2023年7月 8日 (土)

JA新みやぎ初夏の米産地を体験〜1日目〜

川崎南エリアの今年の交流産地であるJA新みやぎ!
6月24(土)〜6月25(日)で、初夏の交流へいってきました。
小2と幼稚園児の子供たち、家族4人での参加でしたので、
家族旅行気分で、子供たちもいく前からドキドキ、ワクワクといった感じです。

仙台の次の駅である、古川駅までは約2時間20分。
やっと着いた!と思ったら、雨が。しかも結構降っておりました。。。。
貸切バスに乗り、小麦畑を見学にむかう途中も雨は強くなります。
大丈夫かな、、、という不安しかない。

しかし、田んぼに着く頃には雨は止み、青空がひろがっていました!

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なんだかホッとする景色です。

今回田んぼでは生き物調査と、田んぼの草取りを行いました。

田んぼには様々な生き物が沢山いて、子供たちは
網をもって、田んぼに入っていきます。
「これなんだー?」
「ザリガニいたー!!!」
「くもだ!」

など、など、みんなの顔がキラキラしているのが印象的でした。

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みんなが捕まえた生き物たちです。

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イトミミズやアシナガグモ、ミジンコ、ガムシ、など
本当に沢山の生き物たち!
有機栽培の取り組みが生物多様性の保全に有効である、
ということを、自分の目で確かめることができました。

生き物調査のあとは、おやつタイム✨
ササニシキのおにぎりがとっても美味しかったです!
今回は手作りのゼリーもいただきました。

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さて、次は草取りです!
子供たちは「あったよ!」と黙々と作業を続けます。
しかし、我が家の幼稚園児は、
「足つけたくないの。。。(田んぼの中に足を入れたくない)」と言い出します💧
生き物調査の時は、田んぼに入って楽しそうにしていたのに…!?
なので、田んぼには入らず、近くの雑草を抜いたり、農家の方とお話ししたりしていました。
そこで、印象的だったおはなしが。

普段は機械も使って雑草を取るけど、やはり全部はとりきれない。
だから、やっぱり人の手が必要なんだ、と。

子供達は「いっぱい取れたよー‼︎」と元気ですが、
大人は少し作業をしただけでも
「ふぅー」と疲労感があったようです。

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夕食は生産者の方やJAの方と一緒に食べました!
みんなで乾杯して、食事やお酒を楽しみながら
普段の生活では、話すことのないだろう
生産者の方とお話しすることができました!!!
そのなかでも印象に残っている話が、後継者の話でした。
(全国の米農家の平均年齢は、なんと 70歳だそうです)
話をしてくださった方の息子さんさんは、地元を離れて暮らしているそうで、
将来的には、戻ってきてほしいとおっしゃっていました。
しかし、農家を継ぐかどうかは、難しいとおっしゃっていました。
「私らは意志をもってやってるけど、若い人たちはどうかな。今後は会社が入って管理していく流れに
なっていくんじゃないかな?」とおっしゃっていました。
今回、こういった生産者の方が抱えている問題も知ることができて、
考えるきっかけになり、買い支えていきたいと感じました。

夕食後は、ほたる観察へ。
バスで15分くらいの所へいくと…

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外は真っ暗です。
「肝試しみたいだね。」などと言いながら、ほたるを探します。
ほたるは、じめじめして蒸し暑い日によく姿を見せてくれるそうですが…。
その日は涼しく、湿度も低めだったのか、ほたるは数匹飛んでるという様子でした。
でも、はじめてホタルを見る子供達からは、歓声があがっていました‼︎
実は私もほたるを見るのは、はじめて。
とても綺麗でした‼︎ 「ほたる捕まえたよ」と、
見せてくれた子の手の中でも光っていて、とても美しかったです。

天気にも恵まれた初日は、あっという間に時間が経ち、
貴重な体験をいくつもすることができました。

2日目も盛りだくさんでした!
次回に続きます。

キウイの圃場カメラマンになろう(活動組合員研修)

7/1(土)に活動組合員研修に参加してきました!
その名の通り「活動組合員」限定の研修で、
今後の組合員活動をよりやりやすく、より楽しく行うために企画された研修です。

