JAみどりの冬の交流 一日目
1/19(土)・1/20(日)、JAみどりの「
新幹線の降車駅「古川」には、前日の雪が少し残っていました。
ギュッと踏みつけ感触を確かめる子供達は、既に楽しそう♪
今回の交流は、4組のファミリーを含む、総勢21名でスタートです。
まずは美味しい体験が続きます。
味噌作りは、味噌玉を樽に詰める所からはじめました。
思い思いの大きさに丸めた味噌玉を、飛び散る位の勢いで樽に投げ込んでいた子供達も、
余りの量の多さに徐々にお疲れ。
お父さんお母さんもお手伝いし、交流味噌の仕込み完成です。
産地交流のお土産になったり、お料理教室の調味料として使われたり、仕込んだお味噌は
約半年ここで出番を待ちます。美味しく仕上がることを祈るばかり!!
さて、今回はこの味噌玉をジップロックに詰めて持ち帰り、お家でも発酵の過程を楽しめることになりました。
JAみどりのの上部さん、「今から観察して夏の自由研究にして下さい!」
子供達、ちゃんと観察して下さい!!
続いて、宿泊先のロマン館に移動し、ソーセージ作り。
生産者高梨さんのソーセージ作りは今回がなんとラスト。来月お店をクローズするそうです。
高梨さんの優しい人柄、面白いお話に参加者は皆、どんどん引き込まれていきます。
精肉として販売できるお肉のみを使ったこだわりのソーセージ。
お肉と香辛料を粘りが出るまで混ぜ合わせる所からはじまります。
次に、豚の腸に均一の太さになるようにお肉を詰めていきます。この作業がなかなか難しい。
私は二度挑戦し、二度とも途中で腸を破裂させてしまい、リカバリーするのにかなり焦りました。
子供達は、いとも簡単にこなしていきます。ニョロ〜っと長いソーセージをくるくるねじって
形を整える作業も、子供達は迷いがありません。
「もっとやりたり!楽しい!面白い!」
小さな職人達があっという間に沢山のソーセージを仕上げてくれました。
私も、弟子入りさせようかと思う程サクサクソーセージ作りをする息子に手伝ってもらい、
なんとか仕上げました。
夕方、蕪栗沼にマガンの寝ぐら入りを観察に出掛けました。
日中バスの車窓から田んぼで落ち穂や雑草、畑にこぼれた大豆などを食べるマガン達が
沢山見えました。
このマガン達が日が沈む頃、沼に戻って来るのです。
カップル、ファミリー、若者グループ、V字編隊のマガン達が四方八方から湧き出てきます。
沼の上に来ると列は一瞬乱れ、ハラハラの沼に降りていきます(落雁)。
沼はどんどんマガンで埋め尽くされていきます。衝突しないのが本当に不思議。
この日は幸運なことに月が真ん丸でした。
月の前をマガン達が通過すると、「ワーッ」と歓声が沸き起こっていました。
こうした地球ショーが見られるのも、自然を残す取り組み、自然を活かした稲作のお陰です。
夕食交流では、先程のソーセージが早速並びました。
お味は200点です。大人は美味しいお酒を楽しみ、子供達は生産者の方が持ってきて下さった
キウイフルーツや干し柿などを頂きながら、楽しい時間を過ごしました。
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