教えていただきましたので先にご紹介させていただきますね。
”米沢郷牧場”のお話は その2 に続きます!
≪冷凍肉の美味しい食べ方≫
パルシステムのお肉は冷蔵のものもありますが冷凍のものも同じくらいあります。
今回この学習会で取り上げた米沢郷鶏肉をはじめとするパルシステムの鶏肉はすべて冷凍です。
初めて知ったのですが、鶏肉は豚肉や牛肉と比べて熟成期間が短いのだそうです
ですから鶏肉に関しては新鮮なうちに急速冷凍し、できる限り味を損なわないために温度管理や衛生管理を徹底しているのでだそうです
ちなみにスーパーで売られている冷蔵ケースにある鶏肉は、国産のものは冷蔵が主、外国産は冷凍または解凍品のものがあります。
さて、解凍方法ですが。。。
時間があるとき →→→ 冷蔵室に移してじっくり解凍
時間がないとき →→→ 流水解凍
かくし技! →→→ 凍ったまま調味料につけながら解凍
一番やってはいけないのが解凍しないままの調理!
解凍しないまま調理すると筋繊維がこわれ肉汁が流出し、味を損なう原因となります。
手間暇かけて育てられ私たちのところに届いたお肉だからこそ美味しくいただきましょう
今回の学習会は『学んで味わう♪米沢郷鶏肉』でしたので学習会の最後に試食もおこないました。
・塩・コショウによるモモ肉のソテー
・茹でたムネ肉ときゅうりでバンバンジー風に
・ムネ肉を茹でた際の茹で汁で作ったシンプルなスープ
・子供にも人気なスパイシーフライドチキンのサンドイッチとサラダ
メニュー決めの際にかなり味付けに悩んだスープでしたが、
鶏ガラスープを加える必要はまったくなくシンプルな味付けと薬味で充分に鶏肉の旨味があり美味しい一品に仕上がりました。
参加者の皆さんにも米沢郷鶏肉の美味しさを体感していただくことができ満足していただけました。
試食を頂きながらの交流も盛り上がり、伊藤代表を囲むテーブルでは質問がつきませんでした。
その2 へ続く!
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