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2021年2月 5日 (金)

今年はおうちでみそ作り

毎年企画や会議後に作成していたエリアみそですが、

今年はコロナ禍ということで1家族が代表して作ることになりましたhouse

みそ作り自体はエリアでの企画や宮城県での産地交流などで何度も経験しているので、

「自分の家でも作れるだろう」ということで、もっちー一家が引き受けましたsun

材料は以下のものですdiamondこれらの分量で4kgのみそができますwink

JA新みやぎ(宮城県)の大豆タチナガハ1kgribbon

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米こうじ(生)1kgcherryblossom

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種みそ250gcancer昨年仕込んだエリアみそですship

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海はいのち(塩)400gcute除菌用のアルコール適量shine

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下準備として、前日に大豆を洗い、大豆の3~4倍以上の水に入れ一晩(約12時間)ひたしますmist

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1キロの大豆を吸水させるために我が家では5つのボウルを使いましたpaper

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12時間後の大豆ですdog大豆は吸水して約2倍の大きさになりましたscissors

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かなり膨らんだ感じですheart04

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bellみその作り方の手順bell(2021年1月3回カタログの裏表紙より)

one新しい水に替えて、大豆を柔らかく煮るspa

鍋に水気を切った大豆と新しい水(大豆の2倍量)を入れ、火にかけるsun

途中アクを取り、湯を足しながら親指と小指でつぶせるくらいのやわらかさになるまで弱火で煮るcherry

我が家では鍋3つとグリル鍋をフル稼働して5時間コトコトと煮ましたimpact

大きな鍋や圧力鍋がないと煮るのが大変ですcoldsweats01

twoこうじと塩を混ぜるtyphoon

除菌した鍋(または大きめのポリ袋)に、米こうじと塩を入れ、両手ですくい上げながらよく混ぜるnotes

米こうじをつぶさないよう、すり合わせるようにして混ぜるpaper

こうじと塩を混ぜるための鍋もボウルもなく30L前後の大きめのポリ袋もなかったので、

20Lのポリ袋に入れて混ぜましたtyphoon45Lだと大きすぎるかと思って20Lにしたのですが、

少し窮屈でしたbearingこうじは真空パックに入っていたので固まっており、

ほぐすのが地味に大変でしたsad

混ぜるとふんわりとこうじの香りがしますが、うちの子どもはこの香りが苦手とのこと…coldsweats01

しかし頑張って混ぜてくれましたrock

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threeざるにあげて、よく水分をきるpenguin

oneが熱いうちにざるにあげ、煮汁を切るupwardright

このとき、煮汁を全部捨てずに種水用として500~600ml取り置くtulip

four熱いうちに大豆をつぶすpunch

除菌したボウルにthreeの大豆を入れ、熱いうちにめん棒などでペースト状につぶすupdown

冷めるとつぶれにくくなるので、やけどに注意して熱いうちにつぶすleftright

ポリ袋に入れてつぶす方法やフードプロセッサーでつぶす方法もあるrock

我が家ではマッシャーとブレンダーを使用して大豆をつぶしましたriceball

つぶさなければならない熱い大豆が沢山あるので、マッシャーだけだとかなり手が疲れますeye

夫は翌日手が筋肉痛になりましたsweat01

フードプロセッサーがあると手早くつぶせてよいと思いますscissors

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ブレンダーでつぶすとあっという間にペースト状になりましたhappy01

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fivetwofourの大豆と種みそを入れて混ぜるsagittarius

fourの大豆が人肌くらいに冷めたら、twoの鍋に入れ、種みそを加えて、

こうじをつぶさないように注意しながらよく混ぜ合わせるcat

粘土くらいのかたさにするchickもし、かたい場合はthreeで取りおいた種水を大さじ1ずつ入れるspade

よく混ぜることに集中していたらつい力が入ってしまってこうじをつぶしそうになってしまいましたcoldsweats02

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sixみそ玉を握り、容器に詰めるaquarius

fiveをおにぎり大に丸め、だんご状のみそ玉にするbasketball

次に、みそ玉を容器に3~4個ずつ詰めて上から手のひらや甲で押してしっかりと空気を抜くcloud

これを繰り返し、最後は表面を平らにするpig

みそ玉は少し柔らかめに握った方が、容器に詰めるとき空気が抜けやすくなるsearch

空気が抜けると雑菌の繁殖防止になり、発酵もうまく進むflair

みそ玉を詰めて、押して…と繰り返しましたpresent

空気よ、うまく抜けてくれ~thunder

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表面を平らにしますxmasきれいに平らになりましたleo

