あなたの知らない「までっこ鶏むし鶏」の世界
暑い暑い夏もすこーし落ち着いてきたかなと思われる9月24日「までっこ鶏むし鶏」の物語を知ろうと学習会を開きました。
パルミート(製造者)から、2名が講師として来て下さいました。
「までっこ鶏」とネーミングに使われている「までに」とは、生産農場のある岩手県北地方の方言で、「ていねいに」とか「丹念に」を意味する言葉です。
その言葉通り、本当にていねいにていねいに心をこめて育てられているんです。鶏達は自然環境に近い、光と風の入る鶏舎で育てられています。
ちいさなヒヨコや育った鶏達のお腹が冷えない様に、下に敷いてあるおがくずは常に清潔に保たれるよう作業しているそうです。広い鶏舎での少ない人数での作業……本当に大変なことと思います。
飼料には、全期間を通して抗生物質を添加しないので、安心安全で、しかも臭みの無い美味しい鶏肉に仕上がっているとおっしゃっていました。
また、発生する「鶏ふん」を燃料としてバイオマス発電に取り組み、クリーンな電気の供給も行っています。
「むし鶏」となる課程でも、1枚1枚人の手で検品したり、加熱時も行き届いた管理と配慮がなされていること、びっくりしました。
ただ、養鶏や製造現場での後継者不足、人手不足の問題はあり教育実習生の雇用や機械化をすすめるなどの取り組みをしているそうです。
講師のお話しの後は、みんなで試食タイムです。
パルブレットのクロワッサンとロールパンにサラダと「むし鶏」をサンドして、ドレッシング(2種類)をかけ、各テーブルでお話ししながら楽しくいただきました。
講師のお話しもわかりやすく、ちいさなヒヨコから、「までっこ鶏むし鶏」となるまで、本当に「までに」育てられ作られて私達の手元に届くことがよくわかり、知ることの多い学習会でした。
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