多摩川干潟観察会を開催いたしました!
桜が満開の4月7日(日)に
毎年恒例の多摩川河口干潟観察を行いました
当日は春らしいお天気にも恵まれ、たくさんの方にご参加いただきました。
場所は『大師河原干潟館』、『正式名称は大師河原水防センター』といって、
非常時には災害拠点となる場所です。
その場所を平時の活用として大師干潟館は地域の方々に親しまれています。
↓↓↓大師河原水防センター(大師河原干潟館)↓↓↓
https://www.tamagawahigata.net/
まずはじめに干潟のこと、干潟での注意事項など、
講師をしてくださる多摩川干潟ネットワークの皆様からお話がありました
<参考>多摩川干潟ネットワーク
https://www.tamagawahigata.net/多摩川干潟ネットワーク/
さぁ、ライフジャケットを着て、観察場所の「大師橋下」へ向けて出発です
※大師橋とは神奈川県川崎市と東京都大田区を結ぶ多摩川に架かる橋です
到着後は現地での注意事項の確認をして、
さっそく干潟の観察をスタート
「あ!カニがいたよ~」
「ねえねえ、こっちにもいた」
お子さんたちが楽しそうにお父さん、お母さんに話しかけている声が聞こえてきました
カニを捕まえた後は、そのカニを観察しながらの学習会を行いました。
カニのオスとメスの見分け方や、はさみの特徴、
その他多摩川に住む「ボラ」などの生き物の観察も行いました。
こどもはもちろん、おとなの方も楽しんでいられる様子でした!
この日はくらげもいて、くらげの触手がとても危険なこと、絶対に触ってはいけないことなど、
生き物との共存を大切にするための学びもありました。
捕まえた生き物たちは干潟の大切な住人です。
観察後は生き物たちを干潟へ返しました
このあと、干潟館へ戻りもっと詳しい学習会を行いました。
この日観察したカニの種類やヤマトシジミ、ボラなどの生き物について、
詳しく知ることができました。
「カニは何を食べているの?」
「個人的に生き物観察するときに注意することは何ですか?」
など、参加者の方からの質問もあり、有意義な時間になりました
干潟に住む生き物を知ることで、ヒトと共存していくために、
環境に良い暮らしについて考えてもらうきっかけになればと思いました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
<参加者のかたの感想(一部抜粋)>
・親子で自然にふれあうことができる良い体験になりました。
・専門家の方のお話もあって、学習に役立ちました。
・子どもが初めて入る干潟の歩き心地や
生きているカニをさわることができてうれしそうでした。
・もっと干潟での観察時間が長いといいなと思いました。
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