2016年3月13日(日)に、曽我みのり館にて2015年度果樹の学校修了式が行われました
果樹の学校にはキウイコース・みかんコース・梅コースがあり、参加者は農家の畑で生産者とともに一年間収穫に至るまでの一連の作業を体験することができます
今回は修了式だったので、各コースの参加者が出席していました。
私たち平塚エリアは、川崎エリア・横浜北エリアと一緒に果樹の学校のみかんコースに参加し、一年間みかん畑で生産者の石井さんと交流をしてきました。
石井さんの畑でみかんの花見・摘果・収穫、ネーブルやバレンシアの収穫を体験させてもらいました
体が溶けてしまいそうなくらい暑い夏の畑での草取りの話や、
もう少しで収穫というところで全部カラスの集団に食べられてしまった話など、
産地交流をする中でいろいろなお話も聞かせてもらいました。
お世話になった石井さんに感謝の手紙を読みました
生産者への手紙の後は、一年間の交流の総まとめです
生産者が修了試験として一問クイズを出し、参加者が正解ならば卒業できます
「キウイは平均で1個何グラムくらいでしょう?(答:90~100グラム)」、
「セミノールにかける二重の袋は何のためでしょう?(答:鳥の被害を防ぐ、寒さを防ぐ、色あせを防ぐ)」、「ネーブル・デコポン・はるみ、この中で兄弟はどれでしょう?(答:デコポンとはるみ)」など生産者によって問題はさまざまでした。
参加者のみなさんは次々に修了試験に合格していきました
そしていよいよ平塚エリアの番です
石井さんから私たちに出された問題は…
「みかんは挿し木で育てるでしょうか?」
川崎エリアと相談した結果みんなで「○」を出しましたが、残念ながら不正解
「あれ?教えなかったっけ?みかんは接ぎ木で育てるんだよ」と石井さんに言われ、
平塚エリア・川崎エリアの一同は「教わったのに間違えちゃった」とオロオロ
「落第だからもう一年!(笑)」と石井さんから言われましたが、卒業できるように追試という救いの手を差し伸べてくれました
修了試験で間違えて追試というのは果樹の学校で今回が初めてだったそうです
追試の問題は「みかんの花は赤いでしょうか?」で、みんなすぐに「×」を出しました
みかんの花は白いので「×」で正解し、どうにか追試に合格し卒業が決まりました
修了試験の後は、ジョイファーム小田原のお母さんたちが作ってくれた昼食を食べながらの交流タイムです
梅干しおにぎり塩分濃度が高くて酸味も強く、昔ながらの疲れが取れる梅干し入りです
菜の花のポタージュまろやかな味で、菜の花を浮かべているのがおしゃれです
手作りこんにゃくのみかんジャムみそおでんプルプルのおいしいこんにゃくにみかんジャムを使った香り豊かなみそだれがかかっていて絶品
その他にも摘果みかんを使用して作った青みかんシロップや、ブルーベリージャム、梅ジャムなどもみんなで食べました青みかんシロップはさわやかな風味で、梅ジャムは甘いけど酸味が強く、のし梅のようなおいしさでしたブルーベリージャムは私が食べる前に瓶が空になってしまうくらい子どもたちに人気でした
私たちは石井さんを中心に交流しましたエリアのテーブルには全部で11人もいたので、まるでお誕生会のようなにぎやかさでした
昼食交流で石井さんと話す中で「小田原の産地交流により一層興味がわいた」と話している人もいました
石井さんは「農業がどんな感じか・果物がどうやってできるのか・草がどうやって生えるのかを多くの参加者に見てほしい」とおっしゃっていました。
次年度は平塚エリアから小田原に行けるメンバーが増えたので、たくさんの人に小田原の産地交流に参加してもらい、多くのことを体験してもらいたいと思っています。
私はこの一年間でみかんが花から実になるまでを見ることができました。
はじめは花だったのに緑色の実そしてオレンジ色の実へとぐんぐん成長していって、まるで小さな子どもの成長を見ているようでした
小田原のみかんは甘みと酸味のバランスがとれたみかんです。
大きく育った実を組合員さんにおいしく食べてもらえたらいいなと思います。
昨年は早生系のみかんの生り年だったそうで、今年は青島系のみかんの生り年だそうです。みかん畑の様子が昨年とどのように違うのかを見るのも楽しみです。
平塚エリアは次年度も引き続きジョイファーム小田原との産地交流を行いますので、これからもよろしくお願いします。
以上、もっちーでした
3月9日(水)ひらつか市民活動センターにて、㈱コープ総合葬祭「ゆきげ」より講師をお招きし、エンディングノートの書き方を教わりました。
エンディングノートは書店でも様々な仕様の物が売られているようですが、隠れたベストセラーとなっているそうです。
ただ、「持っているけどなかなか書き出せなくて・・・」といった方が多いのではと言われていました。
そこで今回は、ゆきげオリジナルエンディングノートを使用して1ページずつ解説をしていただきながら、ポイントを押さえていくことになりました。
ゆきげのエンディングノートは5つの章で構成されています。
①人生のあゆみ
②もしものまえ
③もしものとき
④お葬式の後
⑤メッセージ
人生のエンディングと聞くとドキッとして、出来るだけ考えたくないことの分類に入れてしまいがちですよね
でも、だれにでも平等に訪れることだからこそ、特別視せず真正面から捉えてこころ豊かに今を生きることが大切だと言われました
たとえば、①の人生のあゆみで出生から現在までの出来事や思い出などを記入していくと、なりたかった自分と今の自分との違いが出てくるかもしれません。
そうしたとき、”まだ遅くない。いまから始めよう”と思えれば良いのです、と教えていただきました。
さらに、「人生の棚卸し」をして自分がどんなに大切にされてきたのかに気付いたら、素直に「ありがとう」と言ってください。とも書いてありました。
私は、「棚卸し」なんてしたこともなかったし、今までのことに対して「ありがとう」も言っていなかったことに気が付きました
元気なうちはあまり考えないものかもしれませんが、まわりも元気なうちに言っておこうと思いました
「終活」(造語)は死に支度ではなく、これからのために人生を棚卸し、”今”を大切にすること。
これが、ゆきげが提案していることだそうです。
そのほかに「ゆきげ」のお葬式についても簡単にご説明いただきました。
大体の料金も記載されていて、詳細な内容も初めて知りました
今回、平塚エリアでは初めてゆきげの学習会を開催しましたが、いろいろと勉強になることが多く、参加者の方も熱心にお話を聞かれていました。
また機会があったら開催したいと考えています。
皆様も機会がありましたらどうぞご参加ください
(ひまわり)
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