4.産地交流 Feed

2024年12月17日 (火)

産地交流 しめ縄作り体験 その②

横浜南エリアの2024年度の交流産地
JA岩手花巻の皆様としめ縄作りを通して
交流をしました✨

このブログからご覧になった方は
「その①」の記事も是非お読みくださいね😝👇
https://palsystem-kanagawayume.lekumo.biz/.s/yume02/2024/12/post-a813.html


さて作り方のレクチャーも終わり
いよいよ実践です✊


稲の藁を3束に分けて
それぞれをネジネジと「より」ます。
ネジるときには、左右にぱっくり均等に分けて
ネジネジ〜とします。

3束ともネジネジ出来たら
それらを更にねじりつつ1束にまとめます。
まとまった一本の太いネジネジを
丸いリース状にする
という流れです。

足で藁を押さえながらネジネジ〜と
カッコよく決めたい所ですが‥

ただネジネジするだけだと
すぐもとの直毛(?)に
戻ってしまうのです😭

👆この写真の1番左、
下半分はお手本として作っていただいたので
綺麗にネジネジされていますが、
上の方は私がネジったもの‥
その違い、お分かりになりますか?💦
これではやり直し😔です。

私がヘルプ〜😭
と助けを求めると

「そりゃコロコロしないからだよー」
と生産者のかたがコロコロ〜の
お手本を見せてくださいました。

リズミカルな手さばきがお見事✨

左右に分けた藁を
手のひらを合わせてコロコロ〜🍙
直毛だった藁を縦パーマにしつつ👩‍🦱
2本をねじって絡ませることで
うまくネジネジがキープされるんです❣️
直毛のままねじってもダメなんですね🤭

これって人の髪の毛でもそうなのかも🤔
今度、娘の髪の毛でネジネジヘアアレンジして試してみようかな?

ネジネジ完成です👍

なんとか輪っかにすることができました👏

変なところに力が入って
普段使わない背中と腕の筋肉を
使った感じがします💪

ここからは好きな飾りをつけていきます🌸
私は欲張りなので
用意してくださった飾りを
ほとんど使わせていただきました🙏✨

完成です🐟
どうですか?
いい感じになりましたでしょ🩷

最初はどうなることかと思いましたが、
コツを教えていただいてから
藁を「よる」作業が
だんだん楽しくなってきて
無心になって作ってしまいました💦
本当は参加された皆様の
お手伝いをする側だったのに‥

その後は「岩手ひとめぼれ」(玄米入り)で作ったおにぎりや
甘くて大きなりんご、
漬物、
お手製干し柿などを
試食させていただきました💗

お米は粒がふっくらもちもちしていて
私は味付けなしのままで美味しいなぁ😋
と思いました🩷

ある生産者のかたは
「高血圧だから塩かけなきゃ」と
冗談をおっしゃりながら
塩むすびで召し上がっていました🤭笑

和やかな雰囲気で交流を楽しめました♪

お米作りの大変さを学び、
しめ縄作りは和気あいあいと楽しく
美味しい試食もいただけて満腹です😋

これからお米をいただくときは
今日のことを思い出しながら
ありがたくいただきたいなと思いました😊
(M.W)

2024年12月15日 (日)

産地交流 しめ縄作り体験 その①

横浜南エリアの2024年度の交流産地
JA岩手花巻のかたがたと
しめ縄作りを通して交流しました✨

花巻市東和町(とうわちょう)から
4名の生産者のかたが
パルシステム神奈川新横浜本部に
来てくださいました!

