はあと to はあと 4月25日発行
〇PDF版はこちらhearttoheart_201604.pdf
2016年3月13日(日)に、曽我みのり館にて2015年度果樹の学校修了式が行われました![]()
果樹の学校にはキウイコース・みかんコース・梅コースがあり、参加者は農家の畑で生産者とともに一年間収穫に至るまでの一連の作業を体験することができます![]()
今回は修了式だったので、各コースの参加者が出席していました。
私たち平塚エリアは、川崎エリア・横浜北エリアと一緒に果樹の学校のみかんコースに参加し、一年間みかん畑で生産者の石井さんと交流をしてきました。
石井さんの畑でみかんの花見・摘果・収穫、ネーブルやバレンシアの収穫を体験させてもらいました![]()
体が溶けてしまいそうなくらい暑い夏の畑での草取りの話や、
もう少しで収穫というところで全部カラスの集団に食べられてしまった話など、
産地交流をする中でいろいろなお話も聞かせてもらいました。
お世話になった石井さんに感謝の手紙を読みました![]()
生産者への手紙の後は、一年間の交流の総まとめです![]()
生産者が修了試験として一問クイズを出し、参加者が正解ならば卒業できます![]()
「キウイは平均で1個何グラムくらいでしょう?(答:90~100グラム)」、
「セミノールにかける二重の袋は何のためでしょう?(答:鳥の被害を防ぐ、寒さを防ぐ、色あせを防ぐ)」、「ネーブル・デコポン・はるみ、この中で兄弟はどれでしょう?(答:デコポンとはるみ)」など生産者によって問題はさまざまでした。
参加者のみなさんは次々に修了試験に合格していきました![]()
そしていよいよ平塚エリアの番です![]()
石井さんから私たちに出された問題は…
「みかんは挿し木で育てるでしょうか?」
川崎エリアと相談した結果みんなで「○」を出しましたが、残念ながら不正解![]()
「あれ?教えなかったっけ?みかんは接ぎ木で育てるんだよ
」と石井さんに言われ、
平塚エリア・川崎エリアの一同は「教わったのに間違えちゃった
」とオロオロ![]()
「落第だからもう一年!(笑)」と石井さんから言われましたが、卒業できるように追試という救いの手を差し伸べてくれました![]()
修了試験で間違えて追試というのは果樹の学校で今回が初めてだったそうです![]()
追試の問題は「みかんの花は赤いでしょうか?」で、みんなすぐに「×」を出しました![]()
みかんの花は白いので「×」で正解し、どうにか追試に合格し卒業が決まりました![]()
修了試験の後は、ジョイファーム小田原のお母さんたちが作ってくれた昼食を食べながらの交流タイムです![]()
梅干しおにぎり
塩分濃度が高くて酸味も強く、昔ながらの疲れが取れる梅干し入りです![]()
菜の花のポタージュ
まろやかな味で、菜の花を浮かべているのがおしゃれです![]()
手作りこんにゃくのみかんジャムみそおでん
プルプルのおいしいこんにゃくにみかんジャムを使った香り豊かなみそだれがかかっていて絶品![]()
その他にも摘果みかんを使用して作った青みかんシロップや、ブルーベリージャム、梅ジャムなどもみんなで食べました
青みかんシロップはさわやかな風味で、梅ジャムは甘いけど酸味が強く、のし梅のようなおいしさでした
ブルーベリージャムは私が食べる前に瓶が空になってしまうくらい子どもたちに人気でした![]()
私たちは石井さんを中心に交流しました
エリアのテーブルには全部で11人もいたので、まるでお誕生会のようなにぎやかさでした![]()
昼食交流で石井さんと話す中で「小田原の産地交流により一層興味がわいた」と話している人もいました![]()
石井さんは「農業がどんな感じか・果物がどうやってできるのか・草がどうやって生えるのかを多くの参加者に見てほしい」とおっしゃっていました。
次年度は平塚エリアから小田原に行けるメンバーが増えたので、たくさんの人に小田原の産地交流に参加してもらい、多くのことを体験してもらいたいと思っています。
私はこの一年間でみかんが花から実になるまでを見ることができました。
はじめは花だったのに緑色の実そしてオレンジ色の実へとぐんぐん成長していって、まるで小さな子どもの成長を見ているようでした![]()
小田原のみかんは甘みと酸味のバランスがとれたみかんです。
