農の学校収穫祭に行ってきました!
2015年11月8日(日)に、小田原の曽我みのり館にて「農の学校合同収穫祭」が開催されました。
「農の学校」とは、1年間を通して、小田原の田んぼや畑に通い農業体験を行うものです。
四季折々の自然の姿や農作業を通して、発見や感動が生まれています。
毎年2月頃、参加者を募集をしているそうです。
農の学校には4つの学校があります。
「たんぼの学校」…田植えから稲刈り、脱穀までの米づくり
「はたけの学校」…トマトやきゅうりの春夏野菜やダイコン、ブロッ コリーなどの秋冬野菜
「ハーブの学校」…ハーブの育て方や利用法
私達平塚エリア経営会議のメンバーは、果樹の学校のみかんコースの体験に参加しています
当日はあいにくの雨模様
雨天中止ということだったので開催できるか心配でしたが、開催されることになりホッとしました。
小田原の梅の生産量は全国的には少ないそうですが、
有名であるため全国からたびたび視察にくるそうです。
小田原の梅干しは塩だけで漬け込んでいて、しそで色をつけていないそうです。
梅のクエン酸が体によい、酸っぱいから効果があるというお話がありました。
ちなみに 最近人気の味梅は塩抜きをした後(クエン酸がない)に味を入れているから、
梅の出がらしを食べているようなものだそうです。
小田原の梅干しは昔ながらの梅干しだから酸っぱいそうで、
実際に食べた人が酸っぱい顔になっていました(>×<)
果樹の学校でお世話になっている生産者の石井さんは、
健康のために一日一個梅干しを食べることにしているそうです
梅の話を聞いた後に、調理の分担や方法の説明がありました。
私達が参加している果樹の学校は、たんぼの学校の皆さんと一緒におにぎり作り
秋に収穫した新米でたくさんのおにぎりをつくりました
小さな子どもたちもラップを手に、ニコニコしながらミニおにぎりをつくっていました。
それぞれのテーブルで決まった個数をつくりました。
大きさや形、並べ方など個性が出ています
おにぎり作りがあっという間に終わったので、つぎはミニおはぎ作りです
「ねずみさんが食べるくらい小さなおにぎりを100個つくってね」と言われて作り始めましたが、
作っているうちにだんだん大きくなってしまいました(笑)
ミニおにぎりをつくる人ときな粉がついたミニおにぎりをバットに移す人に分かれました。
スプーンですくって移動するのが難しそうでしたが、小さい子も大きい子も交代しながら作業を頑張っていました。
作業が終わってしまった子や飽きてしまった子は、外にあるみかんの皮的あてコーナーへ移動
私も見に行ってみましたが、そこはもうみかんの皮的あてゲームではなく、
みかんの皮を浴びよう大会のようになっていました
的が的の役割を果たしていませんでしたが、子どもたちはみなとてもたのしそうで、
輝くばかりの笑顔でした
収穫祭ということで、小田原の農産品がお祭り価格で販売されていました
大きなカボチャや葉つきのにんじん、みかんの詰め放題、紅茶や黒米など魅力的な商品が勢ぞろいしていたので、売り場は大変混雑していました
さて、すべての調理が終わっていよいよ昼食の時間です
各学校に参加している子どもたちが代表でいただきますを言ってくれました
メニューは、おにぎり(黒米・玄米・塩・梅干し炊き込み)、ハーブケーキ&ハーブチーズ、
ハーブティー、梅干し(十郎・おち梅干し)、ミニおはぎ(あんこ・きなこ)、豚汁、漬物、みかん
どれも絶品でしたが、私の一押しはハーブチーズとハーブティーでした
ハーブティーはレモングラスと数種類のハーブのブレンドだったと思うのですが、
とても飲みやすく爽やかな風味でした
おにぎりとおはぎの作り方はわかりましたが、他の料理のレシピも知りたかったです。
いつも果樹の学校でお世話になっている石井さんと、参加している家族で交流
「たぶんこっち(向かって右)の方が甘いぞ」とみかんの色で甘さを予想したり、
日照りが続いた後に雨が降ると、実の成長に皮の成長が追いつかず割れてしまうことなどを教わったりしました。
畑では家族数も多いし体験もあるのでじっくりお話をするというのが難しいですが、
今回は食事中だったのでじっくりお話できてよかったです。
ハーブの学校から出される問題が難しく、「梅はハーブである」の問題で大半が脱落しました
正解は○、ちなみにみかんもハーブだそうです
普段は同じコースの人としか顔を合わせることがないので、
このような合同収穫祭で他のコースの方と交流できるのは新鮮でした
天候は悪かったもののおいしく楽しい収穫祭だったので、
来年はぜひ晴天の下屋外での開催になってほしいと思います。
以上、もっちーでした
次の小田原の交流は年明けになります
小田原のみかんは甘みと酸味のバランスがとれていてコクのあるみかんだそうです
みなさまもコクのあるみかんを味わってください
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