JA新みやぎ「お米の学習会」
こんにちはぽんたです
暑い日や寒い日があり、4〜5月の例年の気温はとわからな くなる日が多く、身体のストレスも負担も高くなりますね。 そこへ来てのコロナ感染者増
大型連休も県外どころか市外に行くのですら気が引けますね
まして遠方の産地訪問なんてもってのほかという状態
今年もJA新みやぎを交流産地に選んだ湘南エリア
神奈川からどうしたら交流できるのか
ネット社会に移行した今だからこそ出来る産地交流を模索し て、チャレンジした「お米の学習会」
田植えから収穫までの学習会は今までもあったけれど、種もみから 育苗に目を向けた企画はなかったはず
オンラインだからこそなかなか見ることのできない種もみの管理や温湯消毒(種もみの消毒を薬剤を使わずに行う)の話を聞きたい
まして遠方の産地訪問なんてもってのほかという状態
今年もJA新みやぎを交流産地に選んだ湘南エリア
神奈川からどうしたら交流できるのか
ネット社会に移行した今だからこそ出来る産地交流を模索し
田植えから収穫までの学習会は今までもあったけれど、種もみから
オンラインだからこそなかなか見ることのできない種もみの管理や温湯消毒(種もみの消毒を薬剤を使わずに行う)の話を聞きたい
そこで今回の学習会は種もみ管理から育苗までに特化した内容になりました。
4月10日 10:00~11:30
ZOOMを利用したオンライン企画JA新みやぎの生産者による
お米の学習会「環境にやさしい米づくりってなんだろう」を開催
ZOOMを利用したオンライン企画JA新みやぎの生産者による
お米の学習会「環境にやさしい米づくりってなんだろう」を開催
会場は参加者の自宅、生産者のハウスやご自宅
事前に「JA新みやぎのおいしいお米体験セット」とJA新みやぎ「ひとめぼれ」の試食米を宅配便で送ってあったので、はじめに組合員からの自己紹介とお米の感想をいただきました
炊き立てがふっくらもちもち、おいしいという感想はもちろん、冷めてもおいしいとみなさん大絶賛でした。カレーで試食した方はカレーに負けない味と。参加してくれた高校生もお弁当がおいしいとみなさん大満足だったようです
いつも予約登録で届くぽんたは毎日食べているので改めて「そうだよね~うんうん」とうなずいてばかりでした
田植えまでの工程はなかなかお話を伺うことも少ないのですが、まずはほかの植物同様、「種」からお米はできます
JA新みやぎでは各生産者が種もみを準備するのではなく、農協の方で「温湯消毒」された種もみを使用しています
「温湯消毒」とは
62℃5分間、お湯につけて消毒する方法です。JA新みやぎでは銘柄ごとに袋を色分けし、結束バンドでしっかりタグをつけています。銘柄が混ざらない工夫が播種(種まき)までしっかり色とタグでされています。消毒された種もみは冷水で冷やされ、脱水され、乾燥され、それぞれの生産者の元へ届きます
届いた種もみは各生産者宅で10日~2週間程度水漬けされ「催芽作業」へ
作業工程を見せてくださった生産者、砂金(いさご)さんは水漬けの苦労について「水温管理はもちろん、積算温度(100℃)管理が大切。2~3日おきに水の交換をします」とおっしゃっていました
催芽作業とは
種もみから出芽を均一にするための作業
30℃のお湯に24~36時間漬け、1mm程度発芽したら軽く乾燥させ「種まき(播種)」へ
種まき(播種)作業は
土を入れた育苗箱を機械に流すと、自動で水がまかれ、1枚当たり130g~150gほどの種もみが自動で撒かれますその後も自動で種もみが見えない程度(約1Lほど)覆土され、その後は手作業で軽トラで「育苗」ハウスまで運ばれます中継は生産者、星さんの作業場からでした。星さんのお宅は2品種1400枚程度の育苗箱を作るそうです。砂金さんは2200枚程度いくら機械で自動化されたとはいえ、大量の育苗箱を腰を曲げながら行うのは大変そうです
星さんのお宅では育苗ハウスを使って育苗されていました。他にも昔ながらの苗代(田んぼに水を張ってビニールトンネルで保温)でされる方もいるそうです。
温度と水分が大切なのでハウスに並べた後、保温や直射日光による水分の蒸発を防ぐためにシートをかけ、7~10日ほどしたらはがし、出芽を待つそうです水分管理ではプール育苗という方法もあるそうです温度管理はハウスの開け閉め。なので天気を見ながらこまめにするんですってこれでやっと田植え
生産者の元では水漬けに始まり、種まきが4月10日ごろ、田植えが出来るのが5月10日前後。その間1か月以上もこまめな管理が必要なんですね田んぼでの作業ばかりに目が行っていましたが、こんなに大変なんですね改めて日々頂いているお米に感謝です
JA新みやぎとパルシステムのお付き合いは1990年ごろ始まったそうです。その3年後、1993年の夏、80年ぶりの記録的大冷夏に襲われた日本。当時のJAみどりの(現JA新みやぎ)も例外なく大凶作日本中から国産米が消え、店頭にはタイ米やカルフォルニア米が並びました。ぽんたはまだ学生でしたが、しっかり記憶にあります。JAみどりのの生産者も「宮城県外に米を出すな」と言われていたそうですが、「パルシステムと出荷の約束をして作付けしたから」と約束通り出荷してくれたそうです
高値で取引されていたにも関わらず、約束通り。その約束から1995年に生まれたのが「予約登録米」制度
メリットは
産地には
・年間出荷量が約束される
・年間出荷量が約束される
・栽培計画が立てやすい
組合員には
・定期的に届く
・有事の際も優先的に届く
・紙面のセールと連動
とお互いにWINーWINなんです
産地との約束、それが「予約登録米」
今年度、ぽんたと一緒に「予約登録米」で産地を買い支えてみませんか?
5月4回まで受け付けています。お申し込みは
5月4回まで受け付けています。お申し込みは
この企画で知らなかった作業がたくさんあり、今まで以上においしく味わって食べて支えていこうと思いました。一緒に参加した娘2号も久々に産地の方々(特に三神のじいじ)に会えて喜んでいました
顔が見える交流っていいな~娘2号も部活等で産地には5年以上行っていないのに、日々食べているお米で繋がっているんだなと思いました。早くコロナ禍が収まって画面越しでなく交流したいな
頂いた育苗セットを使って、湘南エリアのメンバーも育苗チャレンジしています 生育状況はまたブログで紹介しますね
播種で忙しい中、企画に快く対応してくださった生産者の皆さん、JA新みやぎ職員の皆さんありがとうございました今年もおいしいお米楽しみに待っています
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