「川崎市平和館」目から鱗の体験談
川崎南エリアでは6月9日に「専門ガイドとめぐる川崎市平和館見学ツアー」を開催しました。
最初、川崎大空襲などの展示もあると聞いていたので、戦争の悲惨さの展示を思い浮かべていました。
「平和の反対って何だろう」から始まる展示を順に見ながら、次第にツアーガイドの暉峻(てるおか)先生のお話に引き込まれていきました。
(残念ながら内部展示スペースの写真の公開はNGでしたので画像をお届けすることができません)
非平和→暴力によって作られる。
誰がやったかわかる暴力と誰がやったかわからない暴力。社会の仕組みが暴力。
暴力の正当化→防衛、自分は被害者という意識。
文化的暴力という言葉も初めて知った。人を殴ったり中傷したりする暴力はすぐに気づくが社会の構造や慣習などからの暴力もあるということ。
もしかしたら、目に見えない社会的な暴力を知らず知らずに自分でも犯してしまうかもしれないという恐怖。
川崎大空襲を単に被害者としてではなく戦争を支えた街であったことにも言及。
よく戦争だけはしないようにと言うが、戦争は急に始まるものではない。そこに至るプロセスがある。
「パンダと猿のお話」というアニメーションを見ました。争いがおこる過程が子供にもわかりやすいお話になっていて、学校でこんなアニメを子供たちに見せてほしいなと思いました。争いごとは悪いに決まってる。でもどうして?どっちが悪いの?何がいけないの?子供たちにも議論してほしいです。
メディアと非平和、憎悪をあおる記事、プロパガンダ、
環境、工場型畜産、養殖、プランテーション農業、
差別、レイシズム、属性(性別、民族など)ヘイトスピーチ、貧困、
人権を軽んじた社会、教育、
問題はたくさん、沢山あります。
平和である「とは「戦争がないこと」という考えからもっと踏み込んだ「真の平和」の意味を学んだ見学ツアーでした。
平和館の前を流れる小川
この一帯は戦時中に軍需工場がたくさんあったそうです。終戦後、米軍に接収され出版センターとして利用され、返還後は平和への願いを込めて、中原平和公園ができました。平和館はその一角にあります。
皆さんも是非足を運んでみてください。



