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2013年6月 1日 (土)

5月定例会とお米の学習会

こんにちは ぽんたですhappy01
5月20日藤沢センターにて5月の定例会を行いましたshine

今回はお米の学習会と同時開催ですsign03
そのため超特急で会議を進めていきますdash
来月から新しくエリアのメンバーになっていただく方も参加していただきました。
ぽんたも今日は静かにしていたので脱線もせず、予定通り終了sign01

学習会の写真をたくさん撮ったのですが、うっかり削除してしまいましたsad
ごめんなさい。写真はぽんたが産地に行ったときにとってきた写真ですsweat01

JAみどりのさんと今年度藤沢エリアは産地交流させていただくと
4月の定例会でご報告させていただきましたよねnote
そのJAみどりのより生産者の星日出夫さん、職員の一戸勝史さんがお米の学習会に

講師として宮城県より来てくださいましたup

123

星さんはお米のほかイチゴも作っていらっしゃいます。

ぽんたも活動組合員をしていてもまだまだ知らないことばかり。
今回いろいろ教えていただこうと気合い入れて聞いてきましたgood

すべて書きたいのですが、かなり長文になるのでぽんたが行ってきた「春の産地交流会」「公開確認会」とで
少しずつ書いていこうと思います。随時アップしていきますのでお持ちくださいscissors

パルシステムでは産地と4つの約束をしています。産直の四原則です。
こちらについては4月の「予約登録米」で紹介しているので割愛しますね。

パルシステムで取り扱っているお米の57%以上はパルシステムの独自の基準をクリアしたコア・フード、エコ・チャレンジといった環境保全型農業で栽培されたお米です。
環境保全型農業も4月の「予約登録米」でも触れましたね。

コア・フード米(JAS法に定められた有機農産物、またはそれに準じたものとは?
化学合成農薬(除草剤・殺虫剤・殺菌剤):有機農産物に使用が認められて資材以外は使用不可
化学肥料:不使用

エコ・チャレンジ米(減農薬・減化学肥料)とは?
化学合成農薬:パルシステム指定の「優先排除農薬」や「問題農薬」の不使用を実現
                         化学合成農薬の使用量が当該地域の慣行栽培の1/2以下の栽培
化学肥料:化学肥料使用量が当該地域の慣行栽培の1/2以下の栽培

私もよくわかっていませんでしたsweat01
こんな規定があったんですね。でも各産地ではそれ以上に努力をなさっているそうです。

JAみどりののことを紹介しますね。
H8年3月に6町(現大崎市、美里町、涌谷町)にまたがる10JAが広域合併して発足したJAsign01
仙台より北東40Kmに位置し、東京から新幹線で2時間半で着いちゃうんですbullettrain

12599ha(東京ドーム2694個分)の田んぼのうち8437haでお米を作っているそうです。
残りは転作で小麦や大豆などを栽培。

作っている品種は
riceballひとめぼれ
特徴:つやがあり、適度な粘り、サッパリとした口あたり
         粘り・つや・うまみ・香りのトータルバランスがよく、飽きのこない品種

riceballササニシキ
特徴:炊きあがりの香り、粘り、色つやもよく、程よい硬さの食感
         あっさりとした食感でおかずの味をひきたてる香り豊かな風味
        栽培が難しく、高度な生産技術が必要

riceballまなむすめ
大切に大切に育てたわが娘をよろしくとの思いでつけられた名前
特徴:耐冷性が強く、いもち病に強い、元気でたくましい
         玄米の光沢がよく、粒が大きい
        適度な粘りとふっくらとしたひとめぼれに近い食感

お米の花の花粉ができる時期に「やませ」という冷たい風が吹くと花粉が作られず(冷害)、
受粉されないため米にならず
,不作になるそうです
ササニシキは耐冷性に弱いんだそうですcrying

JAみどりのさんの中にパルシステム米栽培研究会という会があるんですよscissors
パルシステムに届くお米を生産している「お米作りの匠」の生産者の集まり。
研究会では環境保全型農業に取組み「安心して食べられるお米」を、
消費者にお届けすることを目的にとしています。
消費者との交流にもとりくんでくれていますsign03
ぽんたは5月25日26日春の産地交流に行ってきましたheart04

会員は191名 作付け面積はおよそ435ha(東京ドーム93個分)
パルシステムに出荷するお米の量はH25年度計画で2030tflair

パルシステム米栽培研究会がつくる
エコ・チャレンジ米 ひとめぼれ
農薬70%削減  化学肥料を96%削減
(%は慣行栽培と比べて)

コア・フード米 ひとめぼれ・ササニシキ
農薬100%削減  化学肥料も100%削減

まなむすめ
農薬50%削減  化学肥料50%削減

ただ削減というだけではなく、その削減により病気や虫が発生します。
それを発生させない努力がすごいんですsign03

パルシステムのお米の田んぼはなかなか濁りが取れないそうですsign01
なぜなら微生物が増えるとそれを食べる生き物が増えますよね?
生き物が水の中で動き回り、泥を巻きあげにごり、日光が遮られ雑草が生えにくくなるそうですnote
少し出ても泥がかぶって酸素が得られず成長しないとのことflair

放射能対策もバッチリされていました。
放射性セシウムがカリウムと似ているため、植物が間違えて吸収するのが問題になったのは

記憶に新しいことです。

その対策として
塩化カリを10aあたり20kg(エコ・チャレンジひとめぼれ まなむすめ)
有機PK(P:リン K:カリウム)を10aあたり20kg(コア・フード米ササニシキ コア・フード米ひとめぼれ)
を散布しているそうです。
長年パルシステム米の栽培基準で完熟堆肥を入れていたため「元気な土作り」が出来ていたそうですsign03
そのためカリウムが豊富な土壌だそうですが、それでも費用moneybagや手間がかかるなか、
組合員に安心な米を届けるために対策をとってくださいましたsign03

とはいえ予定以外の出費moneybag
でもパルシステム震災復興基金(組合員から寄せられた寄付)より848万円の援助があり、
生産者の負担が減ったそうです。とても感謝してくださいましたshine
自分が寄付したものがきちんと産地で活かされてるって嬉しいですねhappy02

その努力のおかげでパルシステムで定めている10bp/kg以下どころか不検出だったんですよ~

こんなに大切に育てていただいているお米、大事に食べたいですねsign03

riceball今回の試食riceball
北海道産のななつぼしと宮城県産のひとめぼれの食べ比べrestaurant
どちらもおいしいのですが、ななつぼしの方が粘りが強いように感じました。
甘みはひとめぼれの方が強かったと思います。
皆さんお米にはこだわりがあると思います。自分好みのお米探してみてくださいねnote

riceballしそわかめちりめん
半生でしっとりしていてご飯によく合い、おにぎりにしてもよさそう。

riceball紅鮭フレーク
しっかりとした味なのでおにぎりの中心、というよりもご飯全体に混ぜたほうが

色どりや味がちょうどよかったです。

そして生産者の星さんがお土産にお持ちくださったまっかなイチゴlovely
朝4時に収穫してきて下さったそうですhappy02
全体にまっかっかheart04
とっても甘くておいしかったですsign01

短くまとめるつもりだったのに…
書きたいことが山盛りでこんなに長くなっちゃいましたsweat01
こんな長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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