開催しました!平塚エリアの「みそ作り」
2016年1月26日(火)に平塚市中央公民館調理室にて、平塚エリアの「みそ作り」の企画を開催しました
今までは平塚センターに平塚エリア経営会議のメンバーが集まってみそ作りをしていましたが、今回は初めて企画にしてみました
みそ作りをするときは、前日から大豆を水につけて吸水させておきます
みそ作りで使う大豆と米こうじは宮城県のJAみどりの産のものです
大豆を鍋でコトコトと柔らかくなるまで煮るととても時間がかかるのですが、
手軽に短時間で作るために圧力鍋とブレンダーを使いました
みそ作りの材料(みそ約4キロ分)
大豆1キロ 米こうじ1キロ 塩430グラム 種みそ250グラム アルコール大さじ2~3
作り方
①ゆでこぼしてアクを取り除いてから圧力鍋で大豆を煮る(約30分)
圧を抜くところに大豆の皮などが詰まると危険なので、要注意
指先でつぶれるくらいの柔らかさに煮る
※普通に鍋で煮る場合は、3~5時間煮るそうです
ゆであがりはこんな感じです
②やわらかく煮えたら、熱いうちに煮汁をきる
煮汁を全部捨てずに種水用として300mlとりおき、熱いうちに塩43gを加え、種水を作る
豆のゆで汁を試飲してみましたが、ほんのり甘くて大豆の風味が感じられました
③熱いうちに大豆をつぶす
消毒したボウルに先ほどの大豆を入れ、マッシャーやブレンダーなどでペースト状につぶす
冷めるとつぶしにくくなるので、熱いうちに
④容器を消毒し、塩を底にふり入れる
消毒のため、容器の内側をアルコールでふいておく
次に、容器の底に塩1~2つまみ(分量外)をまんべんなくふり入れる
⑤こうじと塩を混ぜる
ボウルに、米こうじと塩430gを入れ、両手で下からすくい上げながら、よく混ぜる
JAみどりのの真空パックされた米こうじをバラバラに崩しているところです
バラバラにほぐすと下の写真のようになります
⑥塩とこうじのボウルに大豆と種みそを入れて混ぜる
塩とこうじが入っているボウルにつぶした大豆と種みそを入れて、小指がスッと入るくらいのやわらかさになるまで、よく混ぜ合わせる
もし、かたい場合は、とっておいた種水を大さじ3~6ぐらい入れる
⑦みそ玉を握り、容器に詰める
おにぎり大に丸め、だんご状のみそ玉にする
次に、みそ玉を容器に3~4個ずつ詰めて上から手のひらや甲で押してしっかり空気を抜く
これを繰り返し、最後は表面を平らにして、1~2つまみ程度ふり塩(分量外)をする
⑧表面をラップで覆い、均等に重石をする
容器の内側と縁をアルコールできれいにふき、空気にふれないようにラップをはりつけ、重さが均一にかかるよう重石をする
今回は重石に塩袋を使いました
重さが均等にかけられるうえ、塩は腐敗しないので、破れてこぼれたりしても大丈夫だそうです
⑨新聞紙をかぶせてひもでしばり、冷暗所へ
容器を新聞紙などで覆い、ひもでしばる。
直射日光の当たらない、涼しい場所におく。湿度や温度の高い場所は避ける。
今回作ったみそは、平塚センターの冷暗所へ保管をお願いしました
みそ作りをした後は、去年仕込んだみそを使った豚汁とごはん(新潟こしひかり)を試食しました
「もったいない」ということで、豚汁調理の際には大豆の煮汁を水の代わりに使いました
大豆の成分を余すところなくいただきました♪
2015年8月25日台風15号によるフェーン現象の影響により強風が吹き荒れ、稲の倒伏、脱粒、白穂が発生しパルシステムの米産地であるJAささかみとJA北蒲みなみは大きな被害を受けました。
今回食べた新潟こしひかりは、台風の被害で白田米(しらたまい)が多く発生したお米です。
※白田米(しらたまい)とは…
白い粒のお米で、通常のお米と食味自体はほとんど変わらないおいしいお米です。
白田米になる理由
強風にさらされている厳しい状況の中で、米自体がなんとか熟そうとした結果、デンプン質が低下して白濁を起こした状態です
デンプン質の蓄積される量がわずかに少なかったり、蓄積されるタイミングが悪かっただけです
生米の段階では白いことが見てわかりますが、実際炊いてみると普通の米と白田米はまったく区別がつきません。
試食した感想は、「とてもおいしかった」「ふっくらもちもち」「食べやすい」「すごく甘くておいしかった」というものでした
豚汁とごはんを食べながらグループで交流しました
みそ作りや商品の話、住んでいる地域の話などをして盛り上がりました
皆さんの手際が良かったため、予定していた時間より30分早く企画は終了しました
「今回作ったみその天地返しも完成も一緒に見たい」ということで、みそ作りの節目で集まろうということになりました。
平塚エリアでは2年連続天地返しをうっかり忘れていたので、今年は絶対に忘れず天地返しができそうです
おいしいみそができますように!
(もっちー)
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