大きく育った実を組合員さんにおいしく食べてもらえたらいいなと思います。
昨年は早生系のみかんの生り年だったそうで、今年は青島系のみかんの生り年だそうです。みかん畑の様子が昨年とどのように違うのかを見るのも楽しみです。
平塚エリアは次年度も引き続きジョイファーム小田原との産地交流を行いますので、これからもよろしくお願いします。
以上、もっちーでした![]()
3月9日(水)ひらつか市民活動センターにて、㈱コープ総合葬祭「ゆきげ」より講師をお招きし、エンディングノートの書き方を教わりました。
エンディングノートは書店でも様々な仕様の物が売られているようですが、隠れたベストセラーとなっているそうです。
ただ、「持っているけどなかなか書き出せなくて・・・」といった方が多いのではと言われていました。
そこで今回は、ゆきげオリジナルエンディングノートを使用して1ページずつ解説をしていただきながら、ポイントを押さえていくことになりました。
ゆきげのエンディングノートは5つの章で構成されています。
①人生のあゆみ
②もしものまえ
③もしものとき
④お葬式の後
⑤メッセージ
人生のエンディングと聞くとドキッとして、出来るだけ考えたくないことの分類に入れてしまいがちですよね![]()
でも、だれにでも平等に訪れることだからこそ、特別視せず真正面から捉えてこころ豊かに今を生きることが大切だと言われました![]()
たとえば、①の人生のあゆみで出生から現在までの出来事や思い出などを記入していくと、なりたかった自分と今の自分との違いが出てくるかもしれません。
そうしたとき、”まだ遅くない。いまから始めよう”と思えれば良いのです、と教えていただきました。
さらに、「人生の棚卸し」をして自分がどんなに大切にされてきたのかに気付いたら、素直に「ありがとう」と言ってください。とも書いてありました。
私は、「棚卸し」なんてしたこともなかったし、今までのことに対して「ありがとう」も言っていなかったことに気が付きました![]()
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元気なうちはあまり考えないものかもしれませんが、まわりも元気なうちに言っておこうと思いました![]()
「終活」(造語)は死に支度ではなく、これからのために人生を棚卸し、”今”を大切にすること。
これが、ゆきげが提案していることだそうです。
そのほかに「ゆきげ」のお葬式についても簡単にご説明いただきました。
大体の料金も記載されていて、詳細な内容も初めて知りました![]()
今回、平塚エリアでは初めてゆきげの学習会を開催しましたが、いろいろと勉強になることが多く、参加者の方も熱心にお話を聞かれていました。
また機会があったら開催したいと考えています。
皆様も機会がありましたらどうぞご参加ください![]()
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(ひまわり)
2月19日(金)に平塚市中央公民館調理室にて、調理企画「生産者とみかんジャム作り」を開催しました。
講師にお招きしたのは、平塚エリアの地元、小田原の産直産地「ジョイファーム小田原」の生産者のおかあさん二人です。講師の八郷さんはみかんなど、遠藤さんはキウイフルーツなどを栽培しています。
もちろん、今回みかんジャムの材料に使うみかんやレモンは、ジョイファーム小田原で生産されたものです。大きさや見た目から、そのまま果実で出荷することが難しい加工用のみかんを使います。まずはその品質のお話。大きさが不ぞろいだったり、黒点などがあって見た目がきれいでなくても、味は変わらないんです。実際に糖度計を使って、十分な糖度があることを確かめました。また、みかんの味は糖度だけで決まるわけではありません。おいしいみかんになるためには、酸味とのバランスが大事だそうです。甘いだけでなく、適度な酸味のあるジョイファーム小田原の青島みかんは、ジャムにも最適とのこと。
ジョイファーム小田原では、パルシステム組合員の「安全・安心」への要望に応えるため、無農薬・低農薬で栽培をしています。除草剤を使っていないので、夏場は雑草が生い茂ってしまいます。一年の農作業でいちばん大変なことは何ですか、とうかがったところ、夏場の草取りがいちばん辛いということでした。除草剤を使ってしまえば簡単にできるところを、私たちの安全・安心のために生産者の皆さんはいろいろな工夫や苦労をしているんですよね。 しかし、工夫を凝らし、手間をかけてもやはり、薬を使わない栽培では、みかんの表面に黒いすすのようなものがついたり、黒点というホクロのようなものが出たりしてしまうそうです。そういったものは加工用にするしかなく、値段もとても低くなってしまうとか。食べてみて、味は変わらないと知ると、そういったみかんも少しでも高く売れる仕組みができるといいのに、と考えてしまいます。
一年中ずっと忙しく、休日は雨の日だけという農家のくらしですが、おかあさん達は活き活きと楽しんでいる様子でした。農作業をしていて、いちばんうれしいことは何ですか、との問いに「いいものができた時がいちばん嬉しい」と話す姿からは、誇りをもって生産していることがひしひしと伝わってきました。
さて、みかんの話、農家のくらしの話をうかがいながら、みかんジャム作りです。今回は、皮も少し入れるので、丸洗いしてから皮をむきます。栽培しているのは種無しみかんですが、近くに別の柑橘を栽培していると、時々種ありができてしまうんだそうです。種がないか確認し、取り除きながら皮をむいていきます。皮は適量を、白いわたを丁寧にとって刻み、ゆでて水にさらします。実のほうは薄皮をつけたまま、ミキサーやフードプロセッサーで粉砕してから火にかけます。
煮詰めて、途中で3回ぐらいに分けて味をみながら花見糖を入れていき(みかんの甘みに合わせ、お好みで20~40%)、焦げ付かないようなべ底をなぞるように混ぜて煮詰めます。30分ほど煮詰めて皮を入れ、最後にレモン汁を入れたらできあがり。爽やかな香りがうれしい、みかんの風味たっぷりの美味しいジャムができました。
さっそく、できあがったジャムをヨーグルトや天然酵母のパニーニ、食パンに添えて試食です。ほかに、ジョイファーム小田原の「青みかんシロップ」を使ったドレッシングを使ったサラダ、遠藤さんが栽培している「なばな」のサラダなどが並び、みかんの香り漂うおいしい食卓になりました。
青みかんシロップは、みかん栽培の途中で行う「摘果」という作業で、青いうちに摘んだみかんを絞ったものです。ほんのり甘くて、フレンチドレッシングにも和風ドレッシングにもよく合います。炭酸で割って飲んでもおいしいですよ。農業体験などジョイファーム小田原を訪れる機会があったら、直売しているのでぜひ試してみてください。
参加者のみなさんからは、「美味しい試食もあり、ジャム作りも楽しかった。」「ジャムの作り方のコツが分かった。」「生産者の方々の話が直に聞けて良かった。」など、満足の声をいただきました。またこういう企画ができたらいいなと思っています。どうぞご参加ください。
平塚エリア経営会議では、今年度の交流産地として一年間、農作業体験をしたり今回のように生産者を招いてジョイファーム小田原との交流を深めてきました。地元神奈川の、しかもエリア内の産直産地ということで、小田原の生産者とは、農業だけでなく、漁業、林業含めて長く続く関係を築いていきたいと思って取り組みました。一年間やってみて、その思いをますます強くしています。農業については来年度もひきつづき、ジョイファーム小田原との交流をすすめていく計画です。これからもしっかりと、「顔の見える関係」を深めて行きたいと思っていますので、ぜひ、皆様もご参加ください。
早いもので、今年度のジョイファーム小田原との交流企画「果樹の学校」コースも、今回のみかんジャム作りと修了式の残り2回となりました。
ジャム作りは、2月7日(日)に小田原の下曽我駅(JR御殿場線)駅前「梅の里センター」で行われました![]()
講師は生産者の方々です![]()
平塚エリアでは、2月19日にもみかんジャム作りを企画しているので、予習として覚えるべく頑張ります![]()
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使用する材料は「みかん、砂糖、レモン」のみ。
みかんとレモンは、いつもお世話になっている石井さん宅の果実です
ありがとうございます![]()
まずジャムを詰めるビンの煮沸から。
ビンの入り口を下にして蒸し器で10分加熱します。
加熱が終わったら清潔な布巾の上に、逆さまのまま置いて水気を切ります。
煮沸している間に、みかんを洗って皮をむいてミキサーにかけます。
この時に、種が入っていると残ってしまうので、みかんを半分に切って種を出します。
これを煮詰めていきます
砂糖は様子を見ながら少しずつ加えるそうです。
無農薬みかんを使用しているので、皮も刻んでジャムに入れることになりました![]()
内側の白い部分を出来るだけ取り除いて、細切りにします。
刻んだ皮は、水から茹でた後、水にさらします。
保存がきくようにビン詰めしてから煮沸します。
ポイント!ビンの口回りについたジャムはきれいに拭かないとカビの原因になります![]()
この時、ビンのふたはきっちり閉めないこと
ゆるくしておきます。
煮沸したら、ビンのふたをきっちり閉めて、逆さまにして置いて冷まします。
鍋に残ったジャムを試食しましたが、各テーブルで出来上がりが違いました![]()
砂糖も好みで入れていたり、みかんの状態(甘さ)などによって色も味も変わってくるので、面白いですね![]()
エリアの企画で実施した際の様子も、またブログでご報告します![]()
以上、ひまわりでした![]()
2016年1月26日(火)に平塚市中央公民館調理室にて、平塚エリアの「みそ作り」の企画を開催しました![]()
今までは平塚センターに平塚エリア経営会議のメンバーが集まってみそ作りをしていましたが、今回は初めて企画にしてみました![]()
みそ作りをするときは、前日から大豆を水につけて吸水させておきます![]()
みそ作りで使う大豆と米こうじは宮城県のJAみどりの産のものです![]()
大豆を鍋でコトコトと柔らかくなるまで煮るととても時間がかかるのですが、
手軽に短時間で作るために圧力鍋とブレンダーを使いました![]()
みそ作りの材料(みそ約4キロ分)![]()
大豆1キロ 米こうじ1キロ 塩430グラム 種みそ250グラム アルコール大さじ2~3
作り方![]()
①ゆでこぼしてアクを取り除いてから圧力鍋で大豆を煮る(約30分)
圧を抜くところに大豆の皮などが詰まると危険なので、要注意![]()
指先でつぶれるくらいの柔らかさに煮る![]()
※普通に鍋で煮る場合は、3~5時間煮るそうです![]()
ゆであがりはこんな感じです![]()
②やわらかく煮えたら、熱いうちに煮汁をきる
煮汁を全部捨てずに種水用として300mlとりおき、熱いうちに塩43gを加え、種水を作る![]()
豆のゆで汁を試飲してみましたが、ほんのり甘くて大豆の風味が感じられました![]()
③熱いうちに大豆をつぶす
消毒したボウルに先ほどの大豆を入れ、マッシャーやブレンダーなどでペースト状につぶす![]()
冷めるとつぶしにくくなるので、熱いうちに![]()
④容器を消毒し、塩を底にふり入れる
消毒のため、容器の内側をアルコールでふいておく![]()
次に、容器の底に塩1~2つまみ(分量外)をまんべんなくふり入れる![]()
⑤こうじと塩を混ぜる
ボウルに、米こうじと塩430gを入れ、両手で下からすくい上げながら、よく混ぜる![]()
JAみどりのの真空パックされた米こうじをバラバラに崩しているところです![]()
バラバラにほぐすと下の写真のようになります![]()
⑥塩とこうじのボウルに大豆と種みそを入れて混ぜる
塩とこうじが入っているボウルにつぶした大豆と種みそを入れて、小指がスッと入るくらいのやわらかさになるまで、よく混ぜ合わせる![]()
もし、かたい場合は、とっておいた種水を大さじ3~6ぐらい入れる![]()
⑦みそ玉を握り、容器に詰める
おにぎり大に丸め、だんご状のみそ玉にする![]()
次に、みそ玉を容器に3~4個ずつ詰めて上から手のひらや甲で押してしっかり空気を抜く![]()
これを繰り返し、最後は表面を平らにして、1~2つまみ程度ふり塩(分量外)をする![]()
⑧表面をラップで覆い、均等に重石をする
容器の内側と縁をアルコールできれいにふき、空気にふれないようにラップをはりつけ、重さが均一にかかるよう重石をする![]()
今回は重石に塩袋を使いました![]()
重さが均等にかけられるうえ、塩は腐敗しないので、破れてこぼれたりしても大丈夫だそうです![]()

⑨新聞紙をかぶせてひもでしばり、冷暗所へ
容器を新聞紙などで覆い、ひもでしばる。
直射日光の当たらない、涼しい場所におく。湿度や温度の高い場所は避ける。
今回作ったみそは、平塚センターの冷暗所へ保管をお願いしました![]()
みそ作りをした後は、去年仕込んだみそを使った豚汁とごはん(新潟こしひかり)を試食しました![]()
「もったいない」ということで、豚汁調理の際には大豆の煮汁を水の代わりに使いました![]()
大豆の成分を余すところなくいただきました♪
2015年8月25日台風15号によるフェーン現象の影響により強風が吹き荒れ、稲の倒伏、脱粒、白穂が発生しパルシステムの米産地であるJAささかみとJA北蒲みなみは大きな被害を受けました。
今回食べた新潟こしひかりは、台風の被害で白田米(しらたまい)が多く発生したお米です。
※白田米(しらたまい)とは…
白い粒のお米で、通常のお米と食味自体はほとんど変わらないおいしいお米です。
白田米になる理由![]()
強風にさらされている厳しい状況の中で、米自体がなんとか熟そうとした結果、デンプン質が低下して白濁を起こした状態です![]()
デンプン質の蓄積される量がわずかに少なかったり、蓄積されるタイミングが悪かっただけです![]()
生米の段階では白いことが見てわかりますが、実際炊いてみると普通の米と白田米はまったく区別がつきません。
試食した感想は、「とてもおいしかった」「ふっくらもちもち」「食べやすい」「すごく甘くておいしかった」というものでした![]()
豚汁とごはんを食べながらグループで交流しました![]()
みそ作りや商品の話、住んでいる地域の話などをして盛り上がりました![]()
皆さんの手際が良かったため、予定していた時間より30分早く企画は終了しました![]()
「今回作ったみその天地返しも完成も一緒に見たい
」ということで、みそ作りの節目で集まろうということになりました。
平塚エリアでは2年連続天地返しをうっかり忘れていたので、今年は絶対に忘れず天地返しができそうです![]()
おいしいみそができますように!
(もっちー)
今年初めての小田原交流「果樹の学校」スタートです!
今回1月10日は、晩柑「ネーブルオレンジ」の収穫です![]()
ネーブルとは英語で「navel」(おへそ)。
果実の下部分におへそのような丸いくぼみがあるために付いた名前だそうです。
このおへそはネーブルの中にあるもう一つの小さな果肉部分が顔を出しているそうなので
虫食いとかではないのです。私は初めて知りました![]()
1月に収穫しても、酸を抜くために2か月ほど貯蔵するので出回るのは3月頃。
収穫してすぐに出荷かと思ってたので、びっくりしました。美味しくなるのに時間がかかるんですね![]()
収穫方法はみかんと同じで、実の付いた枝を少し長めに切ってから、ヘタのすぐ上で短くカットします。
2度切りしないと、コンテナの中で実同士がぶつかったときに、残った枝で実を傷つけてしまうのだそうです。
傷がつくと腐敗の原因になります![]()
収穫の際にも爪で果実を傷つけないように軍手を着用しました。
後で選別するそうなので、なっている実を全て収穫します。
ですが、収穫しやすい場所に果実がなっているわけではないので、樹の内側にも、
樹の上の方にもオレンジ色の個体が見えます![]()
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入り組んだ枝をかき分け、わずかなスペースに身を入れ収穫。
斜めになった山に脚立を置き収穫。脚立が入らない場所は、樹登りしながら収穫。
脚立も一番上まで登ると高さが出て、さらに傾斜なので怖かったです![]()
(樹の中に入っている石井さん↓)
樹に登りながらの収穫は、慣れていないせいか足場に困り、枝もしなるので揺れながら
両手を放して実を収穫するのは大変困難でした。(結局一つも収穫できませんでした
)
その横で、還暦を過ぎた石井さんがひょいひょいと樹に足を掛け、ササッと収穫していました![]()
オレンジ色でいっぱいだった樹が、収穫後にはこのように![]()
かかった時間は、大人5人+子供2人で30分くらいでしょうか。
収穫途中で、かいよう病にかかってしまった葉を見つけました。
この病気は、風などで葉同士がこすれ傷が出来たところに病原菌が侵入し、かかってしまうそうです。
この葉の近くの果実は、かいよう病の斑が出やすくなります。
軽度のものは、味や中身に影響ないのですが、見た目が悪くなるし樹も弱るので、困る病気だそうです。
見つけ次第、枝を切るなどの対処もしているそうですが、大きな樹がたくさんある山を見回るのは大変です![]()
柑橘類のほかにキウイや梅も作業しなければなりません。
パルシステムでは、なるべく農薬に頼らない農産物を推奨しているため、病気の予防農薬は使用できません。もちろん除草剤も。
この日も、「今季は暖冬で、いつもなら冬は草刈りをしなくても良いのに、結構生えちゃっててさー。
みんながくるから慌てて草刈りしたんだよ。」と苦笑いしていました。
作業の中で草刈りが一番大変だそうで、他の農家の方にジョイファームへ卸すのを勧めても
”除草剤が使えない”という時点で嫌がる方が多いそうです。
さらに、エコ・チャレンジ農作物として出荷しても、糖度が少し足りないとか柔らかいとかで
返品もしくは有料の廃棄になることもあるそうです。
みかん類は、四国の方に比べると温度差があるため酸味が少し強くなります。
糖度の検品は”糖度センサー”のみなので、糖度だけを追いかけると小田原は少し不利です。
でも、糖度と酸味のバランスが取れているものの方が美味しいと感じるのは
今まで試食&糖度計で糖度を測った結果を見て驚いたことから学びました。
石井さんはキウイも生産されていますが、キウイは樹では熟さず人工的な追熟が必要です。
この追熟も程度が難しいと言います。
収穫し追熟後に袋に入れて出荷→検品センターに到着、検品。
この間にも追熟は進んでいます。気温が高くなれば進みも早くなります。
検品センターで柔らかい状態だと配達までにぐずぐずになる可能性があるためアウト。
ですが、追熟が未熟だと配達後にどれだけ放置しても柔らかくなりません。
何も知らずに食べてしまうと「酸っぱーい!!」とクレームにもなりかねません。
石井さんのお宅で追熟をしっかりされたキウイを試食させていただきましたが、
柔らかいけど香りが良く、甘くてとても美味しかったです![]()
去年は気温が高く、追熟が早く進んでしまい、返品になってしまったりしたキウイを2tも
廃棄したそうです。廃棄前に一部購入しましたが、何も問題ない美味しいキウイでした。
廃棄の際にはかなり心を痛められたのではないでしょうか。
4月から数回参加させていただいて分かったことは、
・一般に生産されている物よりもエコ・チャレンジの物が手間がかかる
・出荷してもすべて流通できるわけではない
・食味には問題ないのに廃棄分がかなり多い
・出来は天候に左右されるためリスクが高い
ということです。
天候で出来が悪ければ収入が少なくなり、さらに流通もされないとなるとモチベーションも下がります。
私たち消費者は他の物を選べば良いかもしれません。TPPの影響で海外からも安い果物が入ってくるでしょう。
それでも私は、ポストハーベストの心配などがない、国産の農薬を抑えた物を選びたいです。
日本の農業は高齢化と後継者不足の問題を抱えているのだと毎回考えさせられます。
高齢化のなか、エコ商品を生産してくれている生産者を、買い続けることで支えていきたいと思っています。
全てを問題の言い訳にしてはいけないと思いますが、現状も加味して対策を考えていかなければならないのだと改めて思いました。
みなさんはどう思われますか?
↑前日に収穫したオレンジで出荷できないもの。コンテナに3つほどありました。
色が悪いのは、”かいよう病”の葉から2次感染してしまったため。
これだけ見た目が黒っぽくなっていると食べられないのでは?とか
病気だから良くないでしょうなどと思われるかもしれません。
中身がどのようになっていて、味はどうなのか確かめてみました![]()
皮をむいてしまえば、甘くておいしいオレンジでした![]()
このほかにも、かいよう病が出ているオレンジも切ってみましたが、こんな感じで中は普通のオレンジです![]()
こんなに美味しいのに見た目が悪いというだけで食べてもらえないなんて、オレンジもかわいそうですよね![]()
国内の自給率を上げるためにも、食べ物を大事にするという意味でも
新しい流通方法が出来ると良いなと思わずにはいられませんでした![]()
さて、次回は青島みかんを使用したみかんジャム作りに参加予定です。
平塚エリアでも、2月19日(金)にみかんジャム作りの企画を計画中ですので
しっかり教わってきたいと思います![]()
(ひまわり)
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