工場見学に行ってきました!
6月15日(金)に、「水ばしょう」や「やっぱり石けん!」の粉石けんと液体石けんを作る工場の見学を行いました。
当日はお天気もよく、12名の方が参加されました。
お米の脂肪酸を原料としているこの石けん。
米ぬかから、脱脂ぬか(家畜の飼料)と原油にわけ、原油から食用油と粗脂肪酸にわかれる工程までは、
千葉にあるボーソー油脂の工場で行われます。
平塚にあるこの工場では、千葉から運ばれた米ぬかからとれる脂肪酸を加工して、
米ぬか粉石けんが作られていました。
(手前においてある小瓶が、左から米ぬか→石けんへの変化となっています。)
実際に、脂肪酸に水蒸気を吹き付ける蒸留装置や
苛性ソーダー、炭酸ソーダーを加え中和反応を行う装置、
出来上がったかたまりの石けんを粒状にする装置、
袋詰め作業、ダンボール詰め作業などの工程も見る事ができました。
(工場内に入る際は、シューッと空気でチリやほこりを払います。)
見学の後は、特性や上手な使い方を実験を交えながら教えていただきました。
せっけんは人体や環境にやさしいことが良く知られていますが、
石けんは酸性(汚れ)に偏ると洗浄力が発揮されず、アルカリの環境で効果をを発揮します。
硬水ほど洗浄力の無い石けんカスになりやすく、各家庭にあった適切な使用量を知ることが大事だそうです。
石けん量の適量の目安は、泡立ちだそうです。
上手な使い方のポイントは、
*よく溶かして、アジサイの花の大きさ程度のあわ立ちで
*衣類は詰めすぎない~種類(色柄、ウール)は分別する
*洗濯後はすぐに干す
*洗濯後、洗濯機のふたを開けて換気を良くする
*汗ばんだ衣類は水洗いしてから洗濯する。
その他
①酸素系漂白剤の漂白作用で汚れ落ちUP
②2回目のすすぎの際にクエン酸を使用すると中和されて洗いあがりしっとり。
③ドラム式は直接槽に振り入れるなら使用できる。
「水ばしょう」と「やっぱり石けん!」の違いは、
汚れ落ちの効果などはほぼ変わらず同じだそうですが、
「水ばしょう」にある、特有の臭いを改善し、石けんカス防止剤が入っているのが、
「やっぱり石けん!」だそうです。
「やっぱり石けん!」は、硬水のお水や石けん初心者におすすめだそうです。
とてもシンプルな原材料で、洗浄力に優れ、肌にやさしく、生分解しやすい(環境にやさしい)
という事が、よくわかりました。
参加されたほとんどの方が、石けんユーザーで、熱心に聴いておられました。
実は石けん未体験の私も、とてもわかりやすい説明で、興味深く聞くことができました。
私達企画したメンバーも、初めての工場見学でした。
少ない人数で運営しており、至らぬ点は多々あったかと思いますが、
暖かく見守ってくださり、ありがとうございました。
頂いたアンケートは、今後の参考にさせていただきます。
*ご要望のあった企画など、、ご期待にお答えできるようがんばりますが、
なにぶん人数が少ないため、2~3ヶ月に1回の開催が精一杯です。
平塚エリア経営会議では、ぜひ、お手伝いいただける方を大募集中です。
月1回の定例会で、試食をしながら、次の企画の準備や話し合い、パルシステムの取り組みなどの報告をうけたり、
センター長から平塚センターの状況を聞いたりしています。
会議?難しそう!という方は、
サークル的な活動の「くらぶ」も結成することが出来ますので、
ご興味のある方は、是非地域活動支援課へご連絡ください♪
以上
議長いっちゃんでした。
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