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2019年6月

2019年6月18日 (火)

コア・フード有機野菜のおいしさのヒミツ💛

2019年5月31日、クッキングサロンハマッ子(横浜市営地下鉄 センター北駅下車)にて、
「“コア・フード”食べて学ぼう!こだわり野菜の生産者と交流会」を開催しました。
当日は13名の組合員さんが参加してくださいました!

今年度の横浜北エリアのおすすめ商品は「コア・フードの野菜」なのですが、
パルシステムの野菜にはいくつか種類があるのをご存知でしょうか?
まずはパルシステムの野菜について、㈱ジーピーエスの下(しも)さんがお話してくださいました。

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パルシステムの野菜(米も)は、産地との約束である“産直四原則”に則って栽培されたものであります。
(パルシステムの“産直”については、こちらをご覧ください。→https://www.pal-system.co.jp/sanchoku/)
そうして作られた野菜にはさらに3つの基準に分けられます。
  ① コア・フード ② エコ・チャレンジ ③ ①②以外の産直農産物
カタログではマークで示されているのをお気づきですか?

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高温多湿で病害虫の被害が発生しやすい日本において、「コア・フード」や「エコ・チャレンジ」基準の農産物を栽培するには、
非常に高いレベルの栽培技術が必要だそうです。
パルシステムの産直産地では、多くの生産者がこれに挑戦し、その結果約30%が「エコ・チャレンジ」以上の栽培基準を満たしているそうですよ!
その中でも、化学合成農薬や化学肥料を使わず、有機肥料で土づくりを行って、
手間隙かけてじっくり育った野菜が「コア・フード」
パルシステムのトップブランドです!
その野菜を作っている産地のひとつが「三里塚・農法の会」です!!!

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「三里塚・農法の会」は、千葉県の北西部、成田空港のすぐ隣で有機農業を営んでいる生産者さんの集まりです。
それぞれの量は少ないですが、年間約60品目を畑を替えながら栽培されており、
パルシステムには「コア・フード有機野菜セット8品」を出荷されています。
生産者の皆さんは、「化学合成農薬も化学肥料も使わないのが当たり前!これが本来の農業」とおっしゃいます。
近年の温暖化のおかげで、思ったように生育しない。葉がやけてしまったり、虫の被害を受けたり、腐るリスクが増えました。
しかしそんな中でも「栽培を行った際の現状と向き合い考えを巡らせること」が大事。
過去の経験が活かされない気象条件なので、その時に感じられる事象を多くとりいれる感覚を身に着けることが大事なのだそうです。

植え付けから収穫までの作業は苦労の連続で、面白いと思うようなことはないそうです(笑)
ですが、収穫したばかりの野菜を食べた時の喜びを思うと苦にならないし、良いものがたくさんできた時は、収穫していてとても楽しい!とのこと。
また、畑一面に雑草が生えてしまっても、草刈りをしてきれいになると何とも言えない達成感があるそうです。
ここだけの話、除草剤を使っている畑よりもよっぽどきれいだそうですよ!

さて、続いては「コア・フード有機野菜セット8品」と生産者さんに持ってきていただいた野菜を使っての調理です。

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↑ 「コア・フード有機野菜セット8品」
(春菊、小葱、水菜、ズッキーニ、サンチュ、チンゲン菜、キャベツ、スナップエンドウ)
野菜セットは、何が入ってくるか楽しみな反面、珍しい野菜、食べたことのない野菜が入ってきたらどうしよう…
と思っている方も多いと思いますが、同封のお便りに、食べ方や保存方法が記載されているのでご安心ください!


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↑ 生産者さんに持ってきていただいた野菜たち
(サニーレタス、春菊、ジャガイモ、人参、キャベツ、コールラピ、小松菜、ズッキーニ)


春菊はどうやって食べようか?と迷っていたら、生産者さんが「生でごま油と鶏ガラスープの素で和えるとおいしいですよ!」
とのアドバイスが!春菊を生で???と半信半疑のまま調理してみると、何とも言えぬおいしさ!
(鶏がらスープの素がなかったので、ごま油と塩で味付けしました)

キャベツの外葉はとったほうが良いの?との質問には、「外葉が一番日光を浴びてるから、僕は食べちゃいます!芯もそのまま食べてください」とのことで、
丸ごと蒸しキャベツにしました。

コールラピ(写真左上。キャベツの上のものです。)はあまり見かけない野菜ですが、皮をむいて薄切りにして塩を少量もみこむだけで、
簡単塩漬けの出来上がりです。

生産者さんに質問したり、アドバイスをいただきながら、グループごとに和気あいあいと調理しました。
野菜セットは、実際に何が入ってくるかは当日までのお楽しみなため、ざっくりとしたレシピとなってしまい申し訳ありません(;^_^A
でも、そこはお料理上手なみなさんの力を集結して乗り切っていただきました(笑)

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できた料理はこちら☆ 野菜たっぷりヘルシーランチの出来上がりです!!

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<MENU>
●青菜炒め(小松菜&チンゲン菜&細ねぎ)
●ミネストローネ(人参&キャベツ&ジャガイモ)
●生野菜サラダ(人参&サニーレタス&サンチュ&水菜&キャベツ)
●春菊のごま油和え
●コールラピの塩漬け
●温&焼き野菜(ズッキーニ&じゃがいも&スナップエンドウ)
●蒸しキャベツ
●グリーンリーフの油いため
●パン&紅茶


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↑ ドレッシングはカタログから3種類。
あとは手作り味噌&マヨネーズソースとバジルタルタルソースを手作りし、こちらも好評でした。
(レシピは一番下に掲載しています!)


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生産者さんを交えながら、みんなでモリモリいただきました。

農薬に頼らない栽培はどんどん難しくなってきていて、虫害や生育障害でほとんどを処分することになってしまうこともあるそうですが、
みなさんとても明るく前向きで、苦労話を楽しそうに話す姿がとても印象的でした。
大切に育てられている野菜だからこそ、味も別格!これからもコア・フード野菜を応援していきたいと思いました!


後日、集合写真&メッセージを添えて、生産者の皆さんへお送りさせていただきました☆

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※10月には実際に産地を見学させていただくバスツアーを開催します!
詳しくはWeeklyどりーむぺいじをご覧ください。


<<<参加者の声>>>
・野菜のおいしさにびっくり
・生産者さんの話を聞けて、野菜もすごくおいしくて満足しました。
・コア・フードという無農薬、有機の大変さ、想いを感じられました。
・生産者の方と沢山お話ができてとても楽しかったです。野菜ランチおいしかった!


<<<レシピのご紹介>>>
✿手作り味噌&マヨネーズソース
 味噌1:マヨネーズ2 をよく混ぜ合わせる

✿バジルタルタルソース
 ツナフレーク缶(ノンオイル)1缶
 ゆで卵   1個
 玉ねぎ   1/2個
 ジェノベーゼソース 1袋
 マヨネーズ  大3~

 ①ジェノベーゼソースは流水解凍する。
 ②ゆで卵、玉ねぎはみじん切りにする。
 ③すべての材料とよく混ぜる。
  ※玉ねぎは入れすぎると辛くなるので、味を見ながら入れていくと良いですよ!

2019年6月10日 (月)

はまきた夢通信 6月号

Yokohamakita PDF版はこちらhamakitayume_201906.pdf

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