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2011年6月28日 (火)

『エコ・シュリンプってどんなエビ?』開催☆

clover 6月28日横浜北センターにて『エコ・シュリンプってどんなエビ?』と題して、

オルタートレードジャパンの方をお招きして、エコ・シュリンプの学習会を開催しました。

この学習会、開催のきっかけはエビが食べたかったから(笑)。

カタログに載っている「エコシュリンプ」、気にはなるけど、今まで注文したことがなかった

メンバー面々。量の割にはお値段もちょっと張るし・・・。だったら学習会を開いてこのエビ

のことをよく知って、試食もしちゃおう!ということから話が進みました。

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まずは、エビに関するクイズやエコシュリンプの成育環境、コンセプトについて映像を交えて

説明していただきました。

世界でエビは3000種もいるのだそう。そんなエビを日本人は一年間に一人2000g消費。エビフライ、おすし、ピラフ、エビチリ、サラダ・・・エビは日本人の嗜好にあうのでしょう。

このエビのほとんどは輸入品。1960~70年代にはトロール船による大量捕獲が続けられました。しかし、このトロール漁は一度に大量のエビやその他の魚を乱獲するため、海の資源の枯渇や破壊を招くことに。その後、インドネシア政府は1980 年にジャワ島、バリ島周辺でのトロール漁法を禁止されるに至りました。
こうして海から捕れるエビが少なくなるにしたがって、エビの養殖が増えていったのだそうです。


 台湾で始まったブラックタイガーの集約型養殖。これがインドネシアでも行なわれるようになりました。この集約型養殖法は狭い池にたくさんのエビを飼って、人工飼料によって短期間に大量生産するというもの。人工飼料の食べ残しによる水の汚染・土壌の汚染や密度の高い場所で生育されることによるストレス等でエビに病気が発生しやすくなり、抗生物質などの使用が広まったそうです。しかし、それではエビが薬づけになると同時に、環境汚染にもつながりました。

沿岸部で多くの養殖地を開墾するため、マングローブの森林伐採がすすみ、また、養殖池では大量の水の入れ替えが必要で、人口肥料や抗生物質の残渣が残った水が排出され、周辺の環境を汚染しました。新たに大量の水をくみ上げ、地盤沈下にもつながりました。

染された池は使用不可能となり、放置されることが多く、次々と新しい土地に養殖池をつくっていくことになったそうです。。 

これでは持続可能なエビ養殖とはいえません。

持続可能なエビ養殖をめざして

そこで、すでにバランゴンバナナで海外の産地と日本の消費者をつなぐ民衆交易を進めていたオルタートレードジャパンが、安心・安全なエビを求めていた生協と手を組み、エコシュリンプが生まれたのです。

エコシュリンプは、粗放養殖という方法でエビを養殖しています。

文字通り、放し飼い。淡水と海水が交わる汽水域に養殖池をつくり、土着に生息する魚とともに生育させます。集約型が1㎡当たり30尾ほどなのに対し、ここでは2~3尾という低密度。のびのびと広い池で育つエビは筋肉が発達してぷりぷりした食感のエビに育ちます。人口飼料は一切与えません。

環境に負荷を与えない養殖法で、抗生物質や化学物質を

とらない安全なエビが育つ。海を隔てた生産者と消費者が

そのエビを通してともに豊かになれる関係を築く。

これがエコ・シュリンプのコンセプトなのです。

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エビの収穫風景はさまざま

地域によってエビを捕獲する方法が違うということは、大量生産型ではない地域に根ざした産業になっていることをうかがわせるものでした。

◎現地で働くスタッフの笑顔

エビの頭を取り除いたり、大きさ別に選別したりといった工程をATINAという現地法人で行なっているそうです。

ここのスタッフの様子を紹介したDVDを見せていただきました。

やりがいを持ってがんばって働くスタッフには笑顔が。現地の人の励みにもなっているんですね。

市販のエビとエコシュリンプの食べ比べもしてみました。

若干、市販のほうが白っぽいかなと思われますが、見た目はあまり変わらない気がしました。

しかし、口に運んでみると、違いが歴然!!!身のしまり具合が違いました。市販のほうが水っぽいのです。

「これまでぷりぷりしていると思っていたエビが実はそうではなかったことに気づかされた」

ある参加者の方の感想です。

市販のエビには色身をよくするため薬剤やぷりぷりとした感じを出すための保水剤が添加されていることがほとんどなのだそうです。

ゆでると小さく縮んでしまうエビってありますよね~?

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エコシュリンプは背ワタが気にならない!

下処理のとき、ATJのスタッフさんは背ワタについて特に言及されませんでした。

通常、背ワタはどす黒い色をしていますよね。あれはエビの消化器官で消化し切れなかった物が残っているからなのだそうです。人口飼料によって飽食状態で生育されたエビの場合、餌が消化し切れず体内に残ることが多いのではないか、とのことでした。

エコシュリンプの背ワタは白っぽいのだそうです。自然の放し飼いで餌は自分で捕食しながら育つエコ・シュリンプは代謝もよく適度な量の餌がきちんと消化されているということなのかもしれません。

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続いてエコシュリンプのうまみを活かした試食タイム♪

ちょっと欲張って(?)2品の試食を出しました。

(司会と写真を任された私は調理にはタッチせず・・。キッチンで頑張ってくれた皆さんありがとうございます!!)

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◎ エコシュリンプとにんにくのオリーブオイル炒め

エビの下処理をして、にんにくは薄切り、しょうがは千切りにし、

フライパンにオリーブオイルを中火で熱してにんにく、しょうが、

とうがらし、えびを入れて約3分炒めます。

火が通ったら弱火にしてレモンをまわしかけて、パセリや小松菜

などのグリーンを添えて塩コショウで完成。

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◎エコシュリンプのカクテルサラダ

解凍したえびをお湯で3分ゆでる。ゆであがったら冷水にとり

水分を取ります。ソース(マヨネーズ大6、ケチャップ大2、ウスタ

ーソース小さじ1/2、レモン汁、塩コショウ)をまぜる。

レタスやトマトを添えてえびを盛り付け、上からソースをかける。

ライムやレモンをかざって完成。

これ、両方ともおいしかったです!!!ぷりぷりのエビのうまみを堪能できました。

また、当日、食育チームのリーダーさんが参加してくださっていて、エビの殻を乾煎りして塩コショウしたエビの殻料理を手早く作ってくださいました。これにはATJのスタッフさんも舌鼓!

エコシュリンプのおいしさ、エコのヒミツが理解できる有意義な時間となりました。happy01  

(Radha)

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