10月21日、オンラインにて「スゴいぜ!産直大豆厚あげ学習会」を開催しました。
パルでおなじみのお豆腐屋さんといえば・・・?
そうです、共生食品さんです!共生食品さんから2名、講師として参加してくださいました。
豆腐を作り続けて15年!豆腐のスペシャリスト・小野寺(おのでら)さんと、営業企画課の若きホープ・八尾谷(やおたに)さんです。
まずは共生食品について紹介してくださいました。共生食品さんの取り扱い製品は豆腐や厚あげ、それに冷凍うどんがありますね!豆腐とうどんを一緒に扱う会社というのは珍しいのだそうです。
確かに・・・大豆と小麦・・・違いますもんね。
実は共生食品さんってもともとは麵屋だったそうです。それが組合員が求める、安心・安全の豆腐つくりを生協から依頼され、それはとても難しいことだったにもかかわらず、挑戦したのだそうです。豆腐作りに関しては、素人で、怖いものしらずだったからできたことだったとお話くださいました。
このお話は共生食品さんのHPにもしっかり、載っています。
完成にいたるまでは本当に大変だったとのこと。販売当初は欠品が多かったり、パックから出すとすぐ崩れたり・・・ということがあったようです。でも、職員の方が、「世の中にないものを作ろうとしているから買い支えましょう!」と組合員に説明して、組合員も理解を示して買い支えて・・・。つまり、共生食品さんと生協が協力してできた豆腐!
このお話だけでも、「絶対おいしいやつ~!」と納得したのでした。
続いて、オンラインで工場見学!
なかなか実際には行けないですが、オンラインだからこそ、のアングルなどもあり、楽しませていただきました。
まずは大豆倉庫。国産品オンリーの大豆倉庫です。大豆は北は北海道から南は熊本までの大豆を、それぞれ特徴があるのでブレンドして使われているそうです。
そして、磨砕~煮沸(大きな釜ではなく筒状の釜の中でゆっくりと行う)~分離(おからと豆乳にわける)~凝固(にがりをいれるこの作業は職人の仕事!)~もり込み(豆腐の状態を見極めて、豆腐を崩す作業で、ベテランにしかできない!)~加圧・切断(ロール状のカッターで切るのですが、なんと手作業!ここも職人技が!)~フライ工程~包装・検品~出荷までの流れを見学させていただきました。
豆腐愛の強い小野寺さんと八尾谷さんの熱いトークとともに会は進みます。レシピの紹介や商品紹介もしていただきました。
開発当時からの三兄弟は木綿豆腐、厚あげ、油あげ。
木綿豆腐をあげたものが厚あげで、お肉のかわりに炒め物や煮物向き。
絹豆腐をあげたものが絹生あげで、ふわっとやわらかなのが特徴。焼いて生姜醤油で召し上がれ。
参加者の方からの質問でも出ていましたが「生あげと厚あげって同じ?違う?」
答えは「同じ」です。地方色だそうです。がんもどきも、ひろうすっていう人いますよね?改めて聞くと、あ、そうなのね、と思いました。
あと、参加者の何人かにおすすめの食べ方を聞きました!
小松菜と煮るのが好き!シンプルが好き!焼き肉のたれで食べる!
いろんな食べ方が出て、どれもおいしそうでお腹がすいてきます。
みなさんはどんな食べ方がすきですか?
質問の中で「湯通ししたほうがいいですか」も出ました。答えは・・・「特にしなくてもいいです。油がいいもの(圧搾一番しぼり菜種油)なので、コクとして利用してもらえればいいと思います。煮物などで味シミのためやカロリーダウンの目的であれば行ってください。」ということでした。
最後にはクイズ大会もしていただきました。この問題の解説がまるで理科の授業?という感じでした。とってもためになった学習会でした。
参加のみなさまはかいかがだったでしょうか。オンラインだったので、交流という点では少し物足りなかったかもしれません。でも、学習会としては濃厚な時間だったのではないでしょうか。
実は私はお豆腐はよく買いますが、厚あげは買ったことがなかったんです。すみません。
でもこれからはメインのおかずとしてガンガン食卓に登場してもらおうって思いました。
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