今まで参加してきた研修は、
・会議や企画をスムーズに行うための研修
・より伝わりやすい広報の研修
・地域団体を知る研修
など、座学中心のものでした。

が、今回は!なんと!会場は外!
(有)ジョイファーム小田原のキウイの圃場です!
最寄り駅は御殿場線の下曽我駅。
川崎市に住む私にとっては小旅行でした。

今回の研修テーマは
「キウイの圃場カメラマンになろう」

これはカメラの研修というわけではなく、
圃場で見たこと聞いたことなど、
実際に現場で起きていることを伝える研修です。

では早速、現場で何が起きていたかお伝えします。

①どしゃぶりの雨
ザーザーです。
キウイの圃場は山の上。駅から圃場まではかなりの坂道です。
雨水が川のように斜面を流れ、転ばないかヒヤヒヤしながら上りました。
*雨のため写真はほとんど撮れませんでした…

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②キウイの木って背が低い
下曽我駅までは5歳の息子も一緒に来ました(パルシステムの一時保育を利用)。
息子に「なんで(圃場に)行っちゃいけないの?キウイ採りたい。」
と言われました。
それに対し私は「子どもはキウイに手が届かないからだよ。」
と、てきとうに答えていました。

が、全然違いました。キウイの木はめっちゃ背が低いです。
圃場でガッツンガッツン頭をぶつけました…。
キウイの摘果(小さくて多すぎる実を間引きすること)するときも腰を曲げての作業です。
これは腰が痛い!
短時間でも痛いのに、生産者の方々はこの状態で作業されるから本当に大変だと実感しました。

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③何より難しいのは追熟
圃場の見学中や、見学後別会場に移った際に
ジョイファーム小田原の方々にお話を伺いました。
農薬・除草薬不使用、有機栽培をするのはとても大変。
手作業も多いし、害虫も来やすい。害獣被害もあります。
どうしても見た目が悪くなってしまうので、出荷されずにロスされるものも多い。
そんなたくさんの苦労がある中で、一番難しいのは「追熟」とのことでした。

追熟とは、収穫後に一定期間置くことで、甘さを増したり果肉を柔らかくする処理のことです。
収穫したてのキウイはまだ固くて甘くないので、冷蔵庫で4~5か月保管します。
出荷する3~4日前に温風が出る機械に入れて温めてから袋詰めします。
キウイが丁度よく熟したかは目で見てわかりません。
袋詰めの時の手の感覚で多少わかるようですが、それでも固い部分と柔らかい部分があったりと
一律ではありません。
私たちの手元に届くころに、丁度よい甘さ・柔らかさになるように見極めるのは至難の業。
本当は美味しいキウイでも、タイミングがズレると美味しくない、固いとなってしまうことも…。

生産者の方々も、大事に育てたキウイが、良いタイミングで届けられたか気になるところ。
ぜひ、甘かった・甘くなかった・柔らかかった・固かったなど、教えてほしい
とのことです。
伝える方法は、キウイが入った袋に同封されている「生産者カード」
こちらに感想を書いて、配送担当者に渡していただけると、それが生産者の方々に渡ります。

最後に、この研修で一番強く思ったことは
百聞は一見に如かず
です。
実は私、3~4年前にオンラインで(有)ジョイファーム小田原のキウイの学習会に参加したことがありました。
その時、今回と同様のことも画像で見たり、お話を聞いていたはずなのですが、
けっこう忘れていたこともありました。(キウイの木の映像も見ていたはずなのになぁ…)
でも、今回は現場で実際に見て、聞いて、雨に濡れて、頭をぶつけながら体験したので、
きっと忘れないと思います!

みなさんも、できるだけ「現場」を見ていただきたいと思います。
パルシステムでは様々な現地参加型企画がありますので、
イベント情報をチェックし、気になるものは是非応募してみてくださいね♪

2023年7月 3日 (月)

かわなんCafé 7月号

KawaasakiminamiPDF版はこちらkawanan_202307.pdf

2023年6月27日 (火)

バケツ稲の生長記録②

バケツ稲の田植えをしてから、大体2ヶ月ほど経ちました!

sun4週目。台風2号の風の影響で、一部の苗が傾いてしまいました。

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sun5週目。傾いていた苗だとは思えないほど、グーンと生長しています。
お天気が良い日が続いていたのもあり、水の減りも早かったです。

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sun6週目。茎がしっかりとし、大きさも55cmを超えてきました。

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sun7週目。稲が60cmを超えてきました。
朝方には葉先に水滴がついているので、朝起きてキラキラ光る稲の葉を見るのが日課になっていますnotes

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2023年6月10日 (土)

JA新みやぎで田植え体験~居久根・しそ巻き体験編~

JA新みやぎ春の交流の2日目。

世界農業遺産「居久根(いぐね)」の見学。
「居久根」は、冷たい季節風や洪水から家屋を守る座敷林のこと。
まわりが田んぼだらけだと、強風などの影響を大きく受けてしまいますからね。
また、食べられる果物や野菜・山菜なども居久根の中にあるのですが、
米が不作の時にはそれらを食べることで飢えをしのぐということもできて、
暮らしの知恵がたくさん詰まっています!

