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2013年3月28日 (木)

生産者・消費者交流会に参加してきました。

みなさんこんにちは!(こんばんは!)

いっちゃんです。

3月8日に行われた、第24回生産者・消費者交流会に参加してきたのでご報告します。

全国から集まった47産地の生産者に会ってお話が出来る!という会です。

実は初参加の私、、

何を話せばよいのか?特に思いつかず、、前日から緊張していました。

会場に着くと、おあまりの大人数にさらに緊張は増しました。

しかしながら、産地の方とのお話タイムになると、

消費者の私達は2人1組で交流でしたので、もう1人の方がいろいろ質問してくださり、ホッ(笑)

1産地10分程度で、6産地の方々とお話することができました。

最初は、、JA山形おきたまというお米の産地。

たまたま昨年家族旅行で、上杉神社や山形城址に行っていた私、、

そのお話をすると、そのあたりです!とのお言葉。

しばし歴史談義に花が咲きました(笑)

季節や昼夜の寒暖差が大きく、おいしいお米の出来る土地。

雪で土が活性化するそうです。

続いて無茶々園さん。

愛媛のかんきつ類の産地です。

化学農薬、化学肥料に頼る農業に疑問を感じた生産者が、環境破壊を伴わない

健康で安全な食べ物の生産を通して、エコロジカルな町作りを目指す運動体だそうです。

みかんなどの農家のほかにも、漁業関係者とも連携をした環境保全活動に取り組んでいられるそうで、

無茶々園は真珠も扱ってるんだよ~とお話されていました。

その際はへえ~なんて思っていましたが、数日後、カタログに入っていたチラシに無茶々園の真珠と、

お会いした生産者の方の写真がありました。

12~2月は愛媛でも霜が降りたり、雪が降るため先に収穫してしまい、倉庫で保管するので一番忙しい時期だそうです。

3月以降は注文が来てから収穫するそうです。

有限会社沃土会さん。

埼玉県深谷市の、ほうれん草やねぎ、野菜全般(30品目)を取り扱っている産地です。

こちらの方々とは昼食も一緒でしたので、じっくりお話しました。

1981年に5人の生産者から、有機栽培微生物を利用した農法をはじめられたそうです。

化学農薬化学肥料がんがん!という時代に、水源をまもろう!自然を大切にする農業をまもろう!

と立ち上がったということはすごいことだなと思いました。

ただでさえ手間ひまかかる農作物。楽して育てたいと思いがちなのではないでしょうか。

収入にもかかわることで、試行錯誤を重ねたり、ご苦労も多く、勇気のいることだったのではないかと思いますが、

現在は33~34の農家が参加しているそうです。

緑肥や太陽熱を使った土壌の消毒方法など、

一応活動組合員のはしくれですので、聞いたことはありましたが、

植物や農産物、土の性質、微生物など全てを知り尽くして、有効活用しているんだなとわかりました。

工夫の数々に、はあ~!ほお~!と驚くばかり。

これ地元でやってみたらすごいかも!と妄想が膨らみました。

3箇所終わったところで、お昼タイム。

「食の安全!守ルンジャー弁当」をおいしく頂きました。

全て、パルシステムで取り扱っている食材で作られたお弁当です。

__


参加費300円でほんとに良いのかしら?と思うような、

豪華なお弁当で、お腹いっぱい。

リニューアル予定の産直調整豆乳の試飲もありました。

飲みやすかった!!

昼食後は、それぞれ行ってみたい産地のところへ自由移動でした。

さっそく産地交流でお世話になっている宮城県JAみどりのさんへご挨拶。

万能みそを作ってみたものの、固まってしまい、どうしたものかとご相談coldsweats01

原因は煮詰めすぎたとのことで、お湯で溶いて煮なおしてOKとのことで、ホッ(笑)

同席していた方に、みどりのの生産者の方と一緒になって、交流ツアーをおすすめしましたheart04

予約米でみどりののお米をとっているかたには特に、こんなお得なツアー無いと思うのです。

続いて、

農業法人庄内協同ファームさん。

山形県鶴岡市の団体で、お米やお餅、枝豆など、コアフードの産地です。

玄米餅の産地と聞いて、あっ!玄米餅!食べてる!

なぜ、一定の時期にしか玄米餅の取り扱いが無いのか?とお聞きしました。

玄米は栄養があるため、カビが生えやすく暖かくなると出荷できないということでした。納得sign03

また、個包装していないのもあるそう。

でも冬場でもたまにしか載りませんよね?とお聞きしたら、ウチとしては出したいんだけどね~とのこと。

消費者がほしいと言ってくれれば増えるかも?とおっしゃっていました。

また、コアフードで作っているので手間がかかるわりに、値段が高いと敬遠され、売れ行きが悪いとおっしゃっておられました。

ホームページで活動報告をされているそうなので、私もチェックしてみようと思います。

最後はポークランドグループさん。

秋田県鹿角郡(十和田湖の近くだそうです)の生産者で、日本のこめ豚!!の産地です。

農場では徹底した防疫管理で、お風呂に入り、着替えないと場内に入れないそうです!!

実は、、中1まで実家は養豚農家でした。

豚舎に入るには、消毒液の入った容器に靴(長靴)を浸けてから入っていた記憶がありますが、

お風呂に入って着替えるというのには驚きでした。

抗生物質や合成抗菌剤を一切使用しないために必要な事なのですね。

またこちらは、資源循環型農業、地域の環境保全をテーマにされていて、

糞は堆肥、尿は生物活性水として、地元の農家に提供するなどリサイクル化を推進されているそうです。

堆肥はよくありますが、尿も生物活性水として利用できるとは!!

農家さんが飼料米を生産して、豚さんが食べる。循環してます!!

驚きの連続でした。

やはり行って良かった!

直接でしか聞けない苦労や、本音、普段の生活などもお聞きすることができたし、

このような機会でもないと直接、おいしくて安心安全なものを作ってくださってありがとう!と

お礼も言えないし、本当に良かったです。

普段あまりこだわりも無く、パルシステムのは安全だから大丈夫でしょー位にしか思わず、

特に疑問も無く購入してきましたが、交流会に参加して、

おいしい理由、商品の物語を知ることができました。

今まで買ったことの無いものも、あ、あの人が作ったものかな~?なんて思いながら、

買ってみようかしらと思いました。

帰りにはお土産も頂きました。

画像は取り忘れましたが、、他のエリアのブログにあるでしょうsweat01←さがみエリアに画像ありました。

とても充実した時間を過ごすことができました。

実行委員会の方々ありがとうございました。

そして、全国から来て下さったみなさま、本当にありがとうございました!!

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