まんまる vol.107
PDF版はこちらmanmaru_201706.pdf
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長々とすみません。
でも、伝えたりていないくらい楽しい体験ばかりだったので、もう少しお付き合いを・・・。
佐々長(佐々木醸造)を後にして、和紙工芸館へ行きました。
ここはおそらく紙漉きの北限地といわれているそうです。
館の周りには楮(こうぞ)という紙の原料がたくさん植わっていました。
夏になると山から動物さんたちがおりてきて食べてしまうらしいです。
でも、追い払うことはなくわけてあげるそうです。
ちなみに教えてくださる先生は前夜の交流会でお肉を焼いてくださった、あの方!です。
紙のもととのりと色をとかした液体をそれぞれ選んで、紙漉きの枠に流します。
その作業を自分の作りたいデザインに合わせて2回、3回行います。
できあがったら大きなアイロンのような乾燥機?で乾かしてできあがり。
簡単そうで意外に難しかったです~。
思ったように模様が出なかったです。でもそれも味でしょうけど。
こんせんくんを描いたアーティストもいましたよ!
終わったらみんなで300段の階段を上り、泣き相撲で有名な 成島毘沙門堂へ。
旅の無事をお願いし、郷土料理のひっつみのお昼ご飯を頂きました。
最後に産直市場の「あおぞら」で地元のお野菜などをお買いものをして、新花巻駅へ向かいました。
駅前広場で簡単なお別れ会をしました。
それぞれ一言ずつ感想を言って。
たった2日間という短い時間でしたがとっても濃くて、よい体験をたくさんさせていただきました。
お忙しい時期であるのに、私たちのために時間を割いてもてなしてくださって本当にありがとうございました。
みなさん、すっかり東和町のファンになり、「また来たいです!」とおっしゃっていました。
生産者の方たちも9月にある南センターまつりと11月のパルゆめつなごう展にはきてくださるので、神奈川でもお会いすることができます!
せっかくの体験、せっかくの縁。しっかりつなげていきたいですね。
2日目です!
今日もいいお天気です。
六時前には子供に起こされました。朝食は6時半からなのに・・・。
お風呂もまだ入れないのに・・・。
宿泊したホテルもとっても素敵で、11年3月13日生まれのヤギがいたり、ホールに本やマッサージチェアがあったりしてのんびりできます。
6時半を待ち構えて、レストランに一番乗りです。
お釜で炊いたご飯。地元のお惣菜に、地元の飲むヨーグルトやジュース。
どれもおいしかったです。
ヤギ小屋を眺めながら食べました。
昨日すっかり仲良くなった子供たちは早々に食べ終えて外へゴー!
集合時間まで駆け回っていましたよ。
2日目の工程は・・・佐々木醸造見学~和紙工芸館~成島毘沙門堂~産直「あおぞら」訪問~
さようなら・・・です。
生産者の方が東和町の魅力も伝えたいということで企画してくださった2日目です。
まずは味噌・醤油工場見学。
みんなで白い帽子をかぶって見学スタートです。
おっと。入る前に注意されました。「朝、納豆食べた人~?」
え?食べちゃったよ???
お味噌にとっては納豆菌って大敵!ちょっとついただけで、一晩でお味噌が糸ひいちゃう・・・くらいなんだそうです。
工場の人は納豆食べたければ夜。そして必ずお風呂に入ること!と言われているそうですよ。
お味噌作る人はお気をつけを!
さてさて・・・イケメンのお兄さんにつきながらお醤油工場、お味噌蔵と見学させていただきました。
こちらのおつゆはすごい賞を取っていて、首都圏の百貨店にもおろしているそうです。
もちろん岩手ではみんな大好きで使われているとのこと。
お味噌だって昔ながらの作り方で丁寧に作られています。
そして音楽を聴かせて熟成させているんですよー。ヴェートーベンの田園を聞かせていました。
田園の中に蔵だから、田園をきかせているそうですよ。
最近は減塩を気にするする人が多くて、お味噌汁を飲む人が減っているとのこと。
でも、食パンに含まれる塩分は1.2グラムでお味噌汁はお野菜なども取れて塩分は0.8グラム。減塩を気にするならこそ、お味噌汁を飲んでほしい、とおっしゃっていました。
見学を終え、直売コーナーで試食&お買いもの。
お味噌もお醤油も買いたかったけど・・・重いので断念。ううう・・・。
今度は紙漉き体験をしにわし工芸館へ・・・続く。
さてさて、続きです。
ちなみにこのブログは春の交流の報告ブログと合わせて読んでいただけると
「あー、この田んぼがこうなって、こうなったのね」「夏は春とこんなところが違うのね」と楽しんでいただけます♪ ぜひご覧くださいね。
田んぼの草取りなどをしながら田んぼで過ごすこと二時間。
いい具合にみんな泥で汚れ、汗もかき、ほどよく(?)疲れ・・・。
集合写真を撮って、田んぼを後にしました。
生産者の方が「あとは我々プロにまかせて、みなさんはできあがりを待っていてくださいね」と言ってくださいました。
本当に楽しみです。
ホテルに戻り、隣接の温泉できれいになり、まったりして楽しみな楽しみな夜の交流会を待ちました。
産地交流ツアーでの最大の魅力であり、イベントはこの夜の交流会だと私は思っています。
なぜなら生産者の方とたくさんお話ができるからです。そして、お料理を作ってくれる女性のみなさまともお話しができるのですよ~。お酒も入ってなかなか普段は話べたな方もたくさんお話ししてくださったり。
今回の交流会は、地元のたくさんの美味に加え、子供たちが歓声をあげた流しそうめんもありました!