居久根見学は、実際にその中で住まわれている方のお宅を見させていただきました。

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杉、栗、柿、桑、フキ、タケノコ、ワラビ…。
タケノコとワラビは「採ってって良いよ~」とのことで、お土産に持って帰りました。
生きものもたくさんいて、1日目に続き生きもの観察も再開!

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くるみも割って食べたりと子どもたちも楽しんでいました。

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自然と共存している生活を間近で見させていただける、貴重な体験となりました。


見学の後は「菜園レストラン野の風」に移動。
お昼ごはんの前に、しそ巻きづくり体験をしました。
しそ巻きは宮城県の郷土料理で、味噌にごまやくるみを入れて練ったものをしそで巻いて揚げたものです。
味噌はレストランの方があらかじめ作っていてくださっており、
しそを巻いて揚げる工程を行いました。

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私の祖父が宮城県出身で、祖父の好物だったなぁと懐かしくなりました。
揚げたしそ巻きと味噌はお土産に持って帰りました♪

そしてお昼ごはんの御膳もとっても美味しかったです。

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今回の産地交流は、体験いっぱい、お腹いっぱい、胸いっぱいの内容でした。
私だけでなく、家族にとっても忘れられない大切な思い出になったと思います。
JA新みやぎが、宮城のお米が特別な存在になりました。
より多くの方々に、この素晴らしい体験をしていただきたい!と強く思いました!
交流は夏・秋・冬もありますので、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか?

JA新みやぎで田植え体験~夕食交流会・生産者の思い編~

JA新みやぎの春の産地交流。
1日目の最後は、生産者の方々やJA職員さんたちとの夕食交流会。
まず宿泊施設「ロマン館」に到着。


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ロマン館には温泉施設「さくらの湯」が併設されています。
温泉は種類が多く広々としていて、特に露天風呂が広い!
田んぼでの汚れと疲れを流していきます。

温泉の後は夕食交流会。
各テーブルに各家族+生産者の方々やJA職員さんが座ります。


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子ども用の御前も美味しそう♪

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おやつにたくさん塩むすびを食べましたが、夕食も美味しくて箸が止まりません!

写真は撮り忘れてしまいましたが、JA新みやぎで採れたお米で作られた日本酒もあり、
お酒好きな夫はとても喜んで飲んでいました笑


我が家のテーブルは、JA新みやぎの職員さんが座ってくださいました。
お米などの穀物の管理をされている方で、農薬や化学肥料の管理がとても大変とのこと。
特に、パルシステムへのお米は一般に流通されているお米よりも基準が厳しいため、
より一層管理が難しい
とおっしゃっていました。

安全安心なお米を届けるために、農家さんだけでなくJA職員さんたちも大変苦労されていることがよくわかりました。


また、話は戻ってしまいますが、
田んぼに行く間のバスの中で生産者のお一人がお話ししてくださっていたことですが、
「もう歳だし引退すっかな、とよく思うけど、
やっぱりこうやって来てくれて、顔を見たら、特に子どもたちの顔を見たら、
もうちょっとがんばろうと思って続けられる。」
「パルシステムの基準は厳しくて大変だけど、
自分たちで作った米は自分たちも食べるから、長生きしたいし、
安心安全な米のほうが良いなと思って作ってる。」

というお話しが印象的でした。

私たちが美味しいお米を安心して食べられるのは、このような方々がいらっしゃるからだと改めて思い、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

~居久根・しそ巻き作り編~に続く(これで最後です)

2023年6月 6日 (火)

JA新みやぎで田植え体験~おやつ・田植え編~

JA新みやぎとの春の産地交流の続きです。

生きもの観察の後はおやつタイム。
おやつは何かというと…
























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大量の塩むすび!!!!

きゅうりの一本漬けとともに、生産者の奥さま方が作ってくださいました。

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美味しくてとまらない!お米ってこんなに美味しいの?
ぽかぽかお日さまと涼しい風の中で食べる塩むすびは最高のごちそうでした。
(美味しすぎて8個も食べた子も!)

