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2016年8月

2016年8月29日 (月)

はまきた夢通信 9月号

Yokohamakita hamakitayume_201608.pdf

2016年8月16日 (火)

小田原交流 摘果みかんジュース作り

8月10日、気温33度という夏真っ盛りの中、果樹の学校の今回は、みかんの摘果とジュース作り
という事で生産者石井さんのお宅に家族でおじゃましました。

今年はハチが多いようで、今回摘果させていただく木のあたりは事前に石井さんご夫婦で点検
していただいているとの事でしたが、でき るだけ皆さん散らばる事のないようについて来てくださいね~
との注意事項を聞き、お家の裏にあるみかん畑に出発です。

先ずは、枝を揺らしてハチがいないか点検し、それから葉っぱ25枚くらいに実が1個になるよう、
よ~く見て小さなものや傷のあるものを摘果していくと教えていただきました。
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ちなみに、もしハチがいた場合は、ブーンと飛んで来るのでゆっくり逃げる…だそうです^^;
石井さんの摘果作業を見て、ふむふむ何だか簡単そう!と思い、いざ自分でやってみると、

なかなか上手く実がもげない…引っ張ると葉っぱまで付いてきたりして^^;
石井さんは、片手でチョイチョイと簡単そう!ちょっと捻りながら 傾ける、てこの原理を使うんだよ
って教えてもらいましたが、さずがのプロ技でした!
手の届く範囲だけでも、こんなにもいでしまって大丈夫?というほどたくさん摘果しましたが、
まだまだ実はいっぱいあります。石井さんは、奥さまとお二人で上の方の実や内側の実など
まんべんなく摘果し、秋の収穫の際に適正サイズな実が採れるようにと、木の状態を確認
しながら毎日作業されているとの事でした。

さて次の作業は、摘果作業で取れた濃い緑色のかわいい小さな実を潰して、みかん汁を
絞り出します。

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冷たい井戸水に手を入れて洗う作業をする子どもたち~楽しそう!まるでお祭りの
スーパーボールすくいみたい。
キレイに洗ったあとは、みかん汁がいっぱい出るようにカットします。
以前は、半分に切っていたそうですが、石井さんがみかん汁を絞り出す機械を見学しに行った
際に、半分に切り落としてしまわず少しずつ切り込みを入れている感じだったとの事で2、3年前
からそのようにしているとのことでした。
その方が皮の苦味が出にくいそうです。そうやって少しでもおいしいものを作りたいと工夫するのも、
日々の努力なんですね。

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大活躍していたのは、40年ほど使っているという絞り器、実を入れてレバーを下ろして絞るというもの、
実が7~8個で約50ccほどが絞れていました。ついついギ ューっと何回もレバーを押して絞り出したく
なりますが、あまり絞りすぎると苦味が出るとの事で、その辺りはほどほどに^^;

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全員で分担して流れ作業のような状態を繰り返し、ペットボトルに注いでいきます。
会話も弾み、息も合って来た絞り作業終盤に、石井さんが梅干しの種取り器というものを手作り
したんだと持って来てくれました。実を挟んで潰して真ん中のくぼみで種を取るという木でできたもの。
その器具を使って、みかん汁も絞り出す事ができました!でも、もう作業終盤…もっと早く出してよ~
っと笑いを誘っていました。
みんなの頑張りでいっぱい絞ったみかん汁、約1時間の作業でだいたい6リットル分の みかんジュース
ができました。

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みかんジュースとして飲むには、3、4倍に薄めて、糖度6くらいのため子どもにはちょっとお砂糖を加え
たりして飲むのがオススメです。
作業途中、石井さんの奥さま手作りのみかんジュース、きゅうりの漬物やヨーグルト風シャーベットアイス
などをいただきました。
どれもみかん汁を使って作られたもの!冷たく冷えてて美味しかった~
なかでもきゅうりを切って、麺つゆとみかん汁を合わせたものに漬けたお漬物は、ほんのりみかんの風味の
するとても美味しいお漬物でした。

