ジョイファーム小田原 柑謝祭
10/29(土)、ジョイファーム小田原の柑謝祭、午後の部に参加しました。
午前の部・午後の部、合わせて約30組が参加の
みかん収穫体験ツアーです。
※追記:午前の部には西湘・県西エリアが参加しています。
はあと to はあと: 行ってきました★柑謝祭!
ジョイファーム小田原は、今年度の横浜南エリア交流産地で、
柑橘類・キウイフルーツ・ブルーベリー・
玉ねぎ・梅・菜花の産地です。
ジョイファーム小田原では、自然と共存する持続的な農業、
化学合成農薬や化学肥料に頼らない環境保全型農業に
取り組んでいます。
パルシステム神奈川とは、農作業体験や、
耕作放棄地を利用して柑橘を苗木から育てる取り組みなど、
様々な産地交流を行っています。
今回の柑謝祭など、収穫体験ツアーはとても人気があります。
集合場所からみかん畑までは片道30分の道のり。
当日はよく晴れて、でも暑すぎず、
歩くのにちょうどいいお天気でした。
行程の途中5カ所にみかんクイズが用意されていて、
参加した子どもたちが飽きずに歩き通せる工夫がありました。
途中、みかんの選果機と貯蔵庫を見学しました。
今の時期に生っているみかんは「早生(わせ)」といい、
収穫後そのまま出荷しますが、
この後、年末までに収穫されるみかんは、貯蔵してから
酸を抜き甘みを強めて、冬の間をかけて出荷されます。
貯蔵には(魚に使う)トロ箱が使われていて、
1箱約10キロあるそうです。
貯蔵庫ではトロ箱が天井近くまで積み上げられ
温度・湿度が管理されています。
みかん畑が見えてくると、道は急な坂になっていきました。
振り返ると、遠くに海と市街地が広がる見事な景色。
到着すると、みかんジュースがふるまわれました。
『ジョイファーム小田原の緑(あお)みかんシロップ』
で作ったさわやかな味。
甘さ・冷たさが疲れた体にしみます。
さて、ここからいよいよみかんの収穫体験です。
畑に入っていき、生産者においしいみかんの見分け方を
教えていただきました。
おしり側が色づいていること。軸が細いこと。
枝が下に向いている所に生っていること。
それから、感覚的に皮がやわらかいこと。
軍手をはめたままではわからないので急いで取りました。
みかんに時々見かける、ゴマのような黒い点についても
教えていただいました。
あれはカイガラムシという虫で、皮についていても
中身は無事で食べることはできるそうです。
ただし見た目が悪くなり、商品価値が下がってしまいます。
また、たくさんつくと色づきが悪くなり、
それは味にも影響するそうです。
ちょっと有っても気にしなくてよいが、
無いにこしたことはない、ということですね。
『ジョイファーム小田原の緑(あお)みかんシロップ』
は気に入ったので、解散後に直売所でおみやげに買いました。
甘くなる前のみかんをしぼってグラニュー糖と煮詰めた
シロップです。
3~5倍に水・炭酸水などで割って飲みます。
うちの子は、炭酸水より水で作るとおいしいと言っていました。
みかん作りのたいへんさも直接聞くことができて、
ぜひ食べて応援したいと思いました。
久しぶりに産地に出かけられて、
とても充実した一日になりました。
(SR)
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