まずは東和町や産地交流の内容の紹介が
ありました😊

東和町の農業では
①米作り🌾
②りんご🍎
③和牛🐮
が有名で、
ピーマンなどの野菜も
盛んに栽培されています🫑

今年のりんごは大きくて美味しいものが
できたそうですよ❣️
ありがたいことにお土産にいただきましたが
とても甘くてジューシーでした🩷

お話の中で印象的だったのは
お米作りには人手が必要だし
とても手間がかかる、
その手間を怠ると失敗してしまう
ということでした。

春の田植えでは2〜30人で
800a(アール)程ある田んぼに
1日で植えていくそう。

外来種のアメリカザリガニ取りも
稲を守るために
大事な作業だそうです🦞

夏は雑草との戦いです🌱
雑草が生えていると
カメムシが発生して
お米がやられて黒くなってしまう‥
失敗すると「挫折してしまう」とまで
おっしゃっていました💦

また傾斜のある田んぼなので
草刈りも重労働だそうです。

夏場の炎天下はとんでもなく暑いですし
どれだけ大変なことなのでしょう
と想像されました🥺

パルシステムで購入できる
「エコ・岩手ひとめぼれ」の紹介です🍚
発芽玄米などの紹介もありました♪♪


続いて、生産者の方がたが大切に育てた
稲の藁を用いて作る
しめ縄の作り方のレクチャーがありました😊


「この時期なら
クリスマスリース風に飾りつけして
12月25日を過ぎたらお正月飾りに変更して、
お正月過ぎたらズック👟を洗うタワシに
してもいいよー」だそうです😊

参加者のお子様からは
「畳みたい」という声もあり
それに対して生産者の方が
「畳の中にも使われているんだよ、正解!」
などのやり取りもありました☺️

稲わらっていろんなものに使えて
とても便利ですね😳

産地交流、しめ縄作りの様子はその②に続きます👉
次はいよいよ実践ですよー👍✨
(M.W)

2024年10月 6日 (日)

JAいわて花巻 秋の交流2日目

楽しかった1日目に続き、2日目も盛りだくさんです。
まずは佐々長醸造さんにお邪魔しました。
仕込み水になる、貴重な早池峰霊水を試飲させていただきました。
美味しそうな醤油やお味噌、白だし等が沢山揃っていました。

佐々長醸造さんで買い物を楽しみ、次は子供たちお待ちかねのりんご狩りへ出発🚌!

バスから、田んぼを駆けていく野生の鹿が見えました。

南山地区とゆう場所で標高は300mほど。
涼しいと言われてた場所だけど、今年の夏は35,6度あってりんごの収穫も早まっているそうです。

がんばってりんご園までの道を登っていきます。

みんなりんごに興味しんしん!
この時期のりんごはほぼ完熟とゆうことで、みんな迷うことなくすごい勢いで収穫していました(笑)

今回は紅いわてと黄香(おうか)を収穫させていただきだきました。
採りたてのりんごの美味しいこと!
美味しくて切っても切ってもすぐになくなります(笑)


りんご農園だけでなく、お米も育ててらっしゃる生産者さんでした。
昨日お会いした生産者さんは牛の畜産とお米の兼業でした。
いわて花巻に住まれている方はお米を生活の中心に置いてらっしゃるのがよくわかりました。
都心部の私たちができることは食べることなんだな…


りんごを心ゆくまで堪能させていただき、カントリーエレベーターへ。
収穫されて籾殻がついたままのお米を、乾燥させて貯蔵し、籾すりなど調製をして出荷するための施設です。
『米の城』書かれているのが素敵。

温度管理がされていて、お米さん達も居心地が良さそう〜

間近で大迫力の計測の様子まで見せてもらって子供たちは目を輝かせていました。
繁忙期真っ盛りの中、見学させていただきありがたかったです。


カントリーエレベーターの見学を終えて、
歩いてすぐの場所にある旧小原家住宅にお邪魔しました。

昔の農家の一般的な住宅のようです。
玄関は土足になっていて、家畜を大切にし、一つ屋根の下でともに暮らしていた風景が目に浮かびました。


こちらでも小山田美女会のお母さん方がお料理を準備してくださいました。
タイムスリップしたような、でも居心地の良い空間での美味しい昼食は最高の贅沢でした。
クーラーがなくてもとっても涼しく、灯すくらいの小さな灯りが気持ちよかったです。


小山田美女会のお母さん達に別れを告げ、お土産さんに寄って帰路につきました。


帰る頃には子供たちもみんな仲良し!
またしめ縄企画で会おうね、と別れました。

素敵な産地と生産者さんの魅力をクミカツで沢山の人に伝えて、食べる力にしていきたいと思った交流でした。
参加させていただきありがとうございました!