色々なものに使えるみかんジュース!
「緑みかん」と書いて「あおみかん」と読む『緑みかんシロップ』は、インターネット限定販売しか されていない
そうですが、1度食したらハマります!人気があるのもうなずけます。
今度、『緑みかんシロップ』を見かけたら、暑い中みんなで協力して絞った今回のみかんジュース作りを
思い出しそうです(*^^)v
今回もあたたかく迎えてくださった石井さんご夫妻、ありがとうございました!
次は、元気に育ったみかんの収穫にうかがいます。またよろしくお願いします。
Y.S

2016年8月 1日 (月)

となりのいきもの自然観察会♪

7月29日(金)都筑中央公園にて自然観察会を開催しました。
今日は快晴sunお休みの方もなく参加者22名、絶好の自然観察日和となりました。
はじめに、全国森林インストラクターの片山篤史さんから手作りの資料をいただき、ハチが来た時などの注意事項もしっかり聞いて、さあ出発です!

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早速、池の周りにはたくさんの生き物がいる様子。片山さんが説明をされている最中にもきれいなカワセミが飛んで来たり、「ここに何かがいる~」なんて事もしばしば^^;
虫や葉っぱや鳥…「これ、何ですか~sign03」の子どもたちの声に即答されたり、ミンミン、ジージーなど今鳴いている虫の声を聞いて 『5種類の虫の声が聞こえますね~ミンミンゼミ、クマゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ…』って、あと1つメモとれませんでしたcoldsweats01…それにしても同時に鳴いている声を聞き分ける片山さん…凄いです。

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たくさんのセミの抜け殻を見つけては、これは何というセミなのか片山さんの資料で調べたり聞いたり、また他の生き物がいないかキョロキョロしたりして子どもたちも大忙し。
普通に遊歩道を歩いているだけなのに、簡単にオスやメスのカブトムシたちを見つける事もできました。

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「この公園、自然ありすぎ~shine」と言う子の声も聞こえてきました。そう、ここは、市営地下鉄センター南駅から徒歩5分の場所なんですよねhappy01

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エゴノキは、果皮に有毒なエゴサポニンが含まれていて、昔はそれをすりつぶして川に流して魚を気絶させて獲るという漁をしていたこともあったそう。

イヌシデは、花穂の垂れ下がる様子が、神社の玉串や注連縄などのひらひらしてる白い紙(シデ)に似ているから、そう名づいたらしい。

今まで何度も散歩に来ていましたが、たくさんの木にこうやって名前が書かれているのを見ても「ふ~ん、こんな名前か」くらいにしか思っていませんでしたが、こうやって片山さんから由来を聞くと、「へ~、へぇ~、ヘエ~」と、どっかに昔のトリビアの泉のへぇ~ボタンがないかとおもってしまうほどでしたsmile

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ばじょうじ谷戸休憩所で、子どもたちにパルシステムのお菓子詰め合わせを渡してひと休み。休憩所の看板にもセミの抜け殻がついていましたeyeこんなに高いところまで登って来たんだね。

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きれいな水色のトンボは、オオシオカラトンボ!

産卵している黄チョウ!

などなど、まだまだキョロキョロと周りを見ながらも時間通り11時30分ゴール地点に到着です。盛りだくさんの生きものに出会えた「となりのいきもの自然観察会♪」私たちつむぎくらぶのメンバーも参加者のみなさんと一緒にとても楽しい時間を過ごすことができました。

たのしく色々な事を教えて下さったインストラクターの片山さん、本当にありがとうございました。

解散した後もまた公園の中に入って行かれるツワモノ参加者さんもいましたupさて、この観察会でどんな夏休みの宿題の自由研究ができあがるのかな~ 参加された方々!ご報告をお待ちしていま~すloveletter     Y.S.



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