JAみどりの 春の交流に行ってきました!1日目
みなさまこんにちは!もっちーです
2013年5月25日(土)~5月26日(日)の1泊2日で、JAみどりの春の交流に行ってきました
平塚エリアは、JAみどりの(宮城県)との産地交流が2年目になりました
今年度は平塚エリアのみなさまに産地をもっと身近なものに感じていただけるように頑張っていきますよ
1日目、参加者は9:00に東京駅集合し、9:40発のやまびこ55号で古川に向かいます。
たまたまはやぶさだったので、子どもたちはみんな「はやぶさだ!やった!」と喜んでいました
東京駅から古川駅までは、新幹線で約2時間です。
古川駅にはJAみどりのの方がお迎えにきてくれました
三神会長が開会のあいさつをし、産地交流が始まります
参加者が田植えをする田んぼは化学合成農薬・化学肥料を使わないコア・フード米を作る田んぼです。
「今回はパルさんに全部やってもらおうと思って田んぼ1枚残しておいたんだよ~」と生産者の方が
言っていました。私は春の交流に参加するのが初めてだったので、田植えをする面積がどのくらい増えたか
わかりませんでしたが、この広さを参加者全員で手植え&田植え機で田植えをしていきます。
奥行きもあるのでかなり広いです
田植えの前に生き物観察会を行いました
大人も子どもも田んぼに網と虫かごを持って、いざ出陣
田んぼは柔らかくてほんのりあたたかくて、でも深いところはほんのり冷たかったです。
春は生き物たちもみんな赤ちゃんで小さいそうなので、ドジョウやタニシなどの目立つもの以外はよく目をこらさないと見えません。
そのため、使用する網も目の細かいものでした。
「カエル!」「うわ~!クモがいた!」など、みなさんわいわいと楽しそうに田んぼに入っていました
うちの娘はひたすらタニシ拾いをしていましたいたるところにタニシがいて、拾い放題でした(笑)
田んぼですくった泥などを隣の水路できれいにすすぎ、生き物だけを網に残し、水を入れた虫かごに移して観察します。
生き物観察の先生は、特定非営利活動法人蕪栗ぬまっこくらぶの鈴木耕平さんです。
カイエビ、タマカイエビ、ミジンコの仲間など、生き物を見せながらさまざまなお話をして下さいました。
このカエルはトウキョウダルマガエルです
トウキョウダルマガエルは背中に3本の線があって、顔がとがっているそうです。
水辺が大好きで、段差が少ないところにいるそうです。よく見ると手には水かきがついています。
色が違うカエルもいました。
手に吸盤があるカエルは稲にのぼる、たたかれたりすると膨らむ(蛇に呑み込まれにくくするためらしい)など、
実際にその生き物を見せながら説明してくださったので、とてもわかりやすかったです。
生き物観察が終わった後は、生き物たちをもとにいた田んぼへ戻してあげました。
化学合成農薬を使っていない田んぼには、たくさんの生き物たちが住んでいるんだということがわかりました。
次はお待ちかねの田植えですまずは手で植えます。
オサと呼ばれるもので田んぼに線を引いてから、縦と横の線が交差している点に苗を植えます。
田植え機も使います。写真で田植え機に乗っている男の子は生産者のお孫さんです
神奈川県ではなかなか乗れない田植え機。実にかっこいいですね
ついに田植え終了みなさんお疲れ様でした
田んぼの持ち主の大牛田さん、どうもありがとうございました
生産者の方が米粉を使ったブラマンジェを用意していてくれました
上にかけられているものはいちごジャムです
もっちりしていておいしかったです
この日古川はいい天気だったのですが、風が冷たくてまた強かったためものすごく寒かったです
あまりにも寒かったので途中からバスに戻って過ごす人もいました。
うちの子もガタガタ震えていたのでバスに戻って他のお友達と遊んでいました。
暑さ対策も大事ですが、寒さ対策も大事なんだなと感じました。
来年の春に参加を考えているみなさんも暑さ寒さの対策はしっかりしたほうがいいですよ
田植え終了後、営農センターに戻って着替えをしました。
待っている間子どもたちはJAみどりのの職員さんと楽しそうに鬼ごっこなどをしていました
次は、ハウスでいちごを生産している星さんのところでお待ちかねのいちご狩りです
ちなみに先ほどの米粉のブラマンジェにかけられていたいちごジャムに使われているいちごも、星さんが育てたものです
「これ全部パルさん用に残しておいたから、赤いの全部取っていいよ~」と言われ、
いちごパックを1人1つもらっていちご狩りを始めました
「おみやげで持って行っていいからね」とも言われたので、
みなさん食べつつパックに詰めて、おみやげがたくさんになりました
星さんのいちごはへたのところまで真っ赤になってから収穫しているそうです。
完熟だと実が柔らかいと星さんが話していましたが、本当にやわらかくてすごく甘かったです
参加者全員でおいしく食べておみやげももらったので、あっという間に真っ赤ないちごが全部なくなりました
星さん、どうもありがとうございました
いちご狩りが終わった後は、宿泊先のロマン館に移動してそれぞれ入浴します
温泉なのでぽかぽかにあたたまるし、一日の疲れを癒せます
夜はお待ちかねの交流会です
参加者は家族ごとにテーブルに分かれ、生産者、JAみどりのの職員さんもそれぞれのテーブルに分かれて交流します
今回夕食を作ってくれたのは、小牛田地域と松山地域のお母さん達です
なんとこんなにたくさんのごちそうを作ってくれました
おにぎり2種類(ごま塩・のり)
すっぽこ汁
鶏肉の甘酢あんかけ
おからサラダ
三つ葉のおひたし+菊+なめたけ
つけもの
いちごシェイク
野菜やウインナーなどもJAみどりのの生産者が作ったものですよ
料理はどれもおいしくて、うちの娘は大きなごま塩おにぎりを2個も食べました
私の近くに座っていた参加者の息子さんもたくさん召し上がっていて、
お母様が「普段はこんなに食べないのによほどおいしいのね」とその食べっぷりに驚いていました。
おいしかったのでもちろん私もたくさん食べましたよ
すっぽこ汁、おからサラダ、鶏肉の甘酢あんかけ、おひたしをおかわりしました(笑)
これは交流会で定番になっている星さん特製いちごシェイクです
星さんはいちごシェイクをたくさん作ってくれました
どんどんすすめられたので、私は4杯も飲みました
交流会の中で食事の話になった時に、生産者の方が
「私達は神奈川からわざわざお客さんが来るからといってごちそうを作ってるわけじゃないんですよ~。
普段からこうして誰か来た時はいろいろ出してもてなすのが普通なの。
ここらへんではみんなこんな感じだよ~。」と話してくれたことが印象的でした。
だから交流会に参加すると、親戚やおばあちゃんの家に遊びに行った時のような温かい気持ちになるのだと思いました
産地交流はリピーターが多いというのは、きっと人の温かさやぬくもりにも触れることができるから
私は今回で産地交流に参加するのが3回目ですが、回を重ねるごとに参加するのがますます楽しみになり、
来るとすごくあったかい気持ちになるようになりました。
来る前はあまり乗り気ではなかったパパが、参加してみたら帰る頃には「また来ます!」と生産者の方達に言う位
乗り気になったという話をよく耳にしますが、それもきっと生産者の方達と交流してお酒を酌み交わしたりする中で
たくさんのものを得ているからなのでしょうね
生産者のみなさん、お母さん達、ごちそうさまでした!
2日目に続きます
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