やってみよう!カジノヤ大豆栽培④
2024年11月23日(土)、『やってみよう!カジノヤ大豆栽培』の集大成、収穫の日を迎えました。
いいお天気になりましたが、風が冷たい!
皆さんが1年間、成長を見守ってきた大豆たちは、このような感じ・・・
大豆になっている、からからに枯れている株は畑の半分くらい。奥の方にはまだ緑の株が多く見られました。
さやの様子を見て、中でまん丸になっている、大豆になっている株だけ収穫します。
ちくちくと痛いので皆さんお気をつけて!との注意事項を聞いて、収穫スタートです。
カジノやさんの方が、マメ・ソバ スプレッシャー(脱粒機)にかけて
さやと葉・茎などを分離して下さいます。
そこから…納豆用の「いい豆」と「出来ない豆」に分けていきます。
ヒビや、割れ、傷や腐りがないか確認するのですが、この作業が果てしなく感じられて・・・
どんどん調子に乗って作業がはかどる人と、疲れて飽きてしまう人、様々でした。
途中、カジノヤさんがお持ち下さった大豆製品をいただきながら小休憩。大豆しぼり豆(さとう・きなこ・抹茶)や煎り大豆をいただきました。
煎られた大豆の香ばしく素朴な味わいや、ほんのり甘いしぼり豆の風味に、疲れが吹き飛びます。
(残念ながらパルシステムでは現在取り扱いがなく、秦野のじばさんずで購入できるそうです。)
段ボールいっぱいになった、選ばれた大豆を見て、皆さんからも感嘆の声が上がります。
私たちが収穫した大豆も使われている、「つながるひろがるゆめ納豆」。粒が大きくて豆の味がしっかり味わえると好評です。
実は、つながるひろがるゆめ納豆に使われている大豆は津久井在来大豆といって
生産量が少なく、そのほとんどが栽培地域周辺で消費されるそうです。
豆のつき方に特徴があり、機械化しずらい品種だそうですが、頑張って生産しています、との事。
大豆は特に輸入品も多いですから、在来品種を守ってくださっている事に感謝しつつ
ゆめ納豆を食べていきたいと思いました。
種をまき、雑草を取り、生育調査、収穫と年間を通して、参加者の皆さんと共に大豆の生産を間近に見させていただきました。
種まきから収穫までの間の、ほんのひと時ではありましたが、普段口にする農産物が、食べられるようになるまでどれだけ大変なのかを垣間見れた貴重な機会でした。
カジノヤさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。(Y.F)
コメント