JAみどりの総会・公開確認会☺ in宮城 パート1
こんにちは。みなさん。
いつも予約登録米や産直小麦パン、大豆、野菜などでお世話になっている
JAみどりの総会・公開確認会に5月28日~29日にかけて参加して来ました。
化学肥料窒素成分量の96%削減! 農薬使用成分回数の70%削減!
『1日目』
新幹線やまびこで古川駅に向かいます。東京駅から約2時間30分くらいです。
ずーっと行きたかったみどりのに初めて行くので、期待とドキドキです。
【第4回宮城みどりの食と農の推進協議会総会】
【公開確認会開催 特別報告】
と続きその中で、パルシステムとは1996~のお付き合いで
やはり放射能の低減対策には大変なご苦労があり、「風評被害にもかなり悩まされた」そうです。
当初国では基準100b以下と発表されていた所
パルシステムから突然(放射能自主基準が)「10b以下/㎏で」と通達があり、かなり「びっくり!」したそうです。
対策としては主に
エコ米の圃場では塩化加里(稲に加里肥料を吸収させ、セシウムを稲に吸収させないため) 経費2000円 20㎏/10a
●エコ・宮城ひとめぼれ:322.5ha 宮城まなむすめ:75.4ha
コア・フード米圃場には鶏糞燃焼灰を使用(灰なのでかなり舞う。来年からは有機PKに変更) 2500円 60㎏~100㎏/10a
●コア・フード宮城ひとめぼれ:37.8ha コア・フード宮城ササニシキ:3.0ha
を使用し資材代金もかなり掛かるので、今年は塩化加里を使うかかなり悩みそして辞めようかという所に
パルシステムから震災復興基金の申し出があり、生産者の負担はなしという事で大変助かったそうです。
おかげで米作りに安心して専念でき、放射能検査の結果は”すべて不検出”となりました。(限りなく0で)
『このあとは公開確認会フィールドワーク・圃場へバスで移動します。』
5月18日田植え
「意外と雑草がないね」と参加者達から驚きの声があがり、良く整備された田んぼ。
コア・フードの田んぼはあの左↖林の向こうのほうにあるらしい。
( ..)φメモメモメモ
久保純雄さんの圃場を視察中。
ここではまだ圃場整備を行っているのでこの田んぼもまだ自分の土地でないそう。確定まであと5年かかるそうです。
遺跡が出てきて遅くなった。
「鉄塔の向こうは太平洋で今日はそこから風が吹いてくる…って事はお天気は下り坂↘」さすが農のプロ!
(女川原発は鉄塔の向こう)
軽減対策は塩化加里の他なるべく深く掘ったりと大変で次の日1日作業が増えてしまうが、
おかげで2.3年で半減したそうです。
風に吹かれ藻がだいぶ手前側に寄ってきている。
空気でたまって浮いているので雷雨やスコールで下に沈むそう。
表層剥離 元土が混じっているので全て藻ではない。
塩化加里撒きだけでなく雪かきなど一台で何役もこなしてくれるそう。
緑のタンクの中が良く見えるように鏡をつけたのは久保さん流。
「こうやってレバーで操作するんだよ」
縁の中を覗いたら↑。
朝どりの生き物たち ~いきもの調査~
ザリガニ?の子供。まだまだやわらかいのでそっとね。
ニホンアマガエル?
ちなみにめだかにそっくりなやつとかサカマキガイなど外来種もいる場合があるそう。
栄養のある田んぼではシロツメクサなどは大きいです。(その辺の都会の公園のとは違うのね^^;)
『今度は懇親会の会場へ移動。』
メニューはみどりの米を使ったおすしなど。手前はサーモン。
みどりの米ひとめぼれの味噌おにぎり(ホテルシェフ作) やっぱりウマイです。
生産者さんの普段の苦労話などをお伺いしながら一緒にお食事。上の青いライトがキレイ。
「いまさっき摘んできたばかりなのよ」
「私も!わたしも~\(゜ロ\)(/ロ゜)/」と大人気~
「先日の交流会ではいちご狩り用にハウス2個分用意したが、終わったあとはなにもなかったそう。」とビックリ!(星さん談)
ちなみにヘタ(に苦みはないので)ごと食べれたりします=自分はヘタごとパクッと全部食べた。その位美味しい!!
そのいちごのジャム
先ほど途中で寄ったAコープでおみやげに”こごたのいちごジャム”を購入。
(後ろの冊子はこごたの紹介でいちごの他パルシステムでもお世話になっている有機ササニシキが掲載)
なんとビッグサイズを発見
この他に地元名産のデリシャストマトジュースも買いました。(写真撮り忘れ^_^;)
こちらも程よい濃さで美味しかったです。(甘く少しねっとりしているが後味スッキリしたお味)
是非次回はトマトそのものを頂いてみたいです。
食事の後は駅前のホテルへ宿泊します。
ちなみに田んぼだけでなく駅やホテル周辺でも”みどりの”だけに?関東とは違う縁のにおいがしていました。
空気はとても良いです。東京方面に帰りたくなくなったりして?
でもそんな所に放射能が降って来たなんて…。
~バス移動中に見えた景色たち~
神奈川にも西部などに田んぼはあるけど…スケールが違いすぎ!(やはり田んぼは大きいほうが作業しやすいって。)
それでも外国ではもっともっと大きいんだよね。スケールが違う…。
『2日目』
この白・ピンク(こごたが白とか地域によって色分け、他の地域の色も有り)の紙はそれぞれの地域を差す。
それにより万が一放射能がどこかで検出されても簡単にトレーサビリティができるしくみ。
ここまでやっている所はめずらしいそう。
『バスで北部広域倉庫へ移動』
ここは3・11の時に積んであったお米の袋がたくさん崩れた所。
この様に検査した後はシールが貼られます。
では実際にやって頂きましょう。
①(右手前男性)指導者の指示のもと検査員が専用の細長い道具で指す。
5~10月は15℃、11月からは常温。 室温は70%以下に保つようにしている。
反対側では有機米などが積んである。コア・フードはどこかなぁ?
シロウト目には全然わかりません。(;一_一)
カメムシに齧られるとその粒は黒くなり、多いと等級が下がります。
高温により被害が増えているそうです。他乳白色になったり、ヒビが入ってしまったり。
パート2へ続く
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