お茶摘み体験と作業センター見学
6月24日に「神奈川県農協茶業センター茶摘み体験」が行われました。
朝開成駅に集合し、バスで茶畑に移動です。
当日は朝から小雨が降ったり止んだり…でも、バスを降りる頃には雨は上がり、周りの山には霧がかかり綺麗な景色を見ることができました。
さすが高倍率の中当選した参加者の皆さん!持ってます!!
バスを降りて山道を15分ほど歩いて登っていくと、茶畑に到着しました。
茶畑やお茶の摘み方の説明を聞いたあとは、実際にお茶摘み体験です。
先端の柔らかい芽とその下の葉2枚を摘んでいきます。「一芯二葉」と言うそうです。
最初は楽しく摘んでいましたがなかなか袋に貯まらず、単純作業ですぐに飽きてきてしまいました。
今は機械で収穫していますが、昔は手作業だったので、茶摘み歌を歌いながら気を紛らわせて作業していたそうです。
お茶摘みをしている間に新茶の天ぷらを揚げていただき試食しました。
揚げたての天ぷらはサクサクで食べた後にお茶の風味が残りとても美味しかったです。
お茶摘みの後はその場で昼食を食べ、次は茶業センターへ移動しました。
茶業センターでは足柄茶の特徴と歴史や生産について学んだあと、
これからの時期に飲みやすい水出し緑茶の淹れ方をレクチャーしてもらい、実際に淹れて飲んでみました。
今回飲んだお茶はかぶせ茶という、茶畑を遮光幕で被い日光を遮って作られた茶葉で、今までに飲んだ事がある緑茶とは全く違う味のお茶でした。
お茶を味わった後は工場見学です。残念ながら休日のため機械は動いていませんでしたが工場内はお茶の良い香りが漂っていました。
最後は売店で買い物をして、再びバスに乗り駅に戻って行きました。
お茶摘みや新茶の天ぷらの試食、丁寧に時間をかけてお茶を淹れるなど始めての事が多く、お茶について深く知ることができた充実した一日でした。
(茶畑までの坂道で翌日筋肉痛になったことはヒミツです)
《水出し緑茶の淹れ方》(3人分)
急須に茶葉を10g入れ、急須の半分まで水を入れます。
そのまま5分待ちます。
途中氷を 2、3個入れます。
5分経ったら急須で円を描くように回し、お茶を注ぎます。
3つの茶碗が均等な量、濃さになるように少しずつ順番に廻しつぎをして、最後の一滴まで注ぎます。
一杯目が終わったら二杯目も同じように淹れます。
一杯目とは違った味わいが楽しめます。
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