「そなエリア」に行ってきました
3月29日総代企画で東京・有明の丘地区にある「そなエリア東京」と
川崎・東扇島地区にある「首都圏臨海防災センター」へ行ってきました
総代の皆さん向けに企画されたバスツアーです。
去年も同じく防災センターに行くプランだったのですが、あいにく予定が合わず
念願の参加です
ぽんたも娘1号2号を引き連れ行ってきました
横浜駅からバスで移動
まずは「そなエリア」へ
ここは防災体験ゾーンと防災学習ゾーンがあり、震災についての色々なことが展示してありました。
地震のメカニズム、地震対策、地震の周期、震災時の知恵などなど
体験ゾーンではM7.3(マグニチュード7.3) 震度6強の揺れが来た想定の町が作ってあり、
72時間の生存力を3DSを使用しての判定体験もありました。
私は無事に100%、娘2号は70%、なんと娘1号は…50%でした
しっかり勉強して帰らなきゃ
関東大震災クラス(M8)の地震は200年~300年ごとに起こるそうですが、
その間にM7クラスは数回起こっているようです
30年以内に起こる確率は70%だそうです
あくまでも確率ですが、備えはしておいて、しすぎるなんてことはないですもんね
震災が起きた時には、緊急災害対策本部が設置され、公園全体が広域的な指令機能を持つそうです。
平常時はなにもない広大な広場と病院のある公園です。
ここが対策本部になるそうです。
刑事ドラマなんかで見るそのものです
震災時、海が近いから大丈夫かな?と思ったのですが、
東京湾ではそれほど高い津波は来ないとの想定だそうです。
海が近いというのは物資などの運搬に利点が多く、河川を利用しての運搬も行えるとのことです。
高速道路が近いのもメリットの一つだそうです。液状化防止のための対策もバッチリしてあるそうです。
災害時の知恵もたくさんありました。
ペットボトルを利用しての椅子や空き缶でご飯を炊いたり、災害時大切なトイレの作り方が展示してあったり。
大人の3日間の非常用食糧も展示してありました。
なぜ3日間?それは3日間は人命救助が優先され、水や食料の配布まで手が回らないそうです。
3日間分は自分たちで何とかしなくちゃいけないですね。
トイレも大事ですよ。東日本大震災時にはトイレに長蛇の列ができたり、
トイレ以外で排泄することによって周囲の衛生状況悪化になるようです。
玄関前に「○○にいます」「○○は元気です」などの張り紙は不在を知らせることになり、
防犯上良くないそうです。
災害用伝言ダイヤルや事前に家族で落ち合う場所を決めておくことが大切なようです
続いて「首都圏臨海防災センター」移動
川崎の工場団地の一角にあります。
こちらも通常はバーベキューやサッカー、潮干狩りの出来る公園になっています。
ここは人・物資の集積、荷捌き、分配、搬出などの役目を担っているそうです。
どちらの施設も耐震構造で建てられているそうです。
最近のマンションでは免震構造も増えましたよね
免震構造ってどうなってるんだろうって思ったことないですか
実際に地下を見せていただきました
ミルフィーユのように重なったゴムと鉛の塊がゆっくり揺らす役目と制御する役目を担うようです。
当然動くように浮いているので、地下に降りる階段は、下が数cm浮いていました
今回学んだことはまだまだあり、もっとお伝えしたいのですが、残念ながらすべてはお伝えしきれません。
でも今回学んだ大切なことは
・3日間家族分の食糧の用意
・トイレを作る準備
・防災用具の準備
・家族との落ち合い場所の確認
そして最も大事なことは、常に家族で地震について話をすること
家族一緒ならばいいけれど、会社にいたり、学校にいたり、通勤、登下校、遊びに行ってる時…
どこで被災するかなんてわからないですからね
特に子供には常に話しておくことが必要ですよね。
自分を守れるのは自分だけ
自分が助からなくては、他の人を助けることも出来ない
だって「子供が逃げている」と安心できるだけで冷静になれますからね
必ずいつか来てしまう地震
日本に住んでいる限りしょうがないですね。そのために備えだけはしっかりしましょう
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