« ポップコーン 12月号 | メイン | 11月エリア定例会・・・後のお楽しみ »

2016年11月22日 (火)

わたしのまちの戦争の記憶〜見て 聴いて 学ぶ を開催しました

10月19日(水)、川崎エリア経営会議の平和企画、「わたしのまちの戦争の記憶〜見て 聴いて 学ぶ」を開催しましたconfident
参加者及び主催者計14名で、明治大学生田キャンパス内にある、明治大学登戸研究所資料館を訪問しました。

まずはDVD鑑賞ですtv
登戸研究所資料館が開館するまでのDVDを鑑賞しました。

次に、学芸員の方に説明していただきながら、各展示室を見学しました。

登戸研究所資料館では第1展示室から第5展示室までがあり、それぞれテーマに沿った資料が展示されています。

第1展示室では、登戸研究所の組織図など、登戸研究所の全容と歴史が概観できました。

第2展示室では、電波兵器や風船爆弾について紹介されていました。
こちらは実物1/10の模型。
偏西風に乗って北米大陸まで到達するための意外なハイテク技術についてパネルで解説されていました。

第3展示室では、スパイが使用する特殊インクや毒物・生物兵器について紹介。
戦争の恐ろしさを改めて痛感しました。

第4展示室では、偽札製造と中国における偽札使用について展示されていました。
戦争の裏側を垣間見る展示室でした。

第5展示室では本土決戦に備えて移転した長野県に残された実験器具などが展示されていました。

こちらは登戸研究所時代に暗室として使用されていました。

入口は光が入らないようクランク式になっており、電気を消すと真っ暗!でした。

そのご敷地内の登戸研究所の史跡を案内していただきました。

倉庫跡
湿気が多かったですcoldsweats01

消火栓
正面にある五芒星は、陸軍のマークです。

旧本館一体
ヒマラヤ杉並木・車寄せなどが当時の姿のまま残っているとの事です。

動物慰霊碑
裏には陸軍登戸研究所とありました。

弥心神社
当時は研究(知恵)の神をまつっていたとのことです。

展示資料館は、じっくり見るのであれば、時間がいくらあっても足りない内容ですが、学芸員の方がとてもわかりやすく解説してくださいましたshine

「2010年に設立された資料館になるので、研究はまだまだこれからです。新しく発見されたもの、展示にふさわしい状態にあるものを随時追加で展示していきます」
との事でした。

これからも、戦争という暴力の愚かさを忘れることなく平和を噛みしめることができるような活動を積み重ねていけたらと思います。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/496203/34006570

わたしのまちの戦争の記憶〜見て 聴いて 学ぶ を開催しましたを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

Powered by Six Apart

ホームに戻る