金柑の甘煮
実家から金柑が届いた。
コロナ禍で、帰省も出来なかったが、その親心にはいつも頭が下がる思いだ。
今は亡き父が生前、皆が食べやすいようにと種のない品種をわざわざ買い求めたらしい。
そんなこととはつゆ知らず、今では実家の畑の片隅に、毎年この時期、黄橙色の金柑が鈴なりに実をつける。生をそのまま頬張ると、弾力のある皮がはじけ、少しの酸っぱさと少しの苦みとフレッシュな果汁が混ざり合って口の中にパァーと広がり、何とも懐かしい気持ちになる。
「煮たのを送ってくれたら良かったのに・・・。」怠惰な娘に「もうしたくない。」と母。
そうだよね。もうとっくに選手交代だよね。おもむろに『だいどこログ』でレシピを調べ、出来上がった金柑の甘煮。自分で言うのもなんだが、母の味に近いかな~。明日早速、子どもたちのお弁当の彩りと箸休めに、お手製『金柑の甘煮』を入れよう。
T.K
お弁当の箸休めいいですね。たくさん作ると余りがちなので、うちもまねっこしてみます。
投稿: MY | 2021年1月22日 (金) 10:55