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seven表面をラップで覆い、均等に重石をするtaurus

表面にふり塩(小さじ1程度・分量外)をするrain

容器の内側と縁をアルコールできれいに拭き、

みその表面が空気に触れないようにラップをはりつけ、重石をするsnail

重石には大きめのポリ袋に塩1.2kgを入れた塩袋が、重さが均等にかかるのでおすすめbirthday

塩をパラパラ~shine

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表面にラップを貼りつけますcapricornus空気が入らないように慎重にnote

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eight新聞紙などをかぶせてひもでしばり、冷暗所へpenguin

容器を新聞紙などで覆い、ひもでしばるpouch

直射日光のあたらない、涼しい場所に置くyachtただし冷蔵庫に入れてはダメwobbly

湿度や温度の高い場所は避けるbomb

ラベルに仕込んだ年月日、使った材料の分量を記入しておくとよいok

ふたをした容器を新聞紙で覆い、ひもでしばりましたrun

しかしひもでしばった容器からとてもみその香りがしていたので、

「まさかふたが開いてしまったかsign02」と思って焦って開けてみましたがちゃんと閉まっていました(笑)

その後エリアみそは宅急便で平塚センターへ送り、現在は涼しいところに保管していただいていますpenguin

仕込んで3か月ほどたったら「天地返し」を行うと、

香りもよく味もよりおいしくなるとのことなので今後が楽しみですpresent

調理や試食ができないということで次年度はエリアみそを作る取り組みは行いませんが、

おうち時間が長くなることでみそ作りに興味をもつ組合員さんが増えるのではないかなと思いますribbon

パルシステムのみそもおいしいですが、自分で作った「手前みそ」もおいしいですよdelicious

大豆を煮て、つぶしたら、混ぜて熟成させるだけheart02

一人での作業は孤独な戦いになってしまうので、家族と作るのがおすすめですhappy02

子どもと作る手前みそ2021(だいどこログ)

(もっちー)

2017年2月 8日 (水)

「みそ作り&パルシステム商品試食会」を開催しました!

1月24日(火)に平塚市中央公民館調理室にて、秦野地区くらぶなんてん主催「みそ作り&パルシステム商品試食会」を開催しましたcherry

参加者にはみそ作りの一連の流れを体験してもらいました。

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まず、前日から吸水させていた大豆を、圧力鍋でやわらかく煮ましたtulip

使用した大豆とこうじは、JAみどりの(宮城県)のものですclover

鍋で3時間~5時間くらいコトコト煮てもよいのですが、

今回は時短のために圧力鍋を使用しましたapple

※圧力鍋で煮る場合は、圧を抜くところに大豆の皮などが詰まると危険なので要注意thunder

こちらは吸水させた大豆(煮る前)ですdown

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寒い日だったので、圧力鍋から出る蒸気がとても白いですcloud

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大豆が冷めるとつぶしにくくなるので、熱いうちにつぶしますrock

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ブレンダーやフードプロセッサーでつぶしたり、

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マッシャーなどでつぶしたりして、ペースト状にしますpaper

