井ゲタ竹内さん学習会&エリア交流会を開催しました♪①
みなさま、こんにちは😊
今日6/1(木)に「恩納もずく」のメーカーさんである井ゲタ竹内さんの学習会とメンバー交流会を行いました。
今年度、鶴見エリア経営会議では「恩納もずく」をはじめとする、食べて産地を応援するもずく商品をオススメしています😌🍴
そこで、商品をより深く知るために、もずくを加工しているメーカーである井ゲタ竹内さんと恩納村漁協の生産者をお招きして学習会を開催しました。
学習会は、≪モズクと『里海づくり』≫という内容で行われました。
①里海づくりについて(もずくの育つ環境)
②サンゴともずくの関係
③恩納村の生産地での取り組み
④メーカーさんのもずく商品の製造行程やこだわり
⑤私たち組合員(消費者)と産地、生産者、メーカーとの関わりについて
⑥市販品のもずくとの食べ比べ
このような話をとてもわかりやすく、時にはユーモアをまじえて(笑)、お話ししてくださいました。
もずくがどういう場所で、どのように育って、どういう道のりを経て、私たち消費者のもとに届いているのかをとてもよく理解することができました。
また、環境が生産物にいかに影響を与えるのかも知ることができました。
ここで、私たちが実際に食べている味付けされたもずく商品について、面白い実験がありました。
写真左がパルシステム商品の井ゲタ竹内さんの『恩納村の味付け太もずく(65g×6P)』、
写真右が市販品の味付けもずく(70g×3P)です。
ちなみに、お値段は少しパルシステム商品の方が高いです。
こちらを細かい網目の濾し器で濾してみると…。
もずくと調味液の比率が全然違うのが一目瞭然でした。
65gと70gで市販品の方が一見、内容が多いように見えますが、実際のもずくの量には大きな違いがありました。
また、調味液の色についても明らかに違いがわかると思います。
化学調味料や保存料なども使用していないこだわりがここからもよくわかります。
また、実際に食べ比べてみてもメンバー全員が市販品との違いがわかるほど、においや食感、味が全く異なるものでした。
また、賞味期限についても保存料不使用にも関わらず、市販品と変わらない品質を保持できるのは、
徹底した製造ラインの殺菌工程があるから成し得ることだというお話もありました。
『里海づくり』についてのお話は、環境問題を本当に考えさせられるお話でした。
もずくの収穫量が減少した年は大規模なサンゴの白化が見られた年で、それぞれとても深い関係があります。
サンゴは動物であり、植物の働きもしていて、
海の生き物たちに「食」・「住」を提供しているそうです。
そのサンゴは水温が30℃以上になると白化現象といって、サンゴの植物の働きをする褐虫藻という部分が抜け出て白くなります。
そのままの状態が続くと死んでしまいます。
ただ、台風などの大きな波浪が海水をかき混ぜ、水温が下がり、サンゴはもとに戻るとのことです。
サンゴにとっては、台風も大事な自然現象の一つなのだなと思いました😌
サンゴには水温以上に天敵のオニヒトデがいて、
漁協の生産者の方々が毎月、3日間程度を使って駆除しているそうです。
もし、駆除しなかった場合はかなりの数のサンゴが食べられてしまうそうで、ここにも生産者の方の努力を感じました。
パルシステムでは、産地、メーカー、他生協と「恩納村美ら海産直協議会」を設立し、
里海づくりに取り組んでいます。
私たちが対象のもずく商品を食べることで、
その利用代金の一部が里海づくりに役立てられています。
その一つにサンゴの植え付けの取り組みがあります。
サンゴは植え付けしてから、3年くらいで産卵を始めるそうです。
今日はそのサンゴを植え付けるための基台にみんなでメッセージを書きました😊
私の思いが少しでも伝わるといいなと思います😊
里海づくりの取り組みについては
パルシステムのホームページでもご紹介していますので、ぜひ下記からご覧ください🍀
≪サンゴの森づくり≫
https://sanchoku.pal-system.co.jp/sanchoku-project11/sango/index.html
もずくを食べることが、海の環境を守ることとどうつながりがあるのか、
また、そのもずくにはどんなこだわりと想いが込められているかを強く感じることができました😌✨
メンバー交流会は、またこの続きで…🍀
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