テーマパル「パルシステムの3Rのひみつ」
8/4(金)、ハイブリッドで
環境に関するテーマパル「パルシステムの3Rのひみつ」が開催されました。
今回、特に印象に残ったことは、
パルシステムがなぜ段ボールを回収しないのかということについての話でした。
トラック内のスペースの問題、
回収した段ボールがいっぱいあると配送業務がしにくいという問題に加えて、
パルシステムで回収しても行政に任せても、
リサイクルの質に違いがないという理由が大きいのだそうです。
日本では段ボールはリサイクル率が非常に高く、
古紙回収率95%、回収した古紙の利用率90%以上と、
既に社会全体として理想的なリサイクルになっているのだそうです。
だから段ボールの回収は、今までどうり行政にお任せです。
問題なのは、リサイクルの質に違いがでるのは、その他の燃えるゴミやプラスチックごみのところ。
行政に出すとその大半が燃やすだけ。
発電や温水として利用されてはいますが、リサイクルの質としては低いのだそう。
お料理セットのトレーが再びお料理セットのトレーになったり、
富士の天然水のPETボトルが再び富士の天然水のPETボトルになったり、
卵パックが再び卵パックとして利用されたり、
商品まとめ袋や米袋が再生原料として建築資材になったりする、
質の良いリサイクルが可能なのは、パルシステムの強み。
容器包材の素材がしっかり把握できていて、みんながちゃんと戻してくれて、
職員さんがしっかり分別してくれているから可能なこと。
パルシステムって、こつこつ頑張ってるんだな~と感心した学習会でした。
ちなみに、写真は今週の我が家の返却物です。
(K.T.)
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