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9月18日(火)、川崎北エリアの今年度おすすめ商品である「産直大豆のもめん豆腐」のメーカー、共生食品㈱の本社工場を訪れました
豆腐がどのように作られているのか、実際に工場に足を踏み入れて見学できるまたとのない機会です
(記事の最後にお知らせがありますので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいでーす)
まずは、つなぎの服に着替え、職員の方々にコロコロで表面のほこりなどをとっていただきました。
その後、エアシャワーを浴びて長靴を消毒し、いざ工場へ!
工場では、もめん豆腐の製造真っ最中。早朝から稼働し、午前中には製造終了して、その後は機械等の清掃作業になるとのことです。
豆乳ににがりを入れてできた寄せ豆腐を型に入れ均一にならします。
その時に、豆腐を崩しすぎると固い豆腐に、崩さなすぎると柔らかくなりすぎてしまうという、絶妙な職人技が必要だそうです!
豆腐を既定の大きさにカットし、水の中に入れてそこからパック詰めします。
あっという間の流れ作業に、しばし見入ってしまいました!さすが息のあった連携です!!
その後はベルトコンベアーにのってフィルムで密封し、水槽の中に入れて冷やします。
一時間以上、豆腐の中心温度が6℃以下になるまで冷やすそうです。
「産直大豆の木綿豆腐の宝箱や~」
その後、冷凍うどんと厚揚げの製造工程も見学させていただきました!
うどんは、その日の温度や湿度によって小麦の状態を見ながら調整をしているそうです。もちろん小麦は国産小麦!
厚げの原材料ももちろん国産大豆!糖度が高く、揚げると色が付きやすいそうです。
揚げ油も、非遺伝子組み換えの菜種油!なので油抜きの必要はないんです
工場見学から戻ると、素敵な試食が
できたてのもめん豆腐と、冷凍前のうどん、つまりここでしかいただけない
釜揚げうどんです
豆腐は大豆の味がしっかり!うどんはモチモチで、本当においしかったです。(うどんのおつゆは、パルシステムの便利つゆとのことでした)。
冷たいお茶も入れて頂いて、共生食品さんのお心づかいに感謝・・
ここからは、学習会です
パルシステムの豆腐は、消泡剤や添加物を入れた凝固剤は使用していません。
ただ、豆腐作りに消泡剤はある意味使って当然だったそうです(今も多くの豆腐の製造には消泡剤が使われているそうです)。
生協の組合員からの「消泡剤を使わない豆腐を作ってほしい」という声はあったものの、どこのメーカーも「消泡剤は使って当たり前」と引き受けてくれなかったそうです。
そんな中、製麺メーカーだった共生食品㈱が製造を引き受け、失敗を繰り返しながらも試行錯誤の末、大豆とにがりだけの豆腐の製造を実現したのでした
まさに、当時の業界の固定概念を打破する「消泡剤を使わない」「余計な添加物を加えない」、そして、毎日食べ続けられる価格設定のこだわりのつまった豆腐が完成したのです
今回の工場見学で、こだわりと愛情のたっぷりつまった共生食品㈱さんのお豆腐がいただけることに改めて感謝しました
参加した組合員さんからも、「よさを実感できました!」「今まで以上に購入したくなりました!」
といった感想が寄せられました。
共生食品㈱の皆様、ありがとうございました!
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11月20日(火)に、共生食品㈱さんにお越しいただき、
麻生センターにて豆腐の学習会を開催します。
こだわりのお豆腐のお話しの他、手作り豆腐のデモンストレ
ーションも予定しています。
あつあつの出来立て豆腐をいただけるチャンス
どりーむぺいじ689号 掲載予定!
H30年10月29日(月) ~ 11月2日(金)配布
お申込み、お待ちしています!
PDF版はこちらpopcorn_201810.pdf
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