はらごしらえしたところで、次はお待ちかねの田植え体験。
まずは手で植えていきます。

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動きにくい泥の中で植えるのは大変なはずですが、おにぎりパワーなのか次々と上手に植えていく子どもたち。
そして田植え機にも乗せてもらいました!

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田んぼに入る前にトラックに積み込んだ育苗箱が田植え機に設置され、等間隔でリズムよく苗が植えられていきます。
乗り物大好きな我が家の息子たちは大喜び!!
こんな貴重な体験までさせていただけて本当に嬉しかったです。

植え終わった育苗箱を洗うお手伝いも。

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参加者みんなドロドロの服ですが、顔はぴっかぴかの笑顔!
JA新みやぎのお米が、何よりも特別な存在になったと思います。

~夕食交流会・生産者の思い編~に続く

2023年6月 3日 (土)

JA新みやぎで田植え体験~生きもの観察編~

川崎南エリアの今年の交流産地であるJA新みやぎ。
「エコ・宮城ひとめぼれ」でおなじみですね。
こちらでは年に4回、1泊2日の産地交流を行っており、
今回は5/27(土)~5/28(日)に春の交流「JA新みやぎで田植え体験」に参加してきました!

東京駅から新幹線、さらに貸し切りバスに乗って、JA新みやぎ みどりの地区に到着。
みどりの地区は、宮城県大崎市、涌谷町、美里町にまたがる地域です。
まわりはあたり一面田んぼ!のどかな風景が広がっています。

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田んぼに入る前に、まずは育苗箱(稲の苗が入っている箱)を運ぶお手伝い。

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トラックに積み終わったら、田植え体験をする田んぼへ。

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田植えの前に生きもの観察。
大崎市職員の三宅さんからのレクチャーを受けた後、おそるおそる田んぼに入ってみると…
温かい!いや冷たい?歩く度に温度が違う!
そしてズズズっと沈み込むような包み込むような、何とも言えない感覚。

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動きにくさに戸惑っているうちに、子どもたちは次々と網で泥をすくい取り入れ物に入れていきます。
「あ!動いた」「なんかいるなんかいる!」
すでに泥だらけになって生きものを捕まえていきます。

捕まえた生きものをみんなで見せ合うと…

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ザリガニ、コオイムシ、トウキョウダルマガエル、二ホンアマガエル、他にもドジョウなどたくさんの生きものが!
子どもたちだけでなく、大人たちも目を輝かせて捕まえた生きものたちを観察します。

私自身は全然生きものに詳しくなく、正直そんなに興味がなかったのですが、
目の前にある田んぼから様々な生きものが出てきて、三宅さんの解説もとても面白く、
生きもの観察ってこんなに楽しかったんだ!!と感動しました!
農薬や化学肥料を極力抑えているからこそ、多様な生きものがこんなにも生息しているんですね。

~おやつ&田植え編~に続く

2023年5月31日 (水)

バケツ稲の生長記録①

田植えをして、大体1週間。
3センチから9センチに生長していますgood

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2週間経過。20センチにup

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3週間経過。25センチ以上になっているものもありますlovely

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今のところ、順調に育ってくれていますsign03

2023年5月30日 (火)

リユースびん、キャップ(ふた)の外し方♪

先日行われた学習会の中で話が上がった、リユースびんのキャップの外し方を紹介します!


こちらのキャップを外しますrock

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「Rマーク=リユースマーク」が付いていますshine
※分かりやすいように、画像に色を付けました。

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50℃くらいのお湯でキャップを温めます。
我が家は深めのマグカップを使うことが多いです。
キャップが温まれば良いので、5分くらいでお湯から出しています。
ヤケドにはくれぐれも注意してくださいねwobbly

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キャップをよく見ると少し切れ込みが入っているので、キャップを開けて切れ込みに沿うように引っ張ります。

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引っ張ります。ドキドキ・・・

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ドキドキ・・・

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キャップが外れましたnotesnotes

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リユースびんは、パルシステムにお戻しください♪

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この方法を知るまではキャップを外すのが本当に苦手で、上の被せる部分だけで切れてしまったりして失敗することが多かったです。温めることを知ってから、格段にキャップ外しの成功率が上がりましたhappy01

キャップが外れないからといってハサミやドライバーなどで無理やり外すのは、リユースびんを傷つけることになり再利用が難しくなるようです。
なので、全部外せなかった・・・despairと思わなくても大丈夫です!そのままパルシステムにお戻しくださいup

キャップを外すための便利グッズがパルシステムでも販売しているので、カタログでもチェックしてみてくださいねsign01