JA岩手花巻 夏の交流1日目
6/15,16にJA岩手花巻の夏の交流に参加してきました。
夏の交流のメインイベントは、生き物観察と田んぼの草取り。
朝、東京駅から新幹線に乗り、昼過ぎに花巻に到着。お天気はとてもよく、6月の岩手としては暑いくらいの気候でした。ホテルに到着し、準備をしたら早速バスで田んぼへ向かいます。
まずは、生き物観察。田んぼや付近の川に生息する生き物について説明してもらい、観察です。
写真はほんの一部ですが、日本ざりがにやタニシ、もうすぐカエルになるおたまじゃくしの他、たくさんの生き物たちを観察しました。実際に田んぼに入って網で捕まえる体験もさせてもらい、参加していた子どもたちは大はしゃぎでした。
生き物たちと田んぼの中で戯れて少し慣れたところで、いよいよ草取りです。無農薬の田んぼということで、草の量もなかなか立派でした。ほとんどの草は機械で抜く作業を行うのですが、苗の側の草は機械では抜けないので、私たちの仕事はそれらを抜くことでした。抜いた草は、なんと田んぼの土の奥深くに埋めこんでしまうのだそうで、埋め込み方が浅いと、また根を張って出てきてしまうので、しっかりと奥まで埋めてくださいとのことでした。ぬかるみに足を取られそうになりながら、頑張りました。雑草はものすごくしっかりと根が張っていて、これは抜かないとお米が育たないなと実感しました。余裕がなく、草取り後の田んぼの写真がないのですが、草取り後の田んぼはとてもきれいになりました!農家の方が草取り後の田んぼに米ぬかを撒いておられたのですが、これはぬかの油で少しでも雑草が出てくるのを防ぐためとのことでした。立派な稲に育ってほしいですね。無農薬の田んぼは、そうでない田んぼに比べて収穫量が7割程度なのだそうで、それだけ厳しい条件でおいしく安全なお米を作っていただいているということ、よく心に留めておきたいと思いました。
草取りの後、玉ねぎやインゲン、ズッキーニの収穫をさせてもらい、お土産に持たせていただきました。
田んぼや畑には送電線の柵が張ってあり、これは猪や鹿の被害を防止するためだそうで、害獣の被害は年々増えているそうです。大変なご苦労があるなか生産者として頑張っていただいていることに感謝です。
夕食は、「小山田美女会」の皆さん手作りのお料理でした。味噌焼きおにぎりやたくさんの山菜や野菜、どれも身に染みるおいしさでした。今回は近くの川でとれた鮎もいただきました。子どもたちは流しそうめんをさせてもらったりと、大変なおもてなしをしていただき感謝です。
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