JAいわて花巻 秋の交流1日目

9月28日(土)、29日(日)の2日間、JAいわて花巻の秋の交流に参加しました。

横浜南エリアはJAいわて花巻との交流は2年目。
我が家の次男が3歳になったので念願の参加です!(3歳以上から参加申し込みができます。)
1年生の長男、3歳の次男、パパの4人で行ってきました。
騒がしい3兄弟(パパ込み)を連れて無事に交流できるのか私はハラハラ。笑



関東は雨予報でしたが、新花巻は快晴!
横浜と変わらない気温に驚きました。もっと涼しいものかと思っていました。

ホテルで着替えて、いざ田んぼに向かいます。

金色の稲穂が美しい…
生産者さんが家族に1人ずつついてくださり、カマの使い方を教わります。

長男は一生懸命刈っていました🌾
次男は虫取りに夢中(笑)
刈り進めるとたくさんの虫さん達が。無農薬で作ってくれている証です。
雑草はそんなに沢山ではなかったです。夏の暑い頃に丁寧に草を取ってくださっているのだと感謝しながら刈らせていただきました。

岩手産のりんごジュースとラフランスジュースを用意してくださっていました。
作業後のジュース最高!
子供も大人も疲れが吹き飛ぶ美味しさでした♪


途中隣の田んぼに機械が入り、あっとゆう間に刈り終えてしまいました。笑
負けじと皆んなで手作業で最後まで刈りました。
みんなよく頑張ったね👍

ホテルの周りも駅からの道のりも田んぼばかりでしたが、休耕地は40%ほどあるそうです。

人手不足とお米の価格が下がっていることが原因にあげられていました。
今回のお米不足で米価格が少し上がったことで少しでもプラスに事が運べば良いです…
高くて食べる人が減らないかな?と心配する生産者さんの顔が頭を離れません。


稲刈りの後は、春の交流で植えてくれていたさつまいもの収穫です🍠

こちらも無農薬栽培!
土がふかふかで気持ち良い。ミミズさんがたくさんいましたよ。
子供たちがとても楽しんで掘っていました。

生産者の皆様ありがとうございました!

よほど楽しかったようで帰りのバスで次男は爆睡。
夜ご飯の時間を過ぎてもなかなか起きません。(笑)

小山田美女会のお母さん達が作ってくれるお料理がとっても美味しくて感動。

冬にも祭り寿司を教えに来てくださったら生産者の奥様方です。お料理がとってもとってもお上手で身体に沁み入る美味しさ!

ネームプレートのおにぎりが可愛い🍙💕
炊き立てのお米や、数時間前に収穫したお芋ごはんやお汁もとっても美味しかったです。

どーん!
岩手牛の塊!
豪華すぎやしないでしょうか…
みんなテンションが上がっていました。

新米の餅米で餅つきをさせていただきました。
杵ってとっても重い。つきたてのお餅の美味しいこと。貴重な体験をさせていただきました。

食事の間、生産者さんと沢山お話することができました。

餅まきまでやってくださいました(笑)
子供たちの必死なこと(笑)

たくさんのおもてなしをありがとうございました!!
お腹も胸もいっぱいになりました✨

2024年10月 1日 (火)

バケツ稲、収穫して食べました。

こんにちは♪

すっかり秋らしくなりましたね🍂

今年の9月は暑すぎました🫠
我が家の稲ちゃんたちにとっても
それは言えることで。
9月頭に水の入れ替えをストップさせたら
すぐにカラッカラになりました。

何でもやりたがりな娘に
ハサミでカットしてもらいましたよ✂️

最初は手で掴んだ部分より
上をカットしようとしていましたが
(それだとバラバラになっちゃうよ〜💦)
何回かやるうちに少し慣れたみたいです✂️

説明書には10日ほど風通しの良いところで
干すと書いてありましたが
風が強すぎるandカラスに食べられる心配から
室内干しにしました😅

遠目で見たらオシャレなカフェにある
ドライフラワーに見え‥ませんかね🤔


そして姉が遊びにきてくれた日に、
稲から米にしていきました!
(人手がないと大変そうだと思ったのでね😥)

