エリア交流会を開催しました
9月23日(金・祝)に梅の里センターにて3年ぶりに「エリア交流会」を開催しました
●平塚センターの配送地域(主に小田原市、秦野市、平塚市内)に住む活動組合員が参加します。
●活動組合員同士で意見を出し合い「やりたいこと」を、みんなで決めます。
●今回は「ジョイファーム小田原」さんに「みかん」についてお話を伺いました。
●小田原梅の里センターに集まり、梅ジャムゼリーと緑(あお)みかんシロップゼリーを作りました。
●家族全員で参加したり、1人で参加したり、参加の仕方はそれぞれでした。
西湘・県西エリアには、エリアで活動しているメンバーと地区くらぶで活動しているメンバーがいます。
地区くらぶは、月に1回対面かオンラインでミーティングを開催しています
平塚地区くらぶママの休日は、主に日曜に平塚市内で活動しています。
小田原地区くらぶなんてんは、平日に小田原駅周辺かオンラインで活動しています。
はじめに、西湘・県西エリアの交流産地であるジョイファーム小田原の商品(梅ジャム・緑みかんシロップ)を使ったゼリーづくりを行いました。
小田原地区くらぶなんてんと平塚地区くらぶママの休日のメンバーをシャッフルして調理のグループ分けをしました。
調理をしながら交流を深めます。
やけどに気をつけながら、まぜまぜ
左側の大きな鍋に入っているのは、緑(あお)みかんシロップで作ったゼリー液、
右側の小さな鍋に入っているのが、梅ジャムで作ったゼリー液です。
お子さんたちも一生懸命調理に参加していました
次は、ジョイファーム小田原の方を講師にお招きしたみかんの学習会をしました
おいしいみかんを食べにくる動物は、サル・カラス・イノシシ・ハクビシンなどいろいろいるそうです
しかも「おいしい品種から食べてしまう」そうです。
ちなみにウサギはみかんの苗木のやわらかい葉っぱを食べてしまうそうです
虫もおいしいみかんを狙っています
カメムシは果汁を吸い、カミキリムシは木を食べてしまい、エカキムシは葉の中にもぐって絵をかくように葉っぱを食べてしまうそうとのこと
おいしいみかんが私たちの手元にやってくるまでには、たくさんの困難があるということがわかりました。
みかんの皮がまるで菊の花びらのように凹凸になっている「菊みかん」はおいしい、軸が細いみかんは甘い…などなど、マメ知識的なものも教えていただきました。
「大津」や「青島」といったみかんは貯蔵みかんで、貯蔵庫で貯蔵しているうちに甘くなるそうです。
みかんのお話をきいてのまとめ
・「小田原のみかんは酸っぱい」と言われている。
それは、小田原のみかんの木がストレスなく、根も深く、育っているから。
みかんは、土壌が悪く過酷な環境だと甘いみかんになる。
・ジョイファーム小田原のみかんの肥料は有機100%!
・ジョイファーム小田原のみかんは、農薬半分以下!
・一本の木から取れるみかんは、だいたい500玉。
・実がつくままで3年かかり、収穫出来るまで5〜10年、30〜40年みかんが収穫出来る。
・みかんの収穫は9月下旬から始まり、ピークは12月。
・収穫は、極早生、早生、中生、晩生と品種別に順番に行う。
・みかんの花は白く、ハチミツになるとクセが無く食べやすい。
・保存方法は冷蔵庫ではなく、風通しのよい日陰。
・みかんの葉や花の使道は生産者さんも知らない、、、
学習会後には、できあがったゼリーを試食(黙食)
緑みかんシロップで作ったゼリーは酸味があり、梅ジャムで作ったゼリーは梅シロップのような味で、
どちらも素材の風味を味わえるおいしさでした
みなさん素敵な笑顔です
みかんのお話を聞き1番印象に残った事は、どうしてみかんは「段々畑」で育てられているのか、です。
私もみかん畑のイメージが太陽と山の斜面でした。
みかんを段々畑で育てる理由は、日当たりのため。
1本1本の木に日の光を当てるために、石を積んで段々にしています。
そして、積み並んだ石段を自然災害や猪などに崩され、戻すことのできない生産者さんが増えてきている。というお話でした。
直接何か手伝う事は難しいですが、生産物を食べることで協力できたら良いなと思いました。
(o)
学習会の講師をして下さったジョイファーム小田原さま、
事前準備や会場設営や調理などのサポートをしてくださった職員のみなさま、
交流会に参加してくださったメンバー&ご家族のみなさま、
どうもありがとうございました
(もっちー)
子どもたちもたくさん参加していて賑やかですね!
学びあり、試食あり、交流ありで充実した交流会でしたね。
投稿: すけのぶ | 2022年10月20日 (木) 22:44
すけのぶ様
コメントありがとうございます。
中身がギュッと詰まった交流会でした★
投稿: もっちー | 2022年11月 9日 (水) 17:16