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2021年2月18日 (木)

リモート産地交流会

 2月12日(金)、横浜南エリアではJA新みやぎ、みどりの地区の生産者の方と初のリモート交流をしました。JA職員の阿部さん、パルシステム本部の方々が間に入って進行してくださり、産地の方とあれやこれやお話ができました。

 まず、5JAから成るJA新みやぎ。仙台より北側に位置するエリア。JA新みやぎ、みどりの地区の水田面積は12,536ha。主食用米面積は7,607ha。JAでのお米の取り扱いは約13,734t。など産地の概要を聞きました。ひとめぼれが集荷の七割を占め、次いでつや姫、まなむすめ、ササニシキと続きます。

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そして、その米作りを支える自然環境について。遊水地、ため池、用排水路などの巧みな水の管理システムによって、季節風やませによる冷害、地形が原因で起きる洪水、渇水などの厳しい自然条件を克服してきた実績から2017年世界農業遺産に認定された『大崎耕土』。冬には、7万羽ものマガンが飛来する越冬地『蕪栗沼』は2005年ラムサール条約に登録された湿地であること。環境保全のため、環境の変化を調査(生き物調査、生育調査)されており、アマガエル、ホタル、赤とんぼなど水の綺麗な場所にしか生息しない生き物たちとの共生を大事にされていること。屋敷を取り囲んで洪水、やませから守る屋敷林『居久根』は存続が難しくなっていること。など産地の概況も。

 次に米倉庫を見せてもらいました。JA職員の三浦さんが倉庫の端から必死に走ってこられ、息せき切ってその大きさを伝えてくれました。米30Kgの袋が7~8℃の冷蔵庫に14万袋保管されているそうです。さらに生き物の写真を見てその名前を選ぶクイズや米袋バッグの作り方の説明では、JA職員の上部さんがオンラインでも分かりやすいようにフリップも用意されていて、みなさんの伝えたい熱い気持ちと細かな心遣いをひしひしと感じました。

 今の産地の様子も。ひとめぼれ、まなむすめを作られている松川さん。農閑期の今は、いちごを作り、パック詰めをされているそうで「おひなさまの時にピッタリ。」と、いちごご飯を紹介してくださいました。無農薬のひとめぼれ、大豆、小麦、自家野菜を作られている小原さん。今は機械の整備などをされているそうです。「無農薬なぶん、田植え後の草取りは一回は除草機を使用するが、その後は手で取っているのでとっても大変です。」と、しみじみおっしゃっていたのが印象的でした。

 冷めてもおいしいお米のササニシキは、1993年のやませによる大冷害でお米に実が入らず(不稔)、気象に弱いということで、気象に強く冷めてもおいしく、ねばり、つや、うまみ、香りのトータルバランスの良いひとめぼれが多く作られるようになったという経緯も。

 限られた時間での交流でしたが、パルシステムのお米を作ってくださっている方のお顔を拝見でき、産地の暮らし、お米作りの地道な苦労などを少し知ることができて、これからも一層お米を大事に食べようと思いました。おいしくて、安心、安全なお米を食べることができる幸せに感謝する一日でした。

(TK)

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