初めての挑戦だったのと
自宅にすり鉢などがなかったのとで
かなり時間がかかりました😂

子供達にも手伝ってもらったけど
4歳児は途中で飽きるし、
1歳児はボールゴロゴロさせるとき以外
全部ひっくり返そうとしてくるし、で
大変でした😭

精米機など機械のない時代は
とても大変だったんだろうね
とか
そもそも食べられるようになるまで
こんなにも大変なのに、
お米を初めて食べてみようって
思った人?原始人?はすごいね
とか
そんな話をしながら
作業していきました✨

そして晩御飯の時間になってもまだ
精米できていない状態だったので
白米で食べるのは諦め、
玄米のまま炊いてみました😥

炊飯器だと時間がかかるのと
量的にもできないのかな?と思ったので
電子レンジ炊飯に初挑戦しました♪

「お〜〜〜✨」

どうですか??
美味しそうでしょう🤤??
香りもいいし歯応えがあって
プチプチしててとても美味しかったです❤️

普段食べているものより
美味しい!って思ったのは
自分で育てて自分で作ったからなのか
本当に美味しく作れたからなのか‥
とてもよい勉強をさせていただきました😊(M.W)

2024年8月25日 (日)

我が家のバケツ稲ちゃん

こんばんは!
明日がお子さんの夏休み最終日というご家庭も多いのではないでしょうか?うちはあと一週間…やっとゴールが見えてきました🥺

夏休み中も家族みんなで協力して毎日かかさず水を交換した稲ちゃん🌾

だいぶそれっぽくなりましたよ!
もう食べられるんじゃない?というような見た目の粒たちです😊

出穂の日から35日となるのが来週なのでそうしたらまた新しいフェーズになります😊
バケツ稲作りもゴールが少し見えてきたような気がしますね♪
あと少し、頑張ってお世話していきたいと思います💪✨

2024年7月25日 (木)

我が家のバケツ稲の続報です

こんにちは!

これが出穂??ですかね??
我が家で種もみからバケツで育てていたバケツ稲ちゃんの続報の速報です🌾

緑の葉っぱの中にぽちぽちとお米の赤ちゃんみたいなものが出現しました‼️

バケツ2つ分育てているのですが、
ちょっと小さいバケツの方だけ出穂です😊

暑すぎて水が干上がったりお湯になったりしつつあるから心配してたけど、米は強いなぁ💪
生命力に感動✨
ここから収穫までは鳥や虫、病気など、、これまでとはまた違うトラブルが発生しないように気をつけて‥
毎日様子を見ていきたいと思います♪

これまでのバケツ稲ちゃんの成長もぜひ読んでいってくださいね〜
👇種もみちゃん時代👇
https://palsystem-kanagawayume.lekumo.biz/.s/yume02/2024/04/post-c777.html

👇虫とのたたかい編👇
https://palsystem-kanagawayume.lekumo.biz/.s/yume02/2024/07/post-2445.html

2024年6月28日 (金)

JA岩手花巻 夏の交流1日目

6/15,16にJA岩手花巻の夏の交流に参加してきました。

夏の交流のメインイベントは、生き物観察と田んぼの草取り。

朝、東京駅から新幹線に乗り、昼過ぎに花巻に到着。お天気はとてもよく、6月の岩手としては暑いくらいの気候でした。ホテルに到着し、準備をしたら早速バスで田んぼへ向かいます。

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まずは、生き物観察。田んぼや付近の川に生息する生き物について説明してもらい、観察です。

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Dsc_0816写真はほんの一部ですが、日本ざりがにやタニシ、もうすぐカエルになるおたまじゃくしの他、たくさんの生き物たちを観察しました。実際に田んぼに入って網で捕まえる体験もさせてもらい、参加していた子どもたちは大はしゃぎでした。

