『チョコレートワークショップ』開催しました!
1月24日(木)、新横浜本部にて「チョコってどうやって作るの?チョコレートワークショップ」を開催しました。
当日は、15名の組合員さんとともに、私たちスタッフも一緒に楽しませていただきました。
講師は、NPO法人APLAの野川さん。とても明るくオシャレで素敵な方でした☆
グループごとにカカオ豆の皮をむき、中身(=カカオニブ)を味見します。
ちょっと苦みがありました。
【カカオペースト作り】
各グループから集めた『カカオニブ』をひとつのすり鉢に集め、順番にすりすり。
20分を目標にペースト状にします!
カカオ豆は約55%が油のため、すっていくうちに油分が出て、どろッとしてきます。
だんだんいい香りがしてきました~♪
ちなみに、このペースト状になったものを冷やし固めたものが『カカオマス』です。
今日はこのペーストに、牛乳とキビ砂糖を入れ、クラッカーに塗っていただきました。
【チョコレート作り】
テーブルに用意されたのは、『カカオマス』と『ココアバター』。
『ココアバター』とは、カカオから搾った油のことで、カカオに50%ほど含まれているそうです。
それぞれ味見してみると、『カカオマス』はほろ苦いチョコのような感じで、『ココアバター』はまさに油で、苦みはありません。
刻んだカカオマスとココアバターを湯煎で溶かします。水が絶対に入らないのがポイント。
ミルクチョコレートには白砂糖と粉乳、ビターチョコレートにはキビ砂糖を加え、よく混ぜて滑らかにします。(市販のチョコレートは、機械で72時間混ぜるそうです。)
次は「テンパリング」(=温度調節)です。このテンパリングがおいしさのポイントだそうです!
①チョコレートが入ったボウルを、湯煎で45~50℃まで温める。
②お湯を水に取り換え、冷ます。ミルクチョコは27℃、ビターチョコは28℃まで下げる。
③水に少しお湯を加え、それぞれ2℃上げる。
規定の温度になったら、型に入れて、冷蔵庫で30分~40分冷やし固めます。
【カカオティー】
最初の方の工程でむいた、カカオ豆の皮をお湯に入れて5分ほど蒸らしたら、
『カカオティー』の出来上がり♪香りは“カカオ”ですが、味は“無”です。
香り高く、とてもおいしかったです。
チョコレートを冷やし固めている間に、チョコレートやカカオの産地パプアのお話をしていただきました。
バレンタインももうすぐ、ということで、チョコレートで愛や感謝の気持ちを伝える機会が増えてきます。しかしながら、その裏側では、
カカオ農園における児童労働や、貧困問題などがあります。愛を届けるはずのチョコレートに愛が足りないのでは???
解決するひとつの方法として、フェアトレードやオーガニックなどの「人と環境にやさしいチョコレート=愛のあるチョコレート」を選んでほしい。
また、毎日1枚100円のチョコレートを買うなら、1週間に1回、ご褒美として、1枚数百円のチョコレートを買ってほしい、とのお話がありました。
ひとりひとりの気持ちが、生産者の方々への応援につながると良いですね。
さて、いよいよチョコレートの出来上がりです!
「わぁ~!」参加者のテンションが上がります!
こちらで用意した試食とともに、チョコレートを食べながら交流タイムです。
「舌・鼻・手などの感覚をフルに使って体験でき、とても刺激になった」
「作ったチョコレートのくちどけの良さにびっくりした」
「豆から本当にチョコレートができて感動した」
等々、参加者の声も好評でした!
今までは、板チョコを溶かし冷やし固めて作っていたチョコレート。
バレンタインも近いので、今年は、子どもと一緒に“ホンモノのチョコレート”を作ってみたいと思いました。
K.M.
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