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次にこうじと塩を混ぜますpaper

両手で下からすくい上げながら、かたまりがなくなるまですり合わせるようにしてよく混ぜますribbon

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塩とこうじがよく混ざりましたnote

こうじの香りが独特なので、「ちょっと苦手…」という方もいらっしゃいました。

それから先ほどのこうじと塩に大豆と種みそを混ぜますtyphoon

Img_5428_2 今回の種みそには、昨年平塚エリア経営会議の企画で作ったみそを使用しましたpresent

小指がスッと入るくらいのやわらかさになるまで、よく混ぜ合わせます。

「手ざわりがいい」「みそのいい香り」との声がcherry

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手分けしてよく混ぜますheart02

こうじだけだと「この香りはちょっと…crying」という方が数人いましたが、

大豆と混ざるとあら不思議!こうじの香りが全然気にならなくなりますheart04

色も香りもこの段階で結構みそっぽいですhappy01

混ぜたものをおにぎり大に丸めてだんご状のみそ玉にし、

容器に詰めて上から手のひらや甲で押してしっかり空気を抜きますrock

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グッ!グッ!グッ!shine

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表面を平らにして塩を1~2つまみ程度ふり、

容器の内側とふちをアルコールでキレイに拭いてから、

空気に触れないようぴったりとラップを密着させますpisces

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重石の塩袋をのせて、封をしますsleepy

新聞紙などで上から覆い、ひもでしばり、冷暗所で保管しますmist

今回作ったみそは、平塚センターで保管してもらいますconfident

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みそ作りのあとは、昨年作ったみそを使ってけんちん汁を作り、

簡単調理やそのままで食べられるパルシステムのPB商品を試食しましたhappy01

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「楽しかった」「とても楽しくおいしくいただきました」

「今まで食べたことがなかった商品が試食できて良かった」

と参加者からは好評でしたribbon

また、雑談をしながらお口の健口(けんこう)体操である「あいうべ体操」も行いましたheart

「顔が筋肉痛になりそう」「小顔効果があるなら子どもとやってみようかな」とこちらも盛り上がりましたhappy01

お口を動かしながら、楽しく歯やだ液の大切さも学ぶことができましたdelicious

「みそ作りをやってみたいけど難しそう」「なかなか作る機会がない」という方にも

楽しくみそ作りを体験してもらうことができてよかったです。

今回仕込んだので、次は梅雨あけの天地返しですrainおいしいみそができるといいなnote

以上もっちーでした。

2016年6月18日 (土)

小田原果樹の学校~バレンシアオレンジの収穫~

6月12日(日)に、小田原果樹の学校(みかん)の2回目、バレンシアオレンジの収穫が行われました。平塚エリアから2人が参加したので、レポートします。

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お天気にも恵まれ清々しい梅雨の晴れ間にお邪魔した石井さんのお宅では、 パルシステム宮城への十郎梅の出荷準備で梅の選定・袋詰めとお忙しい中、バレンシアオレンジの収穫体験をさせて頂きました。

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たわわに実ったバレンシアオレンジを、石井さんの説明を受けながら、参加した4家族(大人6人子供5人)で収穫開始。 約1時間で10ケース(約220kg)のバレンシアオレンジが収穫できました。

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収穫後は選定をして、傷みや虫がついてしまい残念ながら出荷できないバレンシアオレンジを試食させて頂きました。 見た目は少し悪くても中身は程よい酸味と甘みでとても美味しく、子どもたちも石井さんの奥様が切ってくれるオレンジを「美味しい、美味しい」と次から次へとたくさん食べていました。

糖度計でオレンジの糖度を測って糖度を確認したり、お土産用のオレンジを箱へ分けたりと、子どもたちも仲良く楽しそうに作業をしていたのがとても印象的でした。

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オレンジをたくさん頂いた後に、石井さんの奥様が作った真竹の煮物をご馳走になりました。こちらもとても美味しく 皆でパクパク食べてしまいあっという間になくなってしまいました。もう少し食べたかったです(笑)

最後に集合写真を撮り活動を終了しました。

お忙しい中、石井さんご夫妻には私達を温かく迎えて下さり農業についての貴重なお話を聞かせて頂けたこと、そして 短い時間でしたが親子でバレンシアオレンジの収穫体験ができたこと、本当に楽しい時間を過ごせました。 またぜひ参加させて頂きます。ありがとうございました。(陽)

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バレンシアオレンジ収穫に、初参加しました。とても天気が良くて、収穫日和でした。

4家族ではさみと収穫かごを持ち、高い所から奥まで、全部収穫です。くもの巣の奥にオレンジあったり、高い所は脚立に乗っての作業です(脚立に乗りたくて、子どもたちが、順番待ちでした)。高い所から低い所まで、全部収穫するのに、汗だくになりながら、大変でした。収穫の大変さが良くわかりました。オレンジを食べるときは、収穫してくださった生産者さんに、感謝しながらいただきます。(水)