生き物たちと田んぼの中で戯れて少し慣れたところで、いよいよ草取りです。無農薬の田んぼということで、草の量もなかなか立派でした。ほとんどの草は機械で抜く作業を行うのですが、苗の側の草は機械では抜けないので、私たちの仕事はそれらを抜くことでした。抜いた草は、なんと田んぼの土の奥深くに埋めこんでしまうのだそうで、埋め込み方が浅いと、また根を張って出てきてしまうので、しっかりと奥まで埋めてくださいとのことでした。ぬかるみに足を取られそうになりながら、頑張りました。雑草はものすごくしっかりと根が張っていて、これは抜かないとお米が育たないなと実感しました。余裕がなく、草取り後の田んぼの写真がないのですが、草取り後の田んぼはとてもきれいになりました!農家の方が草取り後の田んぼに米ぬかを撒いておられたのですが、これはぬかの油で少しでも雑草が出てくるのを防ぐためとのことでした。立派な稲に育ってほしいですね。無農薬の田んぼは、そうでない田んぼに比べて収穫量が7割程度なのだそうで、それだけ厳しい条件でおいしく安全なお米を作っていただいているということ、よく心に留めておきたいと思いました。

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草取りの後、玉ねぎやインゲン、ズッキーニの収穫をさせてもらい、お土産に持たせていただきました。

田んぼや畑には送電線の柵が張ってあり、これは猪や鹿の被害を防止するためだそうで、害獣の被害は年々増えているそうです。大変なご苦労があるなか生産者として頑張っていただいていることに感謝です。

夕食は、「小山田美女会」の皆さん手作りのお料理でした。味噌焼きおにぎりやたくさんの山菜や野菜、どれも身に染みるおいしさでした。今回は近くの川でとれた鮎もいただきました。子どもたちは流しそうめんをさせてもらったりと、大変なおもてなしをしていただき感謝です。

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2024年5月20日 (月)

JAいわて花巻 春の交流二日目

Img_20240512081703789ホテルの前のつつじ。

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ホテルの前で待つバス。

2日目は育苗センターを見学しました。

育苗センターは、種もみを消毒・催芽させるところから田植えができる状態にまで育てる施設です。

育苗について、そして育苗のためのいろんな機械について、説明を受けました。

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種もみを消毒する機械、催芽のための機械、

ベルトコンベアーのような装置の上を育苗箱が流れると

順に土、種もみ、土と入っていく仕組みになっている機械には水を噴霧する部分もありました。

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ほとんどの工程が機械化されていることに、ただただ驚くばかり。

育苗ハウスに移動し、大きく育った苗も見せていただきました。

気持ちいいぐらい青々としていました。

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そして続けて、2月の小山田美女会の郷土料理教室で、たまたま教えていただいた

小山田スーパー『おっほ』(店名の『おっほ』は、花巻市の鳥、フクロウの愛称)も見学しました。

小山田地域の人口減少と高齢化。でも、みんないつまでも住み慣れた小山田地域で暮らしたい。

相次ぐ小学校統合と廃校、農協支店の撤退、さらにはガソリンスタンド、ATM、Aコープ店舗の閉鎖。

高齢者が生活していくのに不便な状況を少しでもどうにかしたいとの思いから

立ち上げに至った小さな小さなスーパーでした。

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いろいろなご苦労がありながらも、

前を向いて頑張っておられる母さんたちの苦悩と逞しさと明るさを感じました。

小山田スーパー『おっほ』で、いちごを売っていました。

子どもたちが、そのいちごをお店の入口で座り込んで食べていました。

さぞかし甘く美味しかったことでしょう。

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その後、『東和めだかの里』を訪れました。

ここは、絶滅危惧種のメダカを保護するために、

NPO法人イーハトーブ里山水棲生物保存会が、

平成15年に立ち上げ、造成し、管理されている里山の水辺、いわゆるビオトープです。

20年にわたるこれまでの歩みなどを伺った後、

四つ、五つあるため池で、

手作りの竿を借りて、外来種駆除のためのザリガニ釣りを楽しみました。

Img_20240512103313108建物の横に立てかけてあるのが、ザリガニ釣り用の竿

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『東和めだかの里』の里内には、サイカチロードというサイカチの並木道があり、涼しい木陰ができていました。

緑が多い分、酸素も多いのか、空気が澄んでおり、とても爽やかで森林浴気分を味わいました。

サイカチの実の鞘は、サポニンを多く含むため、昔は石けんの代わりに使われたそうです。

1715688138876 サイカチロード

Img_20240512104523971ミズバショウ

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昼食には、小山田美女会特製のお弁当と野菜のお味噌汁をいただきました。

