女性生産者交流会に行ってきました!
11月2日(金)に横浜南センターにて、女性生産者交流会が開催されました
横浜南センターはシーサイドライン福浦駅の目の前にあって、とてもわかりやすかったです
この企画には、JAいわて花巻、(有)ジョイファーム小田原、JAみどりの、水俣・不知火ネットワーク、
株式会社 米沢郷牧場という5つの産地から10名の生産者の方が参加してくださいました
平塚エリアが今年度産地交流でお世話になっている宮城県のJAみどりのからは、3人の参加でした
みどりのの方と目があった時に手を振ってもらえたので、「覚えててくれるなんて嬉しいな!」と思いました
今回の女性生産者交流会は、みんなで鍋を作って交流するという女子会のようなものだったので、
4グループに分かれて4種類の鍋料理を作りました
作った鍋は鳥鍋・豆乳鍋・キムチ鍋・豚しゃぶしゃぶ鍋で、私がいたグループでは豆乳鍋を作りました
和気あいあいと調理が進み、その中で参加者と生産者との話も弾みました
当日のスケジュールでは12時からお鍋を食べながら昼食ということになっていたのですが、
作る料理は鍋料理で、作る人が料理のベテランの主婦達ということであっという間に調理が終わってしまいました(笑)
調理が早く終わったので交流の時間をだいぶ長くとることができました
下の写真は、ごはん(白米・玄米と白米・雑穀)と豆乳鍋(右)です
ごはんに使っているお米は、エコ岩手ひとめぼれ無洗米・エコ宮城ひとめぼれ無洗米・岩手花巻交流玄米で、
雑穀は岩手・おいしい産直十二穀です
3種類をよそって食べ比べてみるとどれもおいしかったですが、それぞれの風味や食感が違っていることがよくわかりました。
水俣・不知火ネットワークの生産者の方が摘果したデコポンを持ってきてくださっていたのですが、大変香りがよくて
すだちのように果汁をしぼって使ったら爽やかな風味でおいしかったです
デコポンのへたが凸になっていなくてみかんのような見た目でしたが、露地物では凸がないのもよくあるそうです。
「自宅でポン酢も作るのよすごく簡単にできるからね」と話してくださいました。
私のテーブルには小田原のみかんと水俣のみかんの両方が置いてあったので両方食べたのですが、
小田原のみかんは酸味があって、水俣のみかんはとても甘みがあっておいしかったです
農産物は産地によっても品種によっても味わいが異なるので、自分好みのものを見つけるのもいいなと思いました。
米沢郷牧場では、かつて「にわとりを捕まえる」というパルシステムの新人研修が行われていたそうです
ちょうどそのとりつかみ研修を体験していた職員さんが参加されていたので、当時の思い出話も聞くことができました。
産地では後継者不足が依然として続いていますが、そんな中東京で働いていた息子さんが地元に帰ってきて
後を継いでくれることになったというめでたい話も聞くことができました。
交流であがった話題の中で私が一番心に残ったのは「水俣病とみかんはつながっている」という話です。
水俣病という公害が生じて漁師が漁をできなくなり、海から陸へあがった。
生きていくために山を切り開いてみかんを植えたそうです。
私は水俣病については教科書で学んだことがある程度で詳しく知りませんでした。
しかし、実際に被害を受けて苦しんでおられる方の生の声を聞いて、その言葉が心に深く残りました。
女性生産者交流会に参加するまでは、なにをどうやって話したらいいのか悩んでいましたが、
みなさん大変フレンドリーで次々に話題も出てくるし、何にも心配することはなかったなと思いました。
私のように「商品はよく買っているけど、生産者の方と何を話したらいいかわからない」と思って参加を見送った
組合員さんもいらっしゃるかとは思いますが、楽しいので次はぜひ参加してみてくださいね
女性生産者の方々、楽しい時間を過ごさせてくださってありがとうございました!
家庭をもっている女性が家をあけるのには、家族の協力が不可欠です。
今回は10名の生産者の方が神奈川県まではるばる来てくださいましたが、
「いっておいで」と快く送り出してくれた生産者のご家族の皆さんにもお礼を申し上げます
最後に、JAみどりのの方達と一緒にパチリ
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