産直たまご「たまごの学習会」
6月3日(火)、横浜北センターにて神奈川中央養鶏の方を講師にお招きし「たまごの学習会」を開催しました。
まずは、たまごのサイズについてのお話。
鶏の産卵は120日齢以降で徐々に生み始め、たまごのサイズは日齢やエサの量で日々変化していきます。
ss〜3Lまである中で、パルシステムの産直たまごはMS〜2Lサイズ。黄身の大きさはほとんど変わらず卵白の量が違います。
エサは遺伝子組換えをしていないトウモロコシや大豆で、収穫後にも薬品がかからないようにして、食の安全を守ることに重点を置いているとのこと。
また、二黄卵のお話を聞き、実際に参加者のみなさんと割ってみました。
二黄卵は生み始めの初期に発生する自然発生のもので、発生率は日齢120〜180日で5%、180〜210日で3%!
黄身が3個や4個のものもあるそうですが、今回はみなさん2個でした😊
続いて、鮮度やゆで時間の違いによるゆで卵の比較実験。
採卵後「1日」と「10日」の卵で殻の剥き具合、卵白と黄身の固まり具合を比較しました。
参加者のみなさんに剥いてもらいましたが、採卵後「10日」の卵の方が殻が剥きやすいとの声。
これは卵に入っている炭酸ガスが時間経過とともになくなっていき剥きやすくなるとのこと。
そして、卵白は75〜78℃、卵黄は65〜70℃で固まるので、これをうまく利用して温泉卵は作られているそうです。
二黄卵を茹でると黄身はどのような状態になるのかも見ることができました。
雪だるまみたいでかわいいですね😆
最後は、ゆで卵を使ってタマゴサンドを作り、かき玉スープと一緒に試食しながら、鶏舎の様子を動画視聴しました。
参加者のみなさんから
□エサなどのこだわりがあることで食の安全が守られていることを知ることができ、安心して購入できるなと思いました。
□卵について学習する機会がなかったので、今日はなるほど!そうなんだ!の気づきがたくさんありました。
□出荷までにたくさんの工程があること、日本と欧州の考え方の違いなど、大変勉強になりました。
などなど、たくさんの感想をいただきました。
ありがとうございました。
9月には産地交流で工場見学などを予定してます。
ぜひご参加お待ちしています! (A.N)
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