生産者に会いに行こう!JA新みやぎ「産地の文化を体験」No.3
「JA新みやぎへの旅 」2日目は夜明け前に出発です。
空には半月と星が明るく輝いていました。
蕪栗沼の見える土手に着き、日の出を待ちます。
遠く山の稜線が薄あかね色に染まってきました。
振り返ると後ろはまだ真っ暗、日が昇るにはもう少し時間が必要です。
気の早い子が数羽が飛び立ちました。
だんだんと空全体が明るくなってきて、マガンたちが次々と飛び始めます。
太陽が山の向こうから顔を出してきました。美しく感動的な光景です。
クワックワッと鳴き声を空いっぱいに響かせながら、大きな群れも小さな群れも一斉に東の方向に飛び立つ様子は圧巻です。
マガンはシベリアから越冬のため20~30万羽もやってきて、その9割が宮城県に飛来するそうです。
V字型に群れで飛びますが家族単位で、たまに二羽で飛んでいるのは新しいカップル、一羽だけの独身も見かけました。
来年2月頃までには北海道経由でシベリアに帰ってしまいます。
マガンが残した肥料で肥えた美味しいお米は、私たちがいただきます。
旅の終わりは地元の酒蔵を見学後、
地元の美味しいランチをいただき、古川駅にて解散となりました。
初めての産地交流は大変有意義なものでした。
ありがとうございました。
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