JAいわて花巻 初夏の交流②
続きです。
生き物調査のあとは、本日のメインイベント!
農家が一番嫌がる仕事だと言われる「草取り」です。
パルシステムの田んぼは農薬が使われていないため雑草が生えます。
雑草を放っておくと、稲が成長するための栄養を取られたり、光がさえぎられたりします。
草取りは大変なので普通は農薬をまきます。でもパルシステムの田んぼには使われていないんですね~。
だから、草もはえるし、生き物もたくさんいるし、手間もかかって・・・愛しい田んぼなんですね(笑)
草取りの仕方を生産者の方からレクチャーされている間にちょっとした農機具で(すみません。名前聞いてません)私たちが草を取りやすいように少し手を入れてくださいました。
田んぼの水に空が映ってきれいですねー。
生産者さんと各家族がペアになっておしゃべりしながら、手取り足取り草取り開始です。
子どもたちは先ほどの生き物観察ですでに泥だらけ。
そして、草取りよりも生き物観察の続きにいそしんでました。
「おたまじゃくしいたよー!」「カエルもいたー!」
「それはいいから草とって~!」
のやりとりがずっと続きました。
せっかく育ってる稲なんかお構いなしに田んぼにダイブするちびっこもいました。
取った草はごちゃごちゃっと丸めて土の中にギューっと入れ込んじゃいます。
すると栄養にもなるそうです。
入れ込むのが意外に難しくただ田んぼに手を入れてるだけなのでは?と思いましたが、
聞いたところ、それでもいいそうです。
手を入れてあげるだけでも空気を入れることになるからだそうです。
まあこれは慰めてくれたんだと思いますけど!
みんなで協力して800ヘクタールの田んぼの草取りを終えました!
草取りの後はぬか、をまきます。
これをまくことによって、光を遮断する効果があり、草が生えるのを抑えてくれるんだそうです。
すごい循環ですね!
でも効果は一か月くらいだそう。
まだまだ草取りはやり続けないといけないんですねー。
あとは花巻のみなさんに託します!よろしくお願いします!
お疲れ様でした。
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