「神奈川のすくすくパン豚 資源循環ツアー」
2月23日(金)、神奈川のすくすくパン豚に登録している組合員限定のツアーに参加しました。今月7日、シリウスに来ていただいた山口養豚場の山口さんも一緒です。
豚の産地は県内の清川村、そして(株)パルブレッドから出るパンの端や形が悪くて商品にできなかったものが飼料に生まれ変わっています。このツアーで資源循環と地産地消を実感。
9時に本厚木駅近くから出発・・今朝は頑張って早起き。
初めに7階建ての(株)神奈川食肉センターを見学、ここで屠畜から解体、その後冷蔵や冷凍肉に加工して出荷です。各フロアーで、獣医さんの管理下で衛生的に処理されていました。
次にすぐ近くの(株)天幸物流に移動、パルブレッドから送られたパンを細かく粉砕、水分を蒸発させて乾燥したパン粉状になって豚さんの飼料になります。
それからバスで1時間ぐらい移動、八王子市にある(株)パルブレッドに到着しました。
既にこの日のパンの製造は終了、残念!でも建物の中はパンの香りがホワーン。
工場の中は厳しい衛生管理が守られていて、白い防塵服と帽子・靴カバーを身に着けてエアーシャワーも浴びてパンの製造過程を見学しました。
ランチの前に、山口さんから豚が育っている環境や飼料のお話をお聴きし、「パルブレッドのパンなので混ざりものが無く、飼料として安心です」と言われました。
お腹もすいて、お楽しみのランチはもちろん「神奈川のすくすくパン豚」とパルブレッドのパンの数々。やわらかで甘さが感じられるたくさんのお肉と、いろいろなパンをいただいてお腹イッパイになりました。
3月3回に「神奈川のすくすくパン豚」追加登録の案内が入るそうですよ。
最後になりますが、この写真は神奈川食肉センターにある牛や豚の蓄霊塔です。私たちは動物だけでなく植物の命をいただき、そして多くの人の思いと手を経て、調理と食事をくりかえし、また次の世代につなげているのですね。
「いただきます」という短い言葉の中に、たくさんの感謝の思いを大切に込めたいと感じました。
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