自然の緑に囲まれた野外で、みんなで食べる昼食は、なかなか楽しいものです。

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この産地交流で、本当にたくさんの人たちのお話をうかがい、質問をしたりしました。

どの方も快く答えてくださり、大変勉強になりました。

生産者の方の話も聞きたいし、メモも取りたい。写真も撮りたい。

なかなかにハードな活動組合員なのでした。

活動の中で、あの時、あの光景を撮っておけばよかったな~と後悔するのは、いつものことです。

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でも、青い空は気持ちがいいほど広く、木々の緑が眩しいくらいに濃く、

藤の花がその木々に巻き付いて垂れている様子は自然美というか自然そのものというか、

ワイルドでした。

田んぼや東和めだかの里など緑に囲まれた自然の中で、

東和の春をゆっくりと過ごせて、今回もやっぱり心に残る良い産地交流となりました。

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花巻の皆さん、職員、理事の方々、どうもありがとうございました。

12月には、花巻の生産者の方を横浜にお招きし、

エリア主催のしめ縄作り体験の企画を予定しています。

その時、またお会いできるのを楽しみにしています。

JAいわて花巻 春の交流一日目

5/11(土)、5/12(日)快晴。

JAいわて花巻 春の交流に9家族24名、職員他3名の総勢27名が参加しました。

私は2度目でしたが、春の交流は初めてでした。(田植えも初)

スケジュールの流れ、ホテルの利用方法、田んぼまでの道中の景色など分かっている分、

少し気持ちに余裕がありました。

Img_20240512081548887_2 宿泊したホテルフォルクローロ花巻東和

予想外に、空気がもわ~っとしていて横浜より暑いなと感じました。

朝晩はグッと冷え込むそうで、その寒暖の差でお米がおいしくなるそうです。

 

ホテルで早速、田植えの格好に着替え、バスで田んぼに移動しました。

虫(田んぼの中の寄生虫を含む)に刺されないように長袖、長ズボン、ハイソックス(これは必須)など

なるべく肌を出さないほうが良いと勧められました。

持参した長靴は気持ち短いようで、中にどろどろの土が入ると厄介なので、覚悟を決めて履かないことにしました。

ハイソックスだけの状態で、いざっ、田んぼの中へ。

田んぼはそんなに冷たくはなく、ぬかるみそのもの、底あり沼?

あ~もう引き返せない感じ。身動きが取れない。行くしかない。やるしかないのでした。

そんな私の横で、小さな女の子が膝まで田んぼに浸かっても、泣きもせず、ぐずりもせず奮闘していました。

Img_20240511144501213 これは、苗を真っすぐに植えるための目印となるラインを田んぼに引く機械です。

田んぼに引かれた何本ものライン上には、凹んだところと山になっているところがあります。

Img_20240511135925460

左手に苗床を持ち、右手で2、3本ずつ苗をちぎり取っては、山になっているところにしっかりと植えつけました。

★田植えで注意すること

①苗は一か所に2、3本ずつ。(とてもちぎり取りにくいのですが、一か所にたくさんの苗を植えると

育ちが悪くなってお米の粒が小さくなるのだそうです。)

②倒れてしまわないようにしっかり植えつけること。

 

ラインを挟むように足を入れ、一人が二、三列を受け持ち、田んぼの手前と向こう側から二手に分かれて田植えをしました。

ブカッ、ブコッ、ブカッ、ブコッとあちらこちらで足を抜く度に、独特な音が聞こえます。

でも、私は、ひっくり返らないように田植えに集中することだけで手一杯でした。

(さすがに、田植えをしながら写真を撮る余裕はありませんでした。ごめんなさい。写真がありません。)

 

★田んぼでひっくり返らないコツは

①前かがみになる。

②足を横一列に揃えず(仁王立ちは×)、前後に開いて立ち、体を安定させる。

だそうです。

Img_20240511152703653_2

右がみんなで田植えをした田んぼ。左が田植え機が田植えした田んぼ。

田植えが終わると川からポンプで汲み上げた水路から田んぼにチョロチョロと水が引かれました。

いかにも『田植えの終わった田んぼ』になっていくのを見るのは何ともうれしい光景でした。

Img_20240511145830107

今回、生産者の方と一緒に田植えをしたお米は、JAいわて花巻交流玄米として、秋にカタログに掲載されます。

栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料を使用しない安心なお米です。

 

田植えの後は機械による田植えを見学し、こんな機械を作ったのが凄いな~と感動しました。

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水路の、気持ちいいほど冷たい水で足を洗い、次は畑に移動してさつまいも(紅まさり)の植え付けと、まだまだ小さすぎる新玉ねぎの収穫をしました。(これはお土産にいただきました。)

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帰りのバスの中で田んぼに悪さをする獣の害について聞きました。

鹿の被害。春は稲の若葉を食べ、秋はお米を食べてしまうのだそうです。

いのししが田んぼに入ってしまうと、踏み荒らし、臭いがついてしまって全部ダメ。

収穫できても出荷できなくなるそうです。

田んぼの周りには、害獣対策のために電木という電気が通る黒い棒と電線がぐるりと張られていました。

前回来た時には無かったものでした。

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夕食はホテルの向かいにある『なんとうめじゃ 食事処』の屋外で、

女性生産者『小山田美女会』のみなさん特製の山菜尽くしのお料理の数々をいただきました。

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こごみやウドの葉、よもぎ葉の天ぷら、かぼちゃの天ぷら、ごぼうと人参のかき揚げ。

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ふきの煮物、うどのマヨあえサラダ、うるいの味噌掛け、よもぎ餅。

金時豆の赤飯、炭火のお釜で炊いた『いわて花巻ひとめぼれ』。

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太い立派なアスパラにベーコンを贅沢に巻き付けたアスパラベーコン。

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だまこ汁、変色予防のビタミンCのみ添加の100%リンゴジュースに岩手の地酒等々、

小山田美女会のお料理は、素材を生かした素朴な味わい。

何度いただいても身体に沁みる優しい味です。

今回は岩手牛を堪能しました。

大きな塊7㎏を、丁寧に脂など切り取ったのち2㎝ほどにスライスし、炭火で豪快に焼く。

子どもたちもお肉の塊を一人で持たせてもらったり、アルコール消毒した素手で触ってみたり、

焼いているお肉の上から塩コショウを振りかける順番待ちをしたりして楽しんでいました。

玉ねぎをおろしたもの、玉ねぎをスライスしたもの、大根をおろしたものそれぞれに

味ぽんを加えた特製ステーキソース三種。

スライス玉ねぎ味ぽんソースでいただくのが特に絶品でした。

スライスして焼いただけなのに、岩手牛のステーキは本当にトロリとやわらかくて、いくらでも食べられました。

あんなに子どもたちが塩コショウしたのに、お肉の脂で流れてしまうらしく、全然しょっぱくありませんでした。

「わさびもツンとこないからおいしいよ。」とおっしゃっていました。

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子どもたちも、いつの間にか友達になっていて、暗闇の中を一緒に走り回っていました。

生産者の方との距離感が近くて、とても居心地が良く、

たくさんの人たちと、わいわい喋りながら食べる夕食は久々に楽しすぎて、あっという間に終わってしまいました。

 

 

 

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横浜南エリアのメンバーはもちろん毎週パルシステムで商品を購入している組合員=パルシステムユーザーです。<商品購入だけ>から一歩ふみ出し、月1回の集まりを中心にエリア活動を行っています。
横浜南エリアは横浜南センターが拠点で、活動地域は、磯子区・金沢区・中区・南区と、港南区等の隣接地域。メンバーを随時募集しています。

エリアブログ「YUME☆かもめ」では、横浜南エリアのメンバーが活動や商品について「パルシステムな日々」をつづります。
また月1回カタログと一緒に配布される横浜南エリア制作のエリアニュース「かもめ」もぜひご覧ください。

【お問い合せ】パルシステム神奈川 エリア活動課 palkana-annai@pal.or.jp