心あたたまる 冬のいわて花巻
しめ縄&郷土料理&宮沢賢治
12月2日(土)~12月3日(日) JAいわて花巻冬の交流に参加してきました。
駅には、JAいわて花巻の方、生産者の方がお迎えに来てくださいました
お米の袋が山積みです。例年だと6段積みですが、今年は、天候不順の影響で5段積みです
エコ・岩手ひとめぼれは、慣行栽培に比べて化学肥料を90%削減、化学合成農薬は56%の削減です。
もみの乾燥には、熱風を使わず、屋内で自然風に近い形でじっくりと乾燥させるのでおいしいお米になるそうです。
1袋30㎏です。側面には、生産者の名前、1等米の印、きちんと検査をしたということで、案内をしてくださった営農課の伊藤課長の印が押されています。ほぼすべてが1等米だということです。新米と言えるのは、12月いっぱいです。この時期おいしく炊くには水加減がむずかしいそうで、ちょっと控え目にするのが良いそうです。
実際に30歳まで住んでいらしたという、10代目小原さんにお話を聞き、家の中を案内して頂きながら当時の暮らしを教えて頂きました。
栗の木を土台としているので、腐らないそうです。釘を打っていなくて縄を結んでいるそうです。火をたくので煙で蒸され、虫もつかないそうです。確かに中は黒光りしていました。
6年前の地震の修復には3600万円かかったそうです。
しめ縄作り体験です。これは生産者の方が作ったものです。きれいです。
何とか輪を作ることが出来ました。
皆さん、それぞれ自分だけのクリスマスリース、しめ飾りを作ることが出来ました
夜の交流会では、女性生産者「小山田美女会」の皆さんが作ってくださった郷土料理で、生産者の方、JAの方と楽しく交流することが出来ました。
「小山田美女会」の郷土料理干し柿の天ぷらがありました。初めてですが、甘くておいしかったです
「小山田美女会」の皆さん。2月には、郷土料理を教えに横浜に来てくださいます。お楽しみに
夜は、隣接する温泉で、1日の疲れを癒し、明日に備えます
ホテルの食堂には、薪ストーブがありました。上にはやかん&鍋等が置け、下にもオーブンのようなスペースがありました。とっても暖かかったです。
交流田は、8a、800㎡ほどです。減反政策のために周りの田んぼは、畑になっていたり、草ぼうぼうだったりしています。一度田んぼでなくなると田んぼに戻すのはむずかしいそうです。
生産者は、食べる人のことを想って、安全安心でおいしいお米を作ってくれていることを再確認しました。
昼食は、宮沢賢治も通っていたという「やぶ屋」で賢治の大好きだった『天ぷらそば&サイダー』を頂きました。
「小山田美女会」の料理はとてもおいしく、宮沢賢治も知ることができ、今年は、自分で作ったオリジナルのクリスマスリースを飾ることが出来、来年は、これまた自分で作ったオリジナルのしめ飾りで良い年を迎えられそうです。とても充実した二日間を過ごすことができました。花巻の皆さんありがとうございました。
産地へ行って、自分の目で見て耳で聞いて、体験するということは本当に楽しかったです。リピーターが多いというのも納得です。皆さんもぜひ産地交流に出かけてみませんか
ここでお知らせです。
「小山田美女会の郷土料理教室」を開催します。
日時:2018年2月6日(火) 10時30分~13時30分
場所:ウィリング横浜
詳しくは、後日 weekly どりーむぺいじ、HPに掲載させていただきますので、ご覧ください。
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