🌲森のおはなし🍂と❄クリスマスリース作り🌲
12月2日(日)、ふらっとパル茅ヶ崎にて、「森のおはなしをクリスマスリースづくり」を開催しました。小田原市森林組合から講師をお招きし、森についてのお話をきいて、木のツルや実、葉など、森の素材を使ったクリスマスリースを作りながらの、エリア交流会です。
まずは、できあがった素敵なリースと皆の笑顔を見ていただけば、楽しさが伝わると思います!
最初に、森のおはなし。いまの森林、人工林がどんなふうに作られているか。40年前までの日本では森の木は今のように豊かではなかったこと。森には水を貯える役割があるけれど、きちんと機能を果たすには適度な日当たりによって下草が育つことが必要だということ。そのために、そして良質な木材を育てるために、混雑した森の木を間引きする「間伐」が大切だということなど、いままで知らなかった森の知識を、わかりやすくお話しいただきました。
模型を使って、手入れが行き届いた森とそうでない森との、水を貯える力の違いを実感しました。
そして森の素材でクリスマスリースづくり。材料ひとつひとつの名前を教えていただいて、松ぼっくり=松だけでも何種類もあることにもびっくり。ぐるぐると巻いてリースの土台になっている藤ヅルは、山で仕事をする人にとっては、木に巻き付いて、木材の品質を下げたり、木を伐る際にひっかかって思わぬ方向に倒れてしまうなど危険でやっかいな植物だということも教えていただきました。
作業にとりかかると、最初は「センスが…」「何を使ったらいいのか…」など戸惑っていた参加者も、徐々に夢中に。子供たちはそれぞれのミニリースを自由な発想で楽しみながら制作していました。
「かわいい!」「男子らしい!」「大人っぽくて素敵」「華奢なところが本人そっくり」「女子力高ぇ~」と、同じ素材でもそれぞれ個性が光る素敵なできばえ。森の小さな恵みのひとつひとつに触れ、眺め、感じながら、自分らしいクリスマスを演出するリースができました。
リースづくりのあとは、西湘・県西エリアの2くらぶと、小田原市森林組合の講師のお二方との交流会。「林業ってどんな仕事?」「小田原の間伐材を使った商品って?」「どんな交流や体験がしてみたい?」「子供たちにどんな経験をさせてみたい?」「楽しみ方は?」など、さまざまなテーマでアイデアや意見を交わすことができました。
西湘・県西エリアでは、小田原市森林組合を今年度の「交流産地」として、どんなことができるのか悩んだ末、ようやく今回の「森のおはなしとリースづくり」が決まりました。手探りであれこれ考えてきたけど、会って話すのがいちばんですね。これからも、皆でアイデアを出し合って、楽しい交流を企画していかれたらいいなと思いました。
完成したリースを玄関に飾った様子は↓こちら。家族の帰りを暖かく迎えてくれます。
ところで…うちの息子(4歳)が頑張って作ったリースは、ドリームキャッチャーみたいで素朴でそれなりに素敵だったのですが…
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