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2020年2月

2020年2月20日 (木)

小山田美女会お料理教室開催!

2月19日、横須賀の長浦コミュニティセンターにて、岩手から小山田美女会の三名にお越しいただき、お料理教室が開催されました。

スタッフが「何から始めたらいいのかな」という感じで準備を始めていると美女会のみなさま到着!

挨拶もそこそこにエプロンつけてそれぞれの担当ごとに作業が始まりました。

その手際のよさはさすがです。慣れていらっしゃいますね。

私たちスタッフにも「はい、次はこれね。」「一つ先に作って、一つ後でデモンストレーションしたらいいね」という感じ。そのすきにおしゃべりも絶えません。

「このくらいでいいわね」「ちよちゃん、これ味見してみて」。きっといつもこんな風にわいわい楽しく作っているのでしょうね。

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この日のメニューはひっつみ汁、がんづき、祭り寿司(つばき)、串団子です。

どれも花巻ではおなじみの料理。特にひっつみ汁は産地交流でいつも出していただいているものです。

下準備が整って、参加者の方々がそろったところで始まりました。

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お忙しい中いらしていただいたお三方です。左からあべさん、よしださん、みやかわさん。

まずは蒸すのに時間がかかるがんづきの作り方を教えていただきました。

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がんづきは農作業の合間のおやつとして食べられていた郷土料理です。

材料を順に混ぜていき、最後に酢を加えてふくらませます。これがコツだそうです。

みるみるうちにぷくぷくしていく生地の様子に参加者も「わあー」っと声をあげていました。

担当のあべさんはかぼちゃを入れたりするバージョンもお好きだそうです。

いろいろアレンジできそうですね。

次に串団子の生地つくり。これはあらかじめ作っておいた生地をみなさんに丸めていただきました。

簡単なようで意外と丸にするまで難しい。。。

担当のみやかわさんに「手のひらをまっすぐにして、ちょっと力いれて丸めるのがコツ」と教わりました。

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丸めたものは、こちらも蒸して冷水にとり、醤油たれにからめてしばらく置いておきます。

次はひっつみ汁のひっつみの作り方。

生地は少し寝かせたほうがいいのであらかじめ用意したものをみなさんに「ひっつまんで」いただきました。

耳たぶくらいの生地を親指の根本のあたりを使って伸ばして・・・。

これも慣れないわたしたちは「変な形になっちゃった~」と悪戦苦闘。

大丈夫、大丈夫と励ましていただきながら完了。

味を調えてひっつみ汁の完成です。

最後に難関?!の祭り寿司。

見た目は難しそう・・・!

まずはよしださんに一つ見本を作っていただきました。

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祭り寿司のコツは準備だそうです。ご飯をちゃんとはかっておくこと。慌てちゃいけないけど、手際よくやること。あとは度胸!

少しくらいずれてもあじわいがありますね。

一人一本作っていただきました。

よしださんに各テーブルまわっていただき、そばでレクチャー。

どうにかみなさんに仕上げていただき、切ってもらいました。

P2190603 おいしそうですね!

よしださんは花巻でも巻きずしの先生で日々お忙しくされているそうです。

そして牛とお米の生産者さんです。

P2190604 みんなで作ったはなまきの味を囲んで試食タイム。

話にも花が咲きます。

祭り寿司はレシピを見ていてもよくわからないのでやはり実際に一緒に作ることは大切ですね。

それにいつも花巻で食べさせていただきますが、どれもひと手間かかっていたんだな、とわかりました。

ひっつみ汁もていねいにだしをとってあり、ひっつみの生地も少し寝かせる時間が必要だったり。

あらためて産地交流でのおもてなしに感謝でした。

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小山田美女会のみなさんは普段は地元の行事のお弁当やデイサービスの昼食を作っているそうです。

必要に応じて資格も取ってがんばっておられるとのこと。

みなさんとお話して元気をもらったような気がします。ありがとうございました。

寒い中ご参加くださったみなさまも、ありがとうございました。

おうちでまたひっつみ汁など作っていただいたりして、花巻を思っていただけるとうれしいと思います。

 

2020年2月10日 (月)

まんまる 2月号(vol.137)

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