こんにちはぽんたです
3月7日新横浜グレイスホテルにて 第25回パルシステム生産者・消費者交流会が行われました。
今年は組合員の皆さんからのご応募が多くて、抽選だったとのこと
当たった方ラッキー 落選してしまった方、毎年あるので来年もまた参加チャンス
この交流会は畜産・青果・米と様々な生産者さんとの交流会です。
生産にあたってどんな工夫をしていらっしゃるか・楽しいこと・大変なことをお聞きしたり、美味しく頂いているという感謝の言葉を伝えたり
顔が見えるどころか、話が出来る交流です。
「現地での交流に行かれないけれど、新横浜ならと思って」という参加者の方もいらっしゃいました
まずは産直豚のDVD視聴
ポークランドの養豚場の様子が撮影されています。
豚が気持ちよさそうにバイオベットの上で寝ていたり、楽しそうに穴掘り、散歩
東北の多くの畜産関係は3.11の時に、海外から餌が入ってこなくなり、屠殺の危機に。
でもポークランドでは備蓄していた飼料米で危機を乗り切れたとのこと
海外に頼りすぎるということは、農家が減り、海外からの輸入にトラブルがあると間接的な食べるものもなくなるんだ
とちょっと怖くなってしまいました。
お次は、今年度行われた「JAみどりの公開確認会」の報告
確認会にはぽんたも参加してきました。その模様はブログに書いています。
続いて部屋を移動して交流会スタート
交流会は、長テーブルで10分たったら2人1組で組合員が右に移動して次の生産者さんとお話…といった去年同様お見合い形式
ぽんたが今回お話しできたのは指定時間内は①茨城産直センター ②長有研 ③あいづグリーンネットワーク
お昼に④JA津軽みらい 自由時間は⑤佐原農産物供給センター ⑥JAみどりの ⑦米沢郷牧場
と7生産地の方々とお話しできました。
茨城産直センターさんたちは、トマトと水菜を栽培しているとのこと
「水菜嫌いな子が多いですよね~」とおっしゃるので、
「わが家の子ども達は大好きですよ鍋にしてしまうのがもったいないので、サラダにしてバリバリいただいています」
とおいしくいただいていることをお伝えしました。
長有研さんは長崎県南島原市で玉ねぎ・じゃがいもを生産しているとのこと。
「火山灰被害はないんですか?」とお聞きすると台風の被害の方があるとのこと、南ならではの悩みですね
品種は出島。男爵とともに2大横綱品種だそうです
じゃがいも・玉ねぎ、日頃のメニューに欠かせない食材。産地指定がないので、もしかしたら今までいただいているかも
あいづグリーンネットワークさんからは雪下キャベツのお話をお聞きしました
雪の下でキャベツが冬眠するそうです
雪の中でキャベツが凍ってしまっても、復活するそうなんです。そして甘みが乗るとのこと
収穫が大変。生産者さんが年配になって、雪かきをして1個を収穫するのに15分かかることもあると
カタログに出ても、欠品のこともあるそうです。
パルシステム連合会主催の産地交流もあるそうなので、雪下キャベツを見たい方は産地に行ってみてください
ここで席を移動してのお昼
去年は移動なしのお昼だったので、うれしい~お一人でも多くの生産者さんとお話がしたいから
お弁当は…お腹がすいてて写真撮る前に食べちゃいました…ごめんなさい
JAみどりののお米や日本のこめ豚ロースのとんかつ、天日干しのさわら、かながわのアカモクのお味噌汁、藤沢のすくすくパン豚のしゃぶしゃぶなどなど
すっごく豪華なお弁当でした
お食事をしながら、青森つがるロマンでおなじみのJA津軽みらいさんたちとお話しました。
「寒い地域だから冷害などがあるんですか?」と聞くと反対に暑くてお米が割れてしまうことがあるとのこと
そんな悩みがあるんですね~びっくりです米は暑いのには強いのかと思っていました
お米以外にもニンニクも生産されているとのこと。
生のニンニクをすると大根おろしみたいなんですって
でも素手で汁に触ると指紋が溶けちゃうくらい刺激が強いそうなので、食べる方はほとんどいないそうです
「後継者はいらっしゃるんですか?」とお聞きすると「TPPがどうなるかわからないから、息子は会社勤めなんだよ。先が見えれば継いでもらいたい…でも子供に苦労させてくない」
が~ん安定した収入の見通しがない…米農家さんでもそう感じるんだ。お米いっぱい食べなきゃ
食事の後は自由時間
佐原農産物センターさんの机に
様々な種類のお野菜を作られています。わが家にはよく人参が届きます
藤沢エリアはまだ直接交流はありませんが、ゆくゆくはエリア交流してみたいということでごあいさつ
「佐原農産物センターと産地交流がありますが、どんなことをするんですか?」と聞いてみると
「とにかく色々収穫してもらいますよ~お土産もたくさん。持ちきれないときは宅急便で送る方もいますよ」とのこと
すっご~い 一緒に聞いていた方と「行きたいね。行きましょう」と盛り上がりました。
続いておなじみJAみどりのさん
思わず「ただいま~」と毎回言ってしまいます
先日の料理教室の感謝を伝え、次年度もエリアとして交流させていただくごあいさつ
一緒の席になった方は、公開確認会の報告時お隣になった方でした。
「さきほどとても交流が楽しかったとお聞きして…」とぽんた産地交流の広報出来てる
JAみどりのさんとの交流の模様は書ききれないのでブログをご覧ください
最後は米沢郷牧場さん
話はちょっとそれますが、みなさん映画「フードインク」ってしっていますか
見るとちょっと怖くなってしまいますが…
同じ面積で1作るより2作る方がコストが下がる。
短い期間で大きく成長させれば、可食部が増える→コストダウン。
短期間で成長させるために薬を与える、運動も出来ない狭いところで育てる。
想像してみてください。通勤電車の中で一生暮らすこと
寝るのも食事をするのも排泄するのも…病気にならないよう薬も与えられる…
たしかに高いより安い方が家計には嬉しいですよね…でも鶏肉の中にどんな不安要素が隠れているかは見えない
「○○メーカーの○○」全く同じものを買うなら1円でも安い方がいいに決まっています。
でも鶏肉とか豚肉などはみんな同じではないんです。
もし値段の横に育った環境が書いてあったら…どちらを選びますか
米沢郷牧場さんでも以前公開確認会が行われています。
ぽんたはまだ中級監査資格がなかったので行きませんでしたが、
「JAみどりの」と同じように組合員との約束が守られているという確認ができているそうです
責任のないコストダウンは薬や密度を上げるのが一番簡単なんだそうです。
米沢郷牧場さんでは資源循環型で少しでもコストダウンできるように努力されているそうです。
海外からのエサに頼っている養鶏場は、運送費を削減するため沿岸部に多いそうですが、米沢郷は山間部。
そのため飼料米も使っているそうです。その方が肉質、味もいいそうですよ。
価格に興味がわき、スーパーで○○鶏とブランド化されているお肉と米沢郷鶏の価格差を見たら、安い場合の方が多かったです。
どんな育ち方をしているかは神奈川ゆめコープの商品図鑑「米沢郷鶏」をご覧ください。
自信があるから「米沢郷」と名前を商品に付けられるんですね
米沢郷牧場さんが「安心・安全って言っても、その人その人に基準があるからね」とおっしゃっていました。
なるほど、納得や理解ができないと安全だよ安心だよと言っても伝わらないですよね
そして「(養鶏を)やっていて面白い」とおっしゃっていたのが、とてもステキでした
来月から消費税が上がり、家計圧迫で頭が痛いぽんたですが、家族の健康を守るのも大切
同じお金をかけるのなら、サプリメントや薬にお金をかけるよりも、安心・安全(ぽんた基準)にお金をかけたいな
ぽんたが購入することで生産者さんたちが「後継者と作ろう」と思ってもらえたらいいな~
今日聞いたお話を上手に伝えられるように頑張ります
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