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2015年8月 8日 (土)

みかんの摘果に参加しました~小田原交流果樹の学校~

8月2日(日)に「小田原果樹の学校みかんコース」のみかんの摘果・ジュース作り体験に参加してきましたhappy01

みかんはいっぱい実がつくので、ある程度の実を落とす(摘果する)必要があるそうですapple

摘果で実を落としすぎると実が大玉になりすぎてしまい、

残す実が多すぎると実1個当たりにいく養分が少なくなってしまうそうです。

疲れている木は余計にもぐなど、木の状態を見ながら摘果するそうです。

Img_0256 絞りたてのジュースを参加者全員で味見しました。

Img_0262 味見の感想は、「にがい」「すっぱい」「香りがいい」「なんとか飲める」などでした。
緑色のみかんだからやはり酸味が強かったですclover

体験に入る前にハチや蚊が多いから気をつけるようにと注意がありました。

蚊が本当に多かったので、蚊取り線香は必須ですsign03

携行したり木にかけたり地面に置いたりして使うようです。

木をゆすると、ハチがいた場合よけていくから

摘果前に木をゆするようにと教わりました。

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5月にはまだ花が咲いていた畑の入口付近のキウイがなんとこんなに大きくなっていました!

出荷できる大きさの8割程度まで育っているようです。

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同じく前回は白くてかわいい花が咲いていたレモンにも緑色の実がなっていましたclover 

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小さなオレンジ色の実が地面にいくつも落ちていたのですが、これは自然落下したものだそうです。

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Img_0269 みかんの木が自分で実を落とすというのがなんか不思議です。

摘果体験の場所に到着後、摘果作業についてのやり方を教えてもらいました。

早生みかんは葉っぱ25枚に対し1個ならせるそうです。

ribbonポイントribbon

①小さいのを落として大きいのを残す

②傷のあるのを落として枯れ枝も落とす

枯れ枝は黒点病のもとになるためとってくださいと言われました。

下の画像が黒点病のみかんです。

黒い点がたくさんあるのが見えますか?

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エカキムシという虫が食べた葉っぱもありましたart

Img_0273 エカキムシは葉の中を通るそうで、通った後はまるで絵を描いたみたいですcoldsweats01

アゲハチョウがひらひらと飛んでいて「わあ!ちょうちょだ!」と子どもたちは喜んだのですが、
「アゲハの幼虫がみかんの葉っぱを食べるんだよ」と言われて、

「きれいだけどみかんにとっては害虫なんだねdespair」という言葉が出ました。

また、みかんの木がクモの巣だらけだったので、「なんでこんなにクモの巣が多いんですか?」

と生産者の石井さんに聞いてみました。

「害虫が多いからクモの巣も多い。害虫がいなければきっとクモもいない畑になるよ」と言われ、

 石井さん宅では農薬をほとんど使用しないため、害虫も含めて生き物が多いのかなと思いました。


摘果前のみかんはこんな風に鈴なりになっています。

Img_0280 摘果する際のコツですが、みかんの実はてこの原理を使うとぽこっととれるそうです。
てこの原理の話を聞く前は必死に引っ張って取っていたのですがなかなかとれず、

てこの原理を使ったら面白いようにぽこっととれたので驚きましたcoldsweats02

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低いところの実を取ったり…

Img_0284 脚立にのぼって高いところの実を取ったり…

Img_0285 みんなで頑張って摘果しました。
協力して2本分の摘果作業をしましたが、みんな蚊に狙われながら汗だくになりましたsweat01

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 入れ物にたくさんの摘果みかんが取れました!

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生産者の石井さんが摘果した木はこちらですeye

さすがプロの技sign03すっきりとしていますflair

Img_0293 摘果前の木はこれです↓

実がた~くさんなっていますcherry

今年はみかんのなり年だそうです。

Img_0295 落とした実はこのくらいでした↓

Img_0294 地面にはころころとたくさんの実が落ちていました。


摘果したみかんを冷たい井戸水で洗いましたtyphoon

小さくてまるくてスーパーボールみたいです。

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Img_0302 洗った摘果みかんをカットします。
半分にカットするよりも十字に切れ込みを入れた方が果汁を搾りやすいそうですrock

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Img_0323 ジューサーにカットした摘果みかんを入れて搾ります。

皮と一緒に絞るから香りがよくておいしくなるそうです。
写真のジューサーはなんと40年もの!長く大切に使われてきたんですね。

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Img_0316 小さい子も体重をかけて頑張りますdownwardright

Img_0319 緑色のみかんから出てくる果汁はきれいな黄色でしたfullmoon

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摘果みかん1キロで約500mlのジュースができるそうですwine

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石井さんの奥様が摘果みかんジュースを使って作ったシャーベットを振舞ってくれましたpresent

子どもたちは「おいしいsign03おいしいhappy01」と大喜びで、あっという間に平らげてしまいましたdelicious

Img_0326 大好評だったので、奥様からおかわりをもらいましたheart01

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摘果みかんジュースを牛乳で割ると、ラッシーや飲むヨーグルトのようになりますcapricornus

こちらも子どもたちには好評でしたhappy02

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糖度計で摘果みかんの糖度もはかってみましたsun

オレンジ色っぽい方は7%、黄色っぽい方は6%でした。

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摘果みかんを搾り続けていたら手がすべすべになりましたshine

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しぼったみかんは畑にまいて肥料にするそうです。

大きなバケツで1.5杯分の搾りかすが出ました。

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 9月いっぱいまで暑いと甘みが蓄積されてみかんはおいしくなるそうですdelicious

 このままの天気ならおいしいみかんになりそうですね!

 収穫前に雨が降ると、木が水分を吸ってしまって薄い味のみかんになるそうです。

 

摘果・ジュース作り体験はあわせて2時間の体験でしたが、

暑い中での摘果作業はとても大変でした。

石井さんのところでは摘果したみかんが1トン位になることもあるようです。

手作業で広大なみかん畑の摘果作業を行うのは、果てしない作業に思えます。

おいしいみかんができるまでには生産者の方の絶え間ない努力があるのだと改めて感じました。

 

 

ジョイファーム小田原では、摘果みかんをしぼってジュースにしていますwine

ちなみに数量限定ですが、オンラインパルの産直いきいきショップで、

「緑(あお)みかんシロップ」という名前で販売していますheart04

みなさまも機会があればぜひご賞味くださいhappy02

摘果みかんジュースの作り方とポン酢の作り方を載せておきますheart01

摘果みかんが手に入った方はぜひ作ってみて下さいね。

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 今後もみかんの収穫など、ジョイファーム小田原との産地交流は続きます。

産地の魅力や生産者のお話などを伝えていこうと思っていますので、よろしくお願いします。

以上、もっちーでしたnote

 

 

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