開催しました!絵本の翻訳シート貼り
8月25日(木)おだわら市民交流センターUMECOにて、
エリアコーディネーター企画である「絵本の翻訳シート貼り&活動紹介」を開催しました。
「絵本の翻訳シート貼り」は日本語の絵本にラオス語の翻訳シートを貼って現地に送る取り組みです。
この取り組みは特定非営利活動法人「ラオスのこども」の「ラオス語絵本プロジェクト」で実施されていて、
パルシステム神奈川もこのプロジェクトに協力しています。
ラオスの子どもの多くは、小学校に入ってから初めて文字に触れるそうです。
そこで、子どもたちが幼いころから本に親しみ、文字を覚えやすくなるように、
日本語の絵本にラオス語の翻訳シートを貼って現地に贈る取り組みが行われています。
現地に送られた絵本はラオス各地に届けられ、学校の図書室や図書袋に設置し、
学校以外にも地域で読めるように地域文庫などで活用されています。
はじめにラオスの子どもたちの置かれた状況をお話し、次に作業の注意事項の説明をして、
時間内に親子で絵本を1冊仕上げることを目標に作業をスタートしました。
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左:絵本 右:ラオス語の翻訳シート
表紙から裏表紙まで、絵本の日本語文章に対応するラオス語の翻訳シートがあります
翻訳シートを貼る際に上下を間違えないよう、すべての翻訳シート右上に目印の黒丸がついています。
一度にたくさん翻訳シートを切り離してしまうと、対応する文章が分からなくなってしまいます
そのため、1つ切ったら1つ貼る…というのを繰り返していきます
親が切って子どもが貼るか子どもが切って親が貼るかは、それぞれの親子が相談して決めていました。
線に沿ってはさみできれいに切って、翻訳シートの端まできちんとのりを塗って貼り付ける、
慎重さと丁寧さが要求される作業です。
贈り物だから、きれいに、剥がれないように、とみなさん集中して作業をなさっていました。
完成~裏表紙にはアルファベットでお名前を書きました。
まだアルファベットを学校で習っていないお子さんも、
おうちの方に書いてもらったお手本を見ながら一生懸命書いていました。
よく知っている絵本なのに、書かれている言語が違うだけでまったく違った絵本のように感じるのが不思議ですね
作業が早く終わったからともう1冊同じ絵本に取り組んでくれたお子さんたちが多くいました
また、文章が多いこちらの本にチャレンジしてくれたお子さんたちもいました
完成した絵本をもって集合写真を撮影しました
みなさんとても素敵な笑顔です
参加者の感想(一部抜粋)
・ラオスの子どもたちの役に立てるので、がんばって良かったです。
・今日はとてもたのしくできてよかったです。
ラオスごのシートをはってみたら、ちがう本のようになってびっくりしました。
・本を読める環境はとても幸せなのだと改めて気づくことができました。
・ラオス語の紙をぴったりはるのが、むずかしかったです。
・楽しくボランティア活動ができてよかったです。
ラオスの国や子どもたちのことを知る機会があって参考になりました。
・来る前は、小1の娘には、イベントの説明が難しかったのですが、来て、実際に手順や説明を見聞きしたら、よくわかったようです。
いろいろな国やいろいろな立場の子どものことに目を向ける機会になるといいなと思っています。
・ラオスの国のことが少しでも知ることができてよい機会でした。
・子どもたちが絵本を読んで、幸せな気持ちになれたら良いなと思いました。
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絵本の翻訳シート貼りをした後は、組合員活動の紹介をしました。
「エリア活動」では具体的な活動として、月に1回定例会を開催して年に数回企画を開催しています。
(西湘・県西エリアは、面積でいうと神奈川県の約半分です)
2021年度は、『㈱ジャパンビューティのオンライン学習会』と『秦野の七福神巡り』を開催しました。
2022年度は、『弘法山ハイキング』を企画しましたが、雨天中止となりました
「地区くらぶ」は月に1回ミーティングをし、年に1回企画を開催しています。
(中学校区くらいの身近な地域で活動をしています)
西湘・県西エリアには、「平塚地区くらぶママの休日」と「小田原地区くらぶなんてん」の
2つの地区くらぶがあり、身近なところでパルシステム商品について知って、伝える活動をしています。
私が組合員活動をするうえでとても助かっているのは、交通費の実費補助です。
組合員活動っていう言葉がなんか難しいので敬遠されがちなのですが、
活動をはじめてみると面白いです。
知らなかったことを知り、自分の「やってみたい」を実現できるのが醍醐味だと感じています。
いろいろなことに興味がある人・人と関わるのが好きな人・子どもに何か経験させたいという人には、
特におすすめです
一緒に活動してくれるメンバーはいつでも募集中です
今回の企画、夏休み中だったこともあり、多くの親子に参加していただくことができました。
ご参加の皆様、どうもありがとうございました。
自分達に身近な絵本を通して、他の国のことを考え、そこの子どもたちにつながる経験をできるのは素晴らしいことだと思います。
(もっちー)
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