こんなに長い竹で、大人数でできるのはなかなかないので大人も子供も大騒ぎでしたよ~。
そうめんでお腹がいっぱいになったはずの子供たちにはさらに・・・
おにぎらず作りも!
そして・・・牛の出産があって遅れていた牛の生産者の方が登場。
自らおいしいおいしいお肉を焼いてくださいました。
どれもみなさんが忙しい中、私たちのために準備して、心をこめてもてなしてくださって、お話もたくさんできてとっても楽しかったです。
交流会中には組合員側の自己紹介タイムもありました。
どの参加者もそれぞれ食や生産地に興味があって、その思いを熱く語っていました。そんなお話を聞いたのも楽しかったです。
なごり惜しいですが、時間になりみんなで片付けを手伝ってお開きとなりました。
ゆっくり星空でも眺めたかったのですが・・・食べ過ぎて疲れて・・・バタンキュー。
そんなわけで続きはまた・・・
6月17~18日に行われた JAいわて花巻 初夏の交流に参加してきました。
九時に東京駅の銀の鈴前にて集合し、顔合わせ。
これから二日間一緒に楽しむメンバーです。娘は早速同じくらいのお友達がいるのを見つけてニンマリ。
やまびこ45号に乗り込み、3時間。
新花巻駅は宮沢賢治の世界の入り口でした。
そんな素敵な駅で迎えてくれたのは生産者の方がた。
二日間、お世話になります!
バスでホテルへ移動し、早速田んぼへ行く恰好へお着替え。容赦ありません(笑)
お天気はちょっと暑いかな?というくらいで田んぼへ入るには最高のコンディション。
5月の春の交流で植えた田んぼはすくすくと稲も育ってましたし、もちろん雑草もたくさん育ってました!
生産者の方とペアになって作業に取り掛かります。
移動の車内で「農家が一番嫌がるのが草取りです。それをわざわざ神奈川からみなさん来てやってくれるんですから・・・がんばってください」とお話をしてくださいました。
本当にそうなんですね。ちょうど作業にはJAの若い方がたが研修で一緒に参加されてましたが、みなさん初めてで、女の子たちはもちろん「キャー!やだー!」と叫び続けて笑われてました。
参加した組合員は大喜びで田んぼに裸足で入りよろこびの悲鳴をあげていました。
作業しながらたくさんお話を聞くことができました。パルシステムの田んぼには農薬を使ってないので雑草が生える。機械は使えない。大変だけど手で少しずつやっていくしかない。楽を求めたら農薬をまいてしまえばいいけど、それでは安心して食べれるお米にはならない。
そんな話を少しずつしゃべってくださいました。
もちろん、農薬をつかってないので生き物もたくさんいました!オタマジャクシ、カエル、アメンボ・・・。子供たちは早々に草取りを自己終了して生き物探し。
娘はオタマジャクシをつかまえようとがんばりすぎてバッシャーン。
腰までどろだらけとなってました。でも笑顔!
なんとか草取りを終え、お母さんと子どもは茄子の苗を植えたり、たまねぎ・さやえんどうの収穫作業。お父さんたちは雑草を生えにくくするために米ぬかをまく作業をしました。
作業の後の冷たいお水はとってもおいしかった!!!
この田んぼで6人が年間に食べる分くらいのお米がとれるそうです。ちゃんと育てば。
ちゃんと育ってほしいですね。
続く・・・
みなさんこんにちは。
真夏のような暑さですね。
今日は、横須賀エリア企画「城ヶ島地層たんけん」のご報告です!!
6月3日(土)三浦半島にある城ヶ島の地層たんけんに行ってきました。晴天に恵まれ、気持ち良い汗をかく一日となりました。
なんとこの企画、45人もの応募がある大人気企画でした。抽選にあたった幸運な御家族15名が参加され、「三浦半島活断層調査会」の方に案内していただきました。
上に上に重なっていくはずの地層が縦になっていたり、ずれていたり、波打っていたり、炎のような姿をしていたり・・・
こんな、なぜ??との疑問をたんけんの中で解き明かしていくわけです。
いくつもあるたんけんポイントを、順にめぐり、一つずつ丁寧に、そして分かりやすく解説をしてくださいました。
中でも、積極的に質問をしたり、メモをとる熱心な子どもたちの姿が印象的でした。
三浦半島活断層調査会の方の周りを取り囲むように覗き込み、話に引き込まれる子どもたち、地層に埋まっている化石を宝さがしのように楽しみながら見つける姿。
ちょっと難しい話も、私たち参加者にわかりやすくかみ砕きお話ししてくださいました。
「火山まめ石」の実物をお持ち下さり、実際に見て触ることができたり、携帯顕微鏡で、化石や鉱石を観察することもできました。
これが「火山まめ石」で、地層に埋まっているものをみんなで探しました。
深い海から生まれたという城ヶ島。大きな力で曲げられた地層や、過去の地震の爪痕など、1000万年も昔から長い年月をかけて姿を現した地層を観察していると、地球のエネルギーの大きさを感じます。
そして、大地は動いているのだと実感させられました。
普段、観光で訪れる城ヶ島とは違った視点で楽しめました。
今日をきっかけに、未来の地質学者?!が生まれるとうれしいですね。
とても充実した学びの多い一日となりました。
次の機会には興味を持ったあなたもぜひ!!参加してみてください。
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