絵本の翻訳シート貼り&エリア交流会
新年あけましておめでとうございますぽんたです
今年も不定期ながらブログ頑張っていこうと思っていますので、コメント下さいね~
そして藤沢エリアメンバー一同、色々魅力的な企画を考えていきますので
よろしくお願い致します
1月17日藤沢労働会館にて「絵本の翻訳シート貼り&エリア交流会」を行いました。
藤沢エリアで活動している活動組合員は3つの「くらぶ」に分かれています
湘南台地区…湘南バンビ
城南地区…MOWMOW・COWCOW
くらぶが違うとなかなか同じ藤沢エリア所属でも顔を合わせないメンバーが多いんです
そこで交流を深めるため、交流会を催しました
せっかくみんなが集まるのだから、何かやろう
ということで、2013年にラオスへ教育現場視察へ行かれた理事さんの学習会&
みなさんから寄付された絵本へのシート貼りをしました
ここでラオスの情報を
ラオスはタイのお隣で、東南アジアでは唯一、海のない内陸国。
神奈川県の10倍ほどの面積に
横浜・川崎・相模原・藤沢市民を合わせたくらいの人口。
その中に49の民族が集まる多民族国家。
急激な経済成長とともに格差が広がっているそうです
ユニセフは衛生問題はもちろん、子供たちの教育問題にも力を入れているそうです。
2006年と比べ、2011年の調査ではかなり県別就学率が向上したようですが、
まだまだレベルの低いエリア(赤)もあります
5歳未満児の死亡率は減少しているようですが、
小学校の留学率と退学率は高いそうです
理由は
①就学前教育(幼稚園のような感じ)は22~23%しか受けていない。
②山間部で通学が不便、小学校5年間を続けられない。
③小学校を終了してもラオ語がわからず、読み書きができない。
④小学校を終了しても中学校進学率が低い。
???日本でも幼稚園は義務教育でないはず。
小学校にも行くのも大変ならば必要ないのでは
いえいえ!49の民族がいるということはそれぞれに言語を持っているのです
学校ではラオ語(共用語)で教育が行われているので、
そのラオ語を学ぶことがまず必要だそうです。
なるほど。急に英語の学校に入っても言葉がわからなければ、学習自体がわからないですよね
日本のように素晴らしい教育を受けて、いいところに就職したい。というためではなく、
生きるための教育だそうです。
14~15歳での結婚出産も珍しくはなく、
読み書きができることで衛生知識(薬を使ったり)が上がるとのこと
それによって失われなくてもいい命が助かるそうです
しかし、小学校は5年制だそうですが3年生までしか通わない(通えない)子が多い…
特に女の子は、農作業を手伝うため就学を断念する子も…切ないですね
以前にもタイのことを書いたように、女性が主になって農作業に従事しているようです。
訪問中もやじ馬で集まるのは男性ばかりだったようで…
モバイルティーチャー(巡回教員)を導入し、退学率の高い地域で
先生が移動しながら授業
3年間で5年間の70%をこなすそうです
パバー村での授業風景。1年・2年生のみが通っているそうです。
この村では人口257名(内女性127名)、高卒者1名、中卒者1名だそうです。
そんなラオスへ送る絵本を組合員さんたちから寄付していただきました
でもラオ語を読むこともおぼつかない子供たちが、日本語を読めるわけがない
というわけで、私たちがラオ語に訳された紙を絵本に貼りました
切って貼るだけ
かんた~んと思っていたのですが、まず文字の上下もわからない
なんて書いてあるかもわからない
切っては見本を確認しながら貼るという作業の繰り返し
ちなみにこれで「しろいうさぎとくろいうさぎ」と書いてあるそうです…
読めますか
それぞれ40分から60分ほどで1冊仕上げられました
「どんな子たちが読んでくれるんだろう」
「これが教科書のようにラオ語の勉強になるのかな」
なんて想像しながら作業しました。
最後に自分の名前を記入して終了
その後は交流会
試食品を食べながら、色々な話に花が咲きました
次年度はどんな活動がお互いにできるでしょうね
藤沢センターから配送されているみなさん
ぜひ、この輪の中に入りませんか
さてぽんたは明日からJAみどりのの冬の交流へ行ってきます
蕪栗沼でのマガンのねぐら入り、飛び立ちを見てきますね
お天気サイトを見ると…-6度
寒そ~ですが、向こうで待っていてくださる
生産者さんのあたたかい笑顔で暖まってきます
様子はまた戻ったら報告しますね~
では、いってきま~す
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