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2013年7月19日 (金)

認知症サポーター養成講座

「認知症サポーター」をご存知でしょうか?「認知症サポーター」ということばはあまり知られていなくても、「認知症」ということばを知っている方は多いはずですconfident  しかし、「認知症について、正しく理解していますか?」と聞かれたら、どうでしょうsad? 

そんな知っているようで知らない「認知症」について理解を深めるために、7月9日宮前センターにて「認知症サポーター養成講座」を開催し、8名の方が参加してくださいましたsign03

講師に、パルシステム神奈川ゆめコープの福祉事業部の職員の方をお迎えし、「認知症」についてお話をしていただきましたgood

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いろいろな事例を挙げていただいた中から、1つご紹介しますflair

認知症の方は、同じ食材をいくつも買ってしまうことがあるそうです。例えば、「今日は冷蔵庫に油揚げがあるから、スーパーに行って大根を買ってきて味噌汁を作ろうnote」と考え、スーパーへ行きます。しかし、スーパーに着くと油揚げが家にあるのを忘れて、大根と油揚げを買ってしまいます。帰宅後、家の冷蔵庫を開け、目に入った別の野菜で味噌汁を作ります。その結果、家にあった油揚げと買ってきた油揚げの2つ、大根が残ってしまいます。この行程を何度か繰り返すと、大量の油揚げが冷蔵庫に残ってしまうということでしたweep

この油揚げの事例は、計画を立てたり按配をしたりができなくなる認知症の症状の1つだそうです。もし認知症について正しく理解していれば、少なくとも、「なんで同じものを買ってきたのannoy」と怒ることはなくなると思います。そして「今日のお味噌汁は大根と油揚げだよねhappy01」という一言で、油揚げが溜まることはなくなるかもしれません。「正しく理解すること」で、認知症の方の気持ちを傷つけることはなくなるのではsign02と思いました。

 

だれにでもなる可能性のある認知症ですが、もし家族や身近な人に「あれ?いつもと違う」と感じたなら、早期に専門の医療機関を受診することが大切だそうですflair 病院へ行くのは、ハードルの高いことかもしれませんが早期に治療することで、進行を遅らせることができるそうですsign03

講座終了後、講師の方を囲んで、参加者のみなさんで質問や、おしゃべりタイムshineとなりました。

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お話をしながら、宮前センター長自家製「梅シロップ」炭酸水割りwineをいただき、作り方もご紹介いただきましたheart04 暑い夏にぴったりのさわやかテイストでしたlovely  センター長、ご馳走さまでした sign03

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今回の講座を終えて学んだことは、「認知症サポーター」は、認知症の方や家族に対して温かい目で見守る「応援者」というです。「私も家族も絶対認知症にはならないsign01」とは残念ながら言えず、だれでもなる可能性のある病気です。正しく理解し、偏見を持たずに温かく見守る「認知症サポーター」が一人でも多く増えればいいなshineと感じていただける講座になったのでは、と思いますconfident

 

参加者のみなさん、講師の方、ありがとうございましたhappy02

(KK)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

企画、お疲れ様でしたhappy01
参加したかったので、ブログで様子が少しでもわかって、よかったです。
周りにもちらほら、もしかしたら?と感じる身内が出てきたので、やはり正しい理解が必要なんですね。

お疲れ様です。
講座の様子、分かりやすかったです。
私も次回は参加したいです。

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