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小田原果樹の学校~果樹栽培について学びました~

5月27日(金)に、「小田原果樹の学校(みかん)」を体験してきました。

今年もエリアを受け入れてくださる生産者は石井毅さん。

第1回の今回は、みかんの花見の予定でしたが・・・実施の確認のため事前に電話連絡すると「今年は花が早くて、もうだいたい散ってしまったんだよね」と少し困った様子。「でも、他のこと考えておくから大丈夫!」と言ってくださり、安心していたのですが、なんと当日は雨。

石井さんのお宅に着くと、作業場に出てあれこれ農機具を並べながら、石井さんが出迎えてくださいました。「こんな天気だからね、今日は道具の話でもしようかと思って。」

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一緒に行った私の主人は林業現場作業員なので、石井さんが使っているチェーンソーに真っ先に気づいて、集合前のしばらく、二人はチェーンソーの目立て(刃を研ぐこと)の上手な方法について熱心に話していました(笑)。

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チェーンソーや刈り払い機は何種類も使っておられます。例えば、円盤型の刃で草を刈る刈り払い機は、金属製の刃のほうが切れ味は良いけれど、みかんなどの木の幹の近くや石があるような場所では、木の幹を傷つけたり石にあたって刃が欠けてしまったりするので、ナイロンコードがついていてからめて切るタイプの刃を使うなど、同じ道具でも状況によって使い分けしているそうです。

機械や道具は、刃物が多いですが、なかでも果樹栽培では、倒木や老木を切り倒して処分するなどのため、大きな枝や幹を処理するための移動式の「チッパー」という機械を使っています。これは、木の枝や幹を粉砕する(チップにする)機械で、木のシュレッダーというイメージ。木を粉砕してしまうのですから、相当なパワーと強力な刃(裁断機)をもつ機械です。なんと石井さんは5年ほど前に、作業ミスでこのチッパーに片手を巻き込まれ、ドクターヘリで搬送される大怪我を負ってしまったそうです。そのときのお話を聞かせてくださり、農作業の危険、大変さを学びました。

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キウイの授粉に使う花粉の噴射機、なるほど、そういう道具もあるんですね。これがなければひとつひとつ手で花粉をつけていかなければならず、噴射機はとても便利だそうです。

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そうこうするうち、幸い雨も止んできたので、後半は果樹園を見学しました。みかんの花はほとんど終わっていましたが、そこに小さい実が育ち始めている様子がわかりました。

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キウイ、みかん、バレンシアオレンジ、レモンなど様々な柑橘があり、また、みかんも何種類もの品種を栽培しておられます。みかんは接ぎ木で育てることについて、実際に木のどのあたりでどのように接ぎ木しているのかを見せていただきました。ひとつの台木に違う2種類を接ぎ木してあるものもあり、驚きました。

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無農薬や低農薬で栽培していると、除草剤が使えないため、下草刈りの作業が非常にたいへんで負担になるわけですが、とくに夏場に草が高く茂ってしまうと、育て始めていた小さく細い苗をうっかり雑草と一緒に刈り払い機で切ってしまうといったミスもよくあるそうです。

イノシシ、猿、うさぎ、ハクビシンといった害獣やカミキリムシなどの害虫、台風や気候変動、病気など様々な障害と日々闘うことは大変なご苦労と思います。また、私たち消費者からは安心・安全のみならず糖度保証など品質面でもいろいろな要求が厳しくなる一方です。そんななか、果樹栽培を愛し、楽しく前向きに取り組んでおられる様子に敬服いたしました。

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見学を終えると、石井さんの奥様がとても美味しい自家製の梅ジュースを用意してくださっていました。6月に平塚エリアの地区くらぶ合同ミーティングで行う「梅しごと」の梅も、石井さんの農園から出荷してくださると知り、嬉しかったなあ。石井さんの奥様が、昨年私たちが「できれば梅しごとをエリアの企画でやりたいけれど、エリア経営会議の人数も少ないし、やることが多くてできるかどうか」とぼやいていたのを覚えていて下さり、「「梅しごと」できることになったんだ、と嬉しかった」と言ってくださったことが、こちらもますます嬉しかったです。

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梅ジュースの作り方や無駄なく使う方法などをうかがったり、果樹農家に嫁いできて何もわからないところから農業に携わってきたお話をうかがったり。あっという間の二時間でした